おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

火鉢にあこがれる。

2006-01-05 04:28:40 | ぬくぬく火鉢ライフ
初売り…でもないけれど、大型DIYショッピングセンターに行ってきた。

年末にポラのフィルムが安かったので、買ったお店なのだが、品揃えはガテン系に偏向して豊富な感じだけれど、必要にしてかなり十分なジャンルで豊富。これはなかなかウレシイ。

何かお目当ての商品があったわけでは無いのだが、MTBとかアウトドア商品を眺めて質と価格を暗記する。そんなに買い急ぐ必要も無いので、まぁそんな感じで。

冬だからなのか、暖房用品も豊富にあって、なぜだか「練炭火鉢」がごろごろしていた。普通に、調理用なのだが、4~5種類出ていて、これはなかなかソソル。

秋にはこれで「秋刀魚」だろうと思うし、弱火でじっくり「個別焼肉」なんてのもたまらないし、かねてから「いつかは欲しい…」アイテムであったからだ。昔はもっと種類があったのだけれど、なんせ「直火」みたいなもんだし、調理にわざわざ使うなんてのは飲食店ですら限られているし、一般家庭で毎日…なんて時代じゃなくなったのも久しい。

でまぁ、昨今じゃ使用時に生じる副産物を利用した「れんたんすーさいど」なんかが持て囃されていたりもするので、なかなか種類を揃えて置いてあるお店も見なくなっていたのだが、なかなか壮観な眺め。1個千円足らずで、炭だの何だの買っても3千円もだせば一揃えセットで揃うワケだけれど、どうせなら「暖房」にも使ってみたい…って欲が出て来る。

と言うのも、一緒に「五徳」が売られているが、これが並んでいる「練炭火鉢」に使うモノでは無さそうなんである。おまけに「レディメイドな灰」もパックに入って売られているので、これらは「普通の火鉢用」として置かれているに違いない。

おー。それよソレ。陶器の丸っぽいのに灰を入れて、そこに炭を置き、その滲み出る様な火力でお湯を沸かしたり、手をかざして暖めたり、スルメを炙ったり、お餅を焼いたり、金のハシでたまに炭をつんつんしたり、ヘラで灰をきれいになでたり…。

んで、そっちの火鉢を探してみたのだが、見付からない。と言うか、扱ってなさそうだった。

帰宅して、ネットで調べると、結構な数は出て来る。だが、ほとんど「ミニサイズ」だったり、ハロゲン化されてたり、希望に沿うものは少ない。需要から考えればさもありなんだけど、昔のように暖房もちょっとした料理も…なんてのはあまり無いし、あってもリーズナブルな価格で無かったりする。相場として「そんなもんだ…」って感じだが、骨董の壷じゃあるまいしねぇ…。

得てして、かつては本来の趣旨通りに使われていたであろう「火鉢」は、庭の片隅で金魚の住処として再利用されたり、ちょっと豪華な植木鉢になっていたりするもんだが、どこかで余ってないか物色してみるとするか…。

これも時期を逃してしまうと、なんじゃそりゃ…的な買い物になってしまうが、激寒が相応しい今年の冬などにはかなりハマっておかしくない。石油ファンヒーターやら、ストーブと比べたら出番は全く無いのだろうけれど、そこに「趣」ってモノを

「ちくしょー! ちっとも暖かくねぇよ…」

と言うグチに重ねて味わうのも「あこがれ…」ってモノだったりする…かな…。

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