おせっちゃんの今日2

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髪の寄付をした男の子・・・大呂遼平君

2021-05-25 13:34:32 | ニュースから

昨日の朝日新聞朝刊1面に小学6年生の男の子が40センチほどに伸びた髪を切ってもらっている写真が出ていました。大呂遼平君です。卒業式を控えた2月28日の写真です。
男の子が40センチの髪? 
遼平君は癌治療や脱毛症で髪に悩む子ども向けのウイッグを作る髪の寄付(ヘアドネーション)をするために4年生から伸ばし続けたのでした。
小学生新聞で髪の寄付のことを知り、病気で困っている子のためにできることをしたいと思ったのです。
一つには、同級生に病気で髪を失くした子がいたこと。
そして妹が難病で苦しんでいること。 が動機になったのでした。

朝刊29面には、大呂家の家族紹介記事がありました。妹が難病で助けることも難しい事態にまでなったことがありました。遼平君は1年生でした。骨髄移植をする以外に、助ける方法はなく、血液型が一致するのは遼平君しかいませんでした。まだ幼い遼平君にきちんと説明しました。「怖くて泣きそうになりながらも」妹が助かるのならと納得して提供しました。その後、肺も移植しなければならなくなり、父と母がひとつづつ提供しました。

今、退院し、リハビリに励んでいるのだと言います。

 

病気で苦しんでいる人のために、髪を伸ばそう。決心して実行した遼平君の意志の強さ。女の子みたいと馬鹿にされたこともあったとも言っています。それでも自分の決心は変えませんでした。周りと違うことはこんな目で見られるという事なんだ、と身を持って体験しました。今は、辛い思いをすることは人にやさしくなれることと思っています。

遼平君のぶれない生き方、他人を思いやる気持ち、不幸とも考えられる病気の子を抱えた家族の生き方、幼い子でも、キチンと話して、自分でどうするか決めさせたご両親の態度、本当に心打たれます。

記事にはなっていませんが、私にはこんな思いが沸き起こりました。髪を伸ばし始めた遼平君に対する、担任・他の教師の対応の仕方を想像するのでした。もしかしたら、「男の子が髪を伸ばすなんて校則違反だ。切らせろ」というような取り締まる意見もあったのではないでしょうか。学校側、担任、他の子の父母、などがどのような態度で接したかということです。書いてある文面からは、どなたかが上手く取りまとめられたのだと思います。
先日来、「校則」について肯定・否定の意見が声の欄等に載っていますが、四角四面にその縛りを使わなかったのは、良かったことