新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

五行に何が出ると良いか?

2017年09月30日 | 今日の出来事


上図は或る男性の命式です。
彼の命式は…
日干:癸で、命式の天干の並びは月上の傷官を中心とする正財と正官との並びの命式です。
天干の気の流れは傷官→ 生財→ 正官 と流れ、優しさ(財星)と責任感(官星)もあり、食べるにも困らない(傷官が正財を生ずる)良い並びの命式です。
また、五行図を見ると、印星(金)が不及で比肩(水)も1つしかありません。
比肩(水)は我を表し、この比肩が命式全体をコントロールすることになります。
優しく責任感があることは良い事ですが、比肩(水)が1つで比肩を生じる印星(金)が無いのが気になります。
言い方を変えれば、優しさとは抱きかかえることであり、責任感とは背負うことです。
この方の命式の場合は、1個(●)の自分(比肩)で、4.5個(●●●●△)の財星を抱きかかえ、2個(●●)の官星を背負います。1個で6.5個を相手にするのと同じです。
優しく責任感もあり良い人なのですが、少々バランスが悪いので疲れてしまいます。
目の前の現実(財官)のみにとらわれずに、本質や生き方(印星)に意識を持つと良いかも知れませんね…。
行運(大運・流年)に印星が来る時に運気が上昇します。

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