新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

六親(ろくしん)

2021年05月24日 | 四柱・その他
六親とは父・母・配偶者・兄弟・子女・自分の六親骨肉のことを言います。
例えば、妻子の有る自分は誰かの子であり、夫であり、父であり、兄弟であるという様なものです。
六親の良い命式は、これらの関係にも恵まれやすいとも言えます。

六親の見方には…
1. 天干星の変通星による見方。
比肩…自分、兄弟姉妹、同僚、ライバル。
劫財(敗財)…兄弟姉妹、義理の兄弟姉妹、同僚、
食神・傷官…女命では子女。
偏財…父親、男命では妾。
正財…男命では正妻。
偏官…男命では子女、女命では正夫。
正官…男命では子女、女命では偏夫。
偏印…義母、おばあちゃん、母の兄弟。
印綬…実母。

2. 命式の柱毎の見方。
日干…自分。
日支…配偶者。
月柱…両親(兄弟姉妹)。月干…父、月支…母。
年柱…祖父母、あるいは先祖。年干…祖父、年支…祖母。
時柱…子孫。

変通星に付く十二運によってもその六親運の強弱が出てきますし、
各柱の刑冲によっても関係性の良し悪しの違いが出てきます。

因みに比肩の強い命式等の方は、「自分・分離」という世界が強く、人間関係では比較的孤独になる場合もあります(比肩を抑える星が弱い場合)。
食神や財星、正官、印綬等の吉星が並ぶ方は、比較的人間関係を大切にする傾向があると思います。
しかし、食神や財星等の優しい星が並び、且つ比肩が弱い場合は、自分を主張できずに、心の中に葛藤を持つ方もおられます。
また、吉星故に、ややもすると保身に走る場合もあります。…正財・正官・印綬等。
ご両親は、お子さんの命式をしっかりと理解し、お子さんが、自分に自信を持てる様に導くと良いかも知れません…

植物も、枯れてはならないと水を与えすぎると、その植物は自力で根をはることが出来ません。
そして、自立できなくなる場合もあります。
しかし、水が少なすぎると、植物は枯れてしまいます。
お子様の命式を理解し、命式に合った育て方が出来れば良いのですが…。
特に、お子様が小さい頃は、母親の影響を一番受けるものです。

お子様の命式もそうですが、お母様ご自身の命式の特徴を知ることも大切だと思います。
ご自分の命式を知ってみると、「目から鱗」となる場合も多いものです。

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