この様な時には鑑定を…③

さあ、お子さんの名前が付きましたね…。
名付けのポイントは…
1. まず、お子さんの生年月日刻を干支に置き換えて命式を作成。その命式や五行に必要な五行の意味を持つ漢字を使う。命式の作成
2. なるべく吉数の字画を用いる（人格・地格・外格・総画等）。
3. 人格を中心に天格・地格・外格との五行の関係が良くなるように…。
4. 姓と名との接点が陰陽の異なる字画の方が良いとも言えます。
5. その他様々。

四柱推命で赤ちゃんの命式を出した場合、月上に比肩（敗財）等が出ている場合…
大運の最初が必ず比肩（敗財）になります。
比肩は分離や孤独を意味する星（変通星）ですので、一番愛情が必要な時期に、何らかの事情で愛情が受け難くなる場合も出てきます。
例えば、その子が産まれた頃に両親が忙し過ぎた…とか、直ぐに弟や妹が生れて、両親の気持ちがそちらに向いていた等…様々あります。
「三つ子の魂百まで」という諺がありますが、小さい頃の親からの愛情やスキンシップはとても重要です。
3歳迄、あるいは小学校へ上がるまでに十分な愛情を受けられない場合、思春期や成人後に3倍ぐらい愛情を注がねばならなくなる場合も出てきます。
情を育む教育…これは、心の土台となるとても大切なものだと思います。

特に、傷官が強い命式を持つお子さんの場合、ガラス細工の様な敏感な感受性を持たれた子が多いので、言葉使いには注意が必要かも知れませんね…
また、お母さん自身が辛い大運の場合（敗財の大運等）、知らぬ間に娘に愚痴を言っている場合もあります。
この場合、娘さんの心がゴミ箱代わりになっている場合もあります。
強い性格のお子さんなら、ママ、いい加減にしてよ！と言いますが、優しいお子さんの場合は、少しずつダメージを受けている場合が多いものです。
それらのダメージは思春期や運気が下がった時に吹き出て来ると思います。

日柱は自分と配偶者の柱、そして時柱は子供の柱と言われています。
故に日柱と時柱が尅の場合は、親子関係に注意の暗示も出てきます。
例えば…
日干が丙で、
月支：子
日支：午（羊刃）
時支：子
等の場合、自分と親や子供の関係がスムーズでない場合が多いです。
特に命式中に比肩が強く出ているとその様な傾向が強くなります。
この様な場合、小さい頃の育った環境が整わない場合も多いものです。
小さい頃の大運…良い大運に恵まれると良いですね…。

そして、男の子の場合は命式中や五行に良い官星（正官・偏官）があると良いですね…。
官星は社会性や責任感を表す星です。
それでは、官星が不及の場合はどうしたら良いのでしょうか…
官星はルールや組織を表す星ですので、ボーイスカウト等に入れて子どもの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育むのも良いと思います。
命式中の不足の部分を補うような工夫をされると良いと思います。

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