新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

縁があるし、相性も良いかも…。

2021年05月28日 | あのひとの命式


上図は、ある女性同士の命式です。
Aさんは20代後半の独身女性。
Bさんは60代半ばの既婚女性。
親子以上の年齢差の二人でしたが、何となく相性が良さそうでしたので二人の命式と五行図、
そして、干合・支合や三局、並びに合体した五行図を出してみました。

(Aさんの命式)
・日柱:癸亥。
・天干の並びは月上の正財を中心とする傷官と食神との並びの命式(傷官生財格)。
・五行図(A')を見ると木の食傷が5個分(●●●△△)と固まり、五行上では過傷官の命式。
・過傷官の命式は、とても敏感で繊細な性格、Aさんの様な方は特殊な才能(感覚)で財を作ることもできると思う。
・食傷が固まり過ぎるので、食傷の気を抜く火の財星があると良い。
A’はAさんの五行図です。

(Bさんの命式)
・日柱:癸亥(偶然にもAさんと同じ)。
・月上の印綬を中心とする傷官と正官との並びの命式。
・12運は日支が帝旺で、それ以外は全て絶。
・五行図(B’)を見ると火の財星が3.5個とやや固まっている。
・繊細で内面には優しさを持った家庭的な女性だと思う。

日柱が同じ二人だが、木に星(●)が固まるAさんにとっては、火の財星を持ったBさんとの関係は吉。
Aさんにとって一番必要なのは火の財星…優しく情を受けとめてくれる財星(家庭的)が多い人が良いのだと思う。

次に二人の命式同士のの干合・支合・三局を出してみました。
二人の命式の組み合わせで干支合や三局が生ずると縁が深くなると言われています。
干合は精神的なご縁、支合や三局は現実的な縁と捉えることも出来るかも知れません…
・干合…2本。
・支合半会…8本。
・三局…1本(寅午戌の火局)。
通常、3本以上あると縁があると言います…
全部で11本のご縁がありました。
お二人は、何かと縁があるのでしょうね…
寅と戌とを持ったAさんにとって、午が来るのは嬉しいものです。
寅午戌と火局して火の財星(▲)が生じて気持ちも安定し気の流れも良くなると思います。
五行図のC’はA’とB’とを合体させたものです。

通常はこの様にも言えます。
二人の命式から干支合を出してみて、干支合から生じた新たな五行が、自分の命式にとって必要な五行となる場合…
その人と縁を持つと自分の運が良くなるともいわれています。(俗にいうあげまん:内助の功といえるかも知れません…)。
さあ…あなたと彼との関係はどうでしょうか…?
実際の鑑定は、命式や行運全てを見て判断しますが、この様な見方も出来ると思います。

世の中は全て陰と陽、女と男しかいません。
男は天で女は地。天と地は同じ人間でもずいぶんと違います。
特に財星の無い男性は、女性のことを研究する必要があると思います。
また、官星の無い女性は男性のことを研究すると良いと思います。
夫婦が中々一つになれない場合は…
1. 男と女の違いをはっきりと理解すること。
2. お互いの命式の特徴を知ること。
3. 今がどの様な時かを知ること。
4. 自然界(宇宙)の法則を知ること。
5. その対処方法を知ること。
上記1~5がしっかりと理解できれば、夫婦関係や家族関係はずいぶんと良くなると思います。
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