新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

来年は「戊戌」の年。

2017年11月01日 | 今日の出来事


来年(2018年)の干支は「戊戌」です。
戊(つちのえ)の五行は、「土」ですし、戌(いぬ)の五行も「土」です。
ですから、来年は、少々土に星が固まりやすい年ともいえます。

先日、免状を取得した生徒が質問に来ました。
何人かの人を鑑定(占う)したが、少々気になったらしい。
話しを聞いてみると、「戊」日干の人が多かったとのこと。

「戊」日干の人は、今年が「印綬 死」の流年なので、何かと考えやすい傾向がある。
なるほど、と思った。
印綬の年は、外的な活動力は減退するが、その代わりに自分の内面を見つめる様な時期ともいえます。
自分自身を振り返り、足元を固める時期ともいえます。
また、その印綬の十二運に「死」が付いていると、まるで比肩の様な現象が表れる場合もあります。
悩みやすい時期ともいえますが、悩むことが必要な時期ともいえます。
人によっては、悩んで考えて、軌道修正が必要な場合もありますね…。

何故かというと、日干:戊の方の来年(2018年)の流年は、戊戌:比肩 墓 となります。
比肩というのは、新しい出発という意味もあります。
新しい出発が始まるということは、何かが終わることでもあります。

また、比肩星は財星(宝)を尅す星でもあります。

上図は、ある架空の男性(日干:戊)の命式です(2018年の流年)。
この方の命式は…
・生時不明ですが、日干:戊の天干に偏財と比肩とが並んだ命式。…年上の比肩が月上の偏財を尅す。
・2018年の行運は土の専旺干支の比肩が重なり、命式本体の年上の比肩と相まって、月上の中心星である偏財が尅されます。
・また、辰戌が冲して墓庫が開く年。
・五行に目を移すと、8個の比肩が2.5個の財星を土尅水と尅します。

四柱推命は運勢の天気予報の様なものです。
予報に合った準備をすると良いですね…。
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コメント (10)
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