旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

◆沖縄本島・恩納村 2日目

2011年08月17日 | ◇◆子連れ時代の旅

【8月17日】
7時頃目が覚めました。
「恋は水色」のメロディーの村内放送は、3年前と変わっていませんでした。

部屋の窓から遠くに海が見えます。いいお天気です



ダイビング初日の今日は、子どもたちは保育園にお世話になります。
9:30から予約しているので、間に合うように歩いて行きました。

宿から出て、海の方向を見ると保育園があります。


カメラをズームするとかすかに見えました。


宿を背にして進むと、このような分かれ道に出ますが、ここを右に曲がります。


あとは道なりに進むだけ。


途中で子どもたちの元気な声が聞こえてきます。


再びズーム。


道は左に大きく曲がり、正面に マリンクラブ ナギ が見えてきます。


保育園も場所の詳細が分からなかったのですが・・・マリンクラブ ナギ の隣でした。
(古い地図には、太陽の子保育園で載っているようです。真栄田岬ダイバーズハウスからは子どもの足でも数分です。)

子どもの森保育園です。こちらは12歳までの学童も利用可能です。




持参した一時預かり利用書を提出して、利用手続きは完了です。
(一時預かり利用書は園にも用意されているので、この時に記入することもできます)
保育終了時刻は、事前にガイドさんにおおまかなスケジュールを尋ね、「4時くらいまで」と伝えました。

先生の対応はとってもやさしい感じでした。
月極め利用の保護者の方ともお会いしましたが、笑顔であいさつしてくださいました。

園庭では大きい年齢のお子さん達がリレーの真っ最中。

足元は、靴、ビーサン、裸足・・・と色々でした。

小さいお子さんは教室の中で朝の点呼中でした。

ぺことこぼーずは、それぞれ園庭で遊ぶように言われました。
水分補給用の水は用意されています。

一時保育は今日から4日間で予約をしていました。
でも、子どもたちの様子をみながら“お留守番”の可能性も探っていたので、明日以降キャンセルする可能性があることも伝えていました。
結果、お泊まり保育等の行事があるらしく、明日以降はキャンセルした方が都合がよさそうな感じでした。


宿に戻り、ダイビングの準備を始めます。
今日からお世話になるシーウィーズは宿と同じ建物の中にあります。

器材の洗い場・干し場等の様子です。



「10時に出発」と言われていたので、器材をメッシュバッグに入れて置いておきます。
持ち物は、飲み物、ランチ代、タオル、ランチの時に着る乾いた衣類等です。

今日から潜る常連のゲストさんが、小1ともうすぐ2歳の2人のお子さんを連れて来ていらっしゃいました。
ご夫婦で交代でダイビング&子守をするそうです。


今日のポイントは残波岬です。

灯台には観光客がけっこう来ていました。
この近くに残波岬公園、残派岬いこいの広場があります。いこいの広場には小動物と触れ合えるコーナーもありました。
残波ビーチもあり、常連ゲストのママさんとお子さんはそこで過ごしたそうです。
トイレは駐車場にあります。

詳しくはこちらにも載っています。沖縄県残派岬エンジョイガイド


では、いよいよダイビング開始・・・。


エントリーポイントまで足元の悪い岩場を2~3分歩きます。
岩の裂け目あり、ぽっかり空いた穴あり・・・危険で大変です


やっとここまで来ました。

ジャイアントで飛び込んで海面でフィンをはきます。

振り返ると灯台が見えました。


1本目はスーパー残波
水温は26℃台、透明度は15~20mでした。

岩と岩の隙間を抜けたりトンネルを抜けたりと、地形の面白いポイントです。




レモンイエローからカルピス色に変わったカエルアンコウを探しに行きましたが、今月上旬の台風9号通過後より行方不明とのこと・・・
ロウニンアジが2匹いたようですが、私は見れませんでした。

