アメリカ消化器病学会(AGA)から最新ニュースです。3月19日付け学会からのメール「AGA news」によると、便のサンプルから遺伝子検査をすることで大腸癌を発見する方法のひとつコロガードCologuard (Exact Sciences社)についての論文がNew England Journal of Medicineに掲載され、アメリカFDA(食品医薬品局)の認可の見通しとのことです。血液や便にでてくる腫瘍の遺伝子を検出する方法は科学者なら必ず思いつくことですが、なかなか成績がわるく、検診として行えるほどのものはなかったのです。大腸癌の92%を見つけることができ(便潜血法は74%)、偽陽性は13%と低く、発表を信じれば、感度・特異度ともに優秀そうですね。今後さらに検討されて有効ということになれば日本にも導入されるかもしれません。少なくとも現在行われている「便潜血法」よりも成績は良さそうなので注目です。Exact Sciences社へのリンクはこちら(英語です)。これからも最新ニュースに注目していきます。論文情報:Multitarget Stool DNA Testing for Colorectal-Cancer Screening : Thomas F. Imperiale, M.D., David F. Ransohoff, M.D., Steven H. Itzkowitz, M.D., Theodore R. Levin, M.D., Philip Lavin, Ph.D., Graham P. Lidgard, Ph.D., David A. Ahlquist, M.D., and Barry M. Berger, M.D. March 19, 2014DOI: 10.1056/NEJMoa1311194
日本語で「コロガード」と検索すると、飛行機の塗装に関する和製英語もあるようですね。知りませんでした。画像は雑誌HPより。
医療情報をご希望の方へ。携帯でアクセスの方は「アーカイブ」、PCの方は左の「カテゴリー」から項目を選んで読むことができます。アーカイブ、カテゴリーはいっぱいあるので、下の方まで見てくださいね。携帯向けHPはこちらです。パソコン向けHPはこちらです。
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