新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

偏印

2020年07月11日 | 四柱・その他
四柱推命の変通星に「偏印」というものがあります。
偏印を持つ方は知的好奇心が旺盛で、表に出ない裏の世界に関心を示す方も多い様です。

同じ印星に「印綬」という星がありますが、印綬は学問・古典芸能・栄誉という表の星ですが、
偏印は目に見えない精神性(スピリチュアル)の星で、数理という象意から技能の星とも言われています。

偏印を持つ方は、表に出ない裏の知的欲求から、占い等に関心を持つ方も多いのですが、少々飽きやすいところも多い様です。

また、六親では、印綬は実母を表し、偏印は義母という意味があります。
義母ですので、お祖母ちゃんとか、保母さん等、母以外の母の様な人という意味があります。

先日も、あるお嬢さんの命式を見ましたら、月上の中心星に「偏印」が輝いていました。
その方に、あなたはどなたに可愛がられましたか? と、尋ねると、母親が仕事でい忙しかったので、私は「お祖母ちゃん」に育てられました。
私は「お祖母ちゃん子」ですとのこと。

不思議なものですね…。
命式の中心星に「お祖母ちゃん」を意味する偏印が輝いていると、その様な環境を自然に与えられるのですね…。

「運」とは、成り行きや優先順位の様なものです。
命式の中心星(月上)に正官が輝き(例えば長生・冠帯・建禄)、その正官の隣に印綬が輝ていれば…
男性の場合、「官印両全の命」と言って、目上の引き立ても良く、大運に恵まれれば、社会的に出世する可能性は大。
女性の場合は、家庭よりも仕事で頑張ってしまう傾向も出てきます。
勿論、当の本人も、仕事や社会に対する優先順位が高く、そして、その様な環境が自然に引き寄せられてくるのですね…。
命式という遺伝子にコントロールされている様な感じもします。

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コメント (5)
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