新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星の吉凶(偏印・印綬)

2022年10月23日 | 四柱・その他
季節で譬えれば稔の秋。
人間なら、65歳以降の晩年期を表します。
稔の秋…良いですね。
我が家の近くの田んぼも稲刈りが行われ、農家の庭には黄色い柿の実が鈴なりです。
今年は柿の実が豊作とのこと。
命式本体では時柱が晩年期を表し、60歳を過ぎると時柱が気になります…。
晩年になったら、夫婦二人で出発した人生ですが、子供達も結婚し孫が沢山できれば嬉しいと思います。
その様な状態が稔の秋の様なものかも知れません…。
変通星で言えば旺相した印綬がそれにあたるかも知れません。
逆に、印星の十二運が死墓絶と休囚していると、稔が少ない秋とも捉える場合もあります。

また、印星は比肩(自星)を生じる星でもあります。
良い印綬等が出ている場合は、身内や目上の援助の引立てを受けられる暗示も出てきます。
しかし多過ぎると(多印星)、過保護から依存性が強くなるので注意も必要だと思います。

また、印星は思考の星でもあります。
適度な印星は程よく考えることが出来ますが、太過する場合は考え過ぎてネガティブになる場合もあります。

何事もほどほどが良いのですね…
多過ぎても少なすぎても良いとは言えません。
何かが多いということは他の五行が無いという事ですし、多過ぎるということはそこに執着し過ぎる傾向があります。
また、無い(不及)ということは、そこの意識が薄い(抜ける)とも言えます。
一年には四つの季節がありますが、四つの季節がバランス良くあると過ごしやすいと思います。

最後に、偏印と印綬とは裏と表の様な違いがあります。
共に知的好奇心は旺盛ですが…
偏印は表に出ない裏の事に興味を持ち、印綬はステータスな世界を欲します。

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