こちらのDSでは、ドーンと深く潜って後半は5mくらいのところで過ごし、知らない間に安全停止が終わっている・・・というパターンが多いです。



1本目終了後、お昼休憩になります。
(ダイビングが終わるたび、ポリタンクの水をシャワー代わりに浴びて着替えます。)
ランチタイムをゆっくりじっくりとるのもこちらのDSの特徴です。
(深めに潜ることが多いので水面休息もたっぷり~


ランチの前に
明日の朝食用のパンを調達するため、おいしいと評判のパン屋さんに寄ってくださいました。
2本目終了後に寄るとあまり残っていないとのことです。
パンはお店に預けて、ダイビング後に再び寄って受け取ることが可能です。
他、コンビニなどもお願いすれば寄ってくださいます。
(レンタカーなくても大丈夫ですね~・・・

本日はこちらのオーシャンズピザでいただきます。


ピザ、サラダなどが食べ放題。(ドリンクバーもあります。)



いつもダイビングの合間のご飯は控えめですが・・・ついついお腹いっぱい食べてしまいました


14:00より2本目の準備を始めました。(別行動でランチを食べ、再集合することも可能です。)
さっきと同じ岩場を歩いてエントリーですが・・・ちょっと波が出ています


水面移動もけっこうありました。

ポイントは三連ドームです。

洞窟に入る前にシンデレラウミウシがいました。


洞窟の奥で見れたのは、メレンゲウミウシ。


サラサエビの仲間。


ノコギリガニのメス。

オスはハサミ脚がもっと立派なんだそうです。

では、洞窟を出ましょう・・・。


エキジット直前、ガイドさんから「海底の岩をつかんで進むように」と指示がありました。
確かに、引き波が強めで進むのに苦労します。

泡混じりの流れが前から来ます

間もなく「カメラをBCのポケットに入れるように」と指示がありました。
引き波はさらに強くなり、岩を必死でつかんで流されないようにするのがやっとです。

何度目かの引き波で、ついに岩から手が離れてしまいました。
あっという間に流され、私の後ろにいた常連ゲストの方が私の腕をつかんでくださいました。
私もこれ以上流されないようにもう一方の手で岩をつかみますが・・・

とうとう流されてしまいました。

・・・どっちに進めばいいんだろう・・・。
水面から顔を出して、進む方向を確認後、急いで海底まで潜降し、岩をつかんで前進しました。

「ここで流されてたまるか~~~」
力を振り絞って進みます。

前からは泡で真っ白な流れ。
視界が悪くなって恐怖感がupします。
ついに強烈な流れでマスクがずれました。

「私、遭難したかも~~~」

“覚悟”した瞬間、沖からの波が押し寄せ、私は浅瀬に打ち上げられました。
なんとそこはエキジットポイント。座っても上半身が出る水深です。
「もう流されてたまるか~~~」
へろへろになりながらも急いでフィンを取り、バランスをとりながら立ち上がりました。

「たっ、助かった~~~」
九死に一生を得るとはまさにこのことでしょう。

ちなみに、こんなに激しいことはあまりないそうです。
(常連ゲストさんも「20年通っててベスト3に入るすごさ」とおっしゃってました)
例え激しくても、大変なのはほんのちょっとの距離なんだとか。
(私にはものすごく長く感じた・・・)
また、ここは風が西~北寄りのときに荒れやすく、今日は南西の風のため波が出てきたそうです。
こんなにすごいんじゃ今後キャンセルしようかと思ったのですが、明日以降は風が南、南東と変わっていくので落ち着くでしょう、とのことでした。


帰る途中、保育園へ寄ってくださいました。(時間は16時過ぎでした。)

先生が「こぼーず~!」と呼ぶと、遊具で遊んでいたこぼーずが走ってきました。
近くにいた男の子が「こぼーずくんのお母さん?」と聞いてきます。

ぺこはシャワー中とのことで、その間に保育料の支払いをしました。
先生からは、「昼食は流しそうめんだったのでもしかしたら足りなくてお腹が空いてるかも知れません」との報告がありました。

