新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

心や立場が変わると見える景色が変わる(5)

2019年03月11日 | 四柱・その他
さて、夫婦となった男女は互いに愛し合いながら頂上に向かって登ります。
重力に逆らい山に登るのは辛いですが、そこに愛があれば楽しいものです。
愛は生きる希望であり、エネルギーの源ですね…。

愛と恋についてネットで検索してみたら、この様な見出しがありました。

恋は自分本位で、愛は相手本位。
恋は求めるもの、愛は与えるもの。
恋は一時的で、愛は永遠。
恋はときめきで、愛は信頼。
恋は心配で、愛は安心。
恋愛とは言うが、愛恋とは言わず、恋は先にあり、愛へと変わるもの。

う~ん!…そうなのかも知れません…。

先のブログでも書きましたが、最近の離婚率は恋愛結婚の場合は40%。
好きで一緒になっても10人に4人が離婚…
恋愛ですから、最初は恋をする訳ですね…
男女が一生を連れ添うには、自分の気持ちを恋から愛に昇華させる事が必要かも知れません。

人を愛するということは難しいことです。
自分の心が愛で満ちていないと、人を愛する事は出来ないかも知れません…。
その為には、まず、両親からの愛を思う存分受ける事だと思います…。
両親が互いに尊敬し、愛し合う姿を見て、他を尊ぶ愛を学ぶのだと思います。

そして結婚。
次のステージへの出発です。
相手を与えられるということは最高の喜びだと思います。
夫婦は互いが宝物です。
そして、夫婦としての山を登ると、見える景色が変わってきます。

そして、しばらくすると子供が生まれます。
子供は二人の愛の結晶ですね…
子女を授かることを通して父母になれます。
そして、父母としての責任を全うすることを通して子供はスクスクと育ちます。

男の子→ 夫→ 父→ 祖父
女の子→ 妻→ 母→ 祖母

其々の立場を全うすると、見える景色も深まります。
そして、万人を愛する心が育つのだと思います。

推命的には…
○ 子供の様な星(変通星)
  ・天干に比劫が並ぶ(多い)命式…自己主張が強い。比肩が悪く働くと俺が俺がと自己主張が強くなる。
  ・食傷(食神・傷官)は思春期の様な星。敏感で感受性が強く、傷つきやすいところが多い。

○ 壮年から晩年の星(変通星)
  天干に40代~50代を表す官星や、老年期を表す印星が並んだ場合や五行にそれらが多いと、若くてもオジサン的になる。
  特に印星太過の場合は、お年寄りとの縁が多くなる。
時々、ご夫婦で、この様なカップルの方がおられます。…この様なカップルの場合は、相手を理解するまでに時間がかかるかも知れませんね…。

○ 比劫が多い人は、自分では相手を愛しているつもりでも、相手から見ると、それは愛には感じられない場合も多い。
  俺はお前をこんなに愛しているのに…、妻から見ると、自己本位の愛にしか感じられないのかも知れない。

○ 天干に劫財と正財とが並ぶ命式で、劫財が正財を強く尅している場合…宝(正財)と、それを尅す(劫財)並び。
  行運(大運・流年)で、それを中和する時期は良いが、より尅す時期は注意が必要。

○ 上記に似ているが、女命で、天干に傷官と正官とが並び、正官が強く尅されている場合も注意が必要。
  この様な命式を持つ女性は、比較的優しい男性と結婚した方が良いかも知れません。

その他、相手を愛そうと思っても、上手く行かない場合も多々あります。
その辺が相性や縁が深いかどうかというところなのだと思います。
男と女は宇宙の半分と半分、一つになれれば宇宙を手にすることが出来ますが…

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コメント (5)
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