おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

火鉢にあこがれる…2。

2006-01-09 20:09:32 | ぬくぬく火鉢ライフ
ヤフで落とそうと思ったんだが、意外に高値で断念…。

まぁ、本気で買おうと思うと陶器製だと5~6万はしてしまうので、オクで買うならばそれよりも格安ではあるのだけどねぇ…。手持ちの軍資金と相談すると致し方ない。

昭和初期に生まれた母に火鉢のコトを尋ねると、親戚の家にあるかもしれないので聞いてみるとのコト。家業が魚屋兼すし店だった時に、お得意様に配った火鉢があったハズだという。戦前の頃の話だねぇ…。

そんな趣のありそうな火鉢で炭をおこし、ちんちん…と湯を沸かすのに最適なのが「鉄瓶」。これはすぐに出て来た。でも、急須に近いサイズなので、多めに湯を沸かすって感じじゃないなぁ…。

ともあれ、しばらく使っていない感じだったので、これも調教。何度か湯を沸かしては捨てての繰り返し。最後にはキレイな湯を沸かし、コーヒーを入れる。水道水を沸かすと、まろやかにはなるが、鉄瓶だともっとまろやかになる感じ。使い込むともっと味が変わるらしい。鉄分の補給も兼ねられるので、なんとか2Lクラスの鉄瓶が欲しい所だが、工芸品だから値段がねぇ…。

なんだか、非常に「ジジくさい」生活になって来てはいるが、鉄瓶はともかく、火鉢はぜひにでも使いたい。なんせ、灯油が遠慮なく値上がりしているので、多少面倒でもランニングコストの低い方が良いのである。炭だと、ちょっと高そうな気もしていたが、普通に燃料として使う炭はそれほどでも無いんだよねぇ。

どうせなら「囲炉裏」って気もしないではないが、半端な値段じゃなくなるのでこれは夢だな…。そんな感じの長火鉢もあるんだけれどねぇ…。住宅がそれ相応じゃないとまた困るし。

てなワケで、普通の火鉢の前で丸くなってじわじわと暖まる…って感じが目下の目標である。コトコト黒豆でも煮てられたらそれこそ幸せ。うひひ…。それにしても、昔の生活を今行おうとすると、意外にお金が掛かるのも、なんだろうねぇ? 



Comments (2)
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