ぺこが出てくると、1年生のSちゃんとEちゃんがぺこの横に来て、「明日も来て」と言います。
こぼーずのそばにも1年生のYくん(さっき「こぼーずくんのお母さん?」と聞いてきた男の子)が来て、一緒に歩いています。
3人は門まで来て、バイバイをしてくれました。

保育園からいただいた写真です。

園庭で遊んだほか、バイオリンの演奏者も来てみんなで聴いたそうです
(歌も歌ったけど、うちの子達だけ歌詞が分からなかったそうです・・・
お昼の流しそうめんは、園庭でやったそうです。
2人ともお友達もできて、とっても楽しかったようです


今日のアフターダイブは、琉球村へ行くことにしていました。(宿のすぐ近くだし、せっかくだから・・・)
この話をしたら、そのまま送ってくださいました。(感謝)



入園できたのは16:30頃でした。
サマータイム期間で、最終入園受付が17:30、営業が18:00までになっていたのはありがたかったです。
(色んな体験モノの受付は16時までで、それは残念でしたが・・・)






サーターアンダギーとお茶で休憩。


ぺこが「チョンダラーだ」と言いました。


三線の体験中でした。


製糖工場で水牛が働いていました。


記念撮影させていただきました。


子どもたち(特にこぼーず)の希望でハブショーへ。

ハブは透明な箱の中。 外に出すのは無毒のヘビです。

「ギャーッ もういいです

動物愛護の法律により、ハブvsマングースの決闘はなくなったそうです。

マングースは、今はその辺にたくさんいるそうです。

でもハブをやっつけず、ニワトリや、ヤンバルクイナなど希少な動物を襲ったりするので、害獣となってしまっているようです


琉球村の手前にある沖縄の駅 ちゃんぷるー(←音出ます)は、無料ゾーンです。
休憩や買い物、各種体験ができます。


ここでお祭りがあるようなので、楽しんでいくことにしました。


まずはシークヮーサーのかき氷を食べて一休み。


18:15からちゃんぷるー劇場で民謡ショーが始まりました。

前半はしっとり系の曲でした。
私は最前列で「芭蕉布」などをしみじみ聴いていましたが、他のお客さんの反応は今一つ・・・。
でも最後の曲は「ハイサイおじさん」で、たちまち手拍子が。
ノリのいい曲だとやっぱり違うんですね~。
終了時は拍手喝采でした。 (民謡ショーは20分ほどでした)

晩ご飯はここのうちなー食堂で買って食べました。

カレーライス(こぼーず)、冷やしそうめん(ぺこ)、ソーキそば(私)です。

19:00からゲーム大会です。

まずは子どもの部から・・・
数人エントリーした中に、ぺことこぼーずもいました。
ゲーム内容は、それぞれ歩数計を足につけて、30秒間で誰が一番歩数が多いかを競います。

チョンダラーの合図で「スタート


頑張る子どもたち。


結果は、ぺことこぼーずはそれぞれ2位・3位でした。
1位には賞品が、2位以降は参加賞としてここでのドリンク券がプレゼントされました。

子どもの部の次は、大人の部
子どもと違ってなかなか集まらないか・・・と思いきや、さっき参加した子どもたちのパパさんorママさんを中心に何人か集まりました。

そして私も・・・

大人の部は1分間でした。
とりあえず必死に足踏みします。
ハードなダイビングしてるのに、ここで体力消耗しちゃっていいの?と思いつつ、頑張りました。
でも、1分て長いわ・・・ 途中で限界がきて、足も上がらなくなりました

やっと1分。
結果は、「2位」でした。
1位の人、大きくて重そうな包みをいただいてたな~。(なんだろう・・・)
私も子どもと同じく、ドリンク券をいただきました。


20:00からのホタルツアーも興味深かったけど、遅くなってしまうのでここで帰ることにしました。
タクシーは、明るい間はたくさん待機しているようですが、今は一台もありません。
琉球村のチケット売り場(沖縄の駅 ちゃんぷるー内)でタクシーを呼んでもらいました。

琉球村から真栄田岬ダイバーズハウスまで、1メーター(500円)でした。


◆沖縄本島・恩納村 3日目 へ

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