姫路大手前・岡崎外科 消化器肛門クリニック ブログ・肛門科通信

姫路城が好きで姫路在住の消化器・肛門科医によるクリニックのブログです。胃腸肛門の情報あり、気軽にお越し下さい。

臨床肛門病学の校正が来ました 岡崎外科 姫路肛門科のブログ

2015-05-02 17:19:08 | 裂肛(切れ痔)
近畿肛門疾患懇談会(日本大腸肛門病学会の近畿地方会に相当します)の発行する「臨床肛門病学」は、肛門科(肛門外科)領域の学術雑誌です。現在のところ日本大腸肛門病学会雑誌と臨床肛門病学のみが肛門外科領域の学術雑誌です。昨年11月近畿の懇談会と、今年2月の中四国懇談会(岡山)で発表し、今回論文とした「ニフェジピン軟膏およびニトログリセリン軟膏を用いた裂肛治療」の校正依頼がきました。論文もここまで来ると、終着間近。電車旅行なら「到着のアナウンス」が始まったタイミング。最後(荷物)のまとめと、忘れ物がないかのチェックが大切です。ゲラ刷りにチェックを入れるのは、大変だけれど、ちょっと楽しい最後の作業です。論文が発表されたら、またご紹介しますね。

裂肛治療のためのニフェジピン軟膏については、本ブログを見て頂いて、各地の病院からお問い合わせをいただいています。先日も横浜地区の日本で一番たくさん肛門科手術をしている病院から、問い合わせを受けました。論文に処方も記載してありますので、今後は本論文を見て頂いて、当院処方での利用が広がることを期待しています。もちろん現在の処方よりもさらに良い処方(調剤、製剤)を目指して行きます。


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