新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

比肩が中心星の愛の傾向。

2019年03月31日 | 四柱・その他
「愛」とは、本来“相手が何を欲しているか”を考え、応えてあげようとするものです。
ですから、相手の願いが分らない限り、愛することはできません。
「自分は愛したのに、相手は理解してくれない」といった悩みをよく聞きますが、その多くは愛の押し売りになっている場合が多いものです。
私も その一人かも知れません…

本日のタイトルにある比肩について記入します。
「比肩」
・日干と同一の天干。同一五行で陰陽も同じもの。
・自分、我、分離、個性を表す。
・六親では自分自身、兄妹姉妹、ライバル、同僚等の意味がある。
・財を尅す作用がある。
・兄弟星、自星ともいう。

一口で言えば、比肩が強い人は「自分の思い」が強いということですね…。
自分軸が確りしているので、ちょっとやそっとの苦労には負けませんが、負けず嫌いで自我が強く、「自分」が納得したいという思いが強い人が多いです。
その為に、自己満足的な愛になりやすい傾向があります。
特に、主体性の星が比肩で、その比肩が太過し、それを抑制する星が無い場合は、「人生に別れは付きもの」という様な気持ちになる傾向があります(その様な環境を与えられる場合もあります)。

例えば、月上に旺相する比肩(分離運)が出ている場合、大運の最初には必ず旺相する比肩が巡って来ます。
この場合、小さい頃の環境が恵まれない場合も多いものです(比肩は家庭を表す財星を尅すので、両親が不仲だったとか単身赴任で居なかった等もあります)。
内的な愛の土台を築く時期が冬の様な運気…何かの役目があるのでしょうか…?
ご自分の命式の長短を知って、命式をコントロールできる自分になりたいものです。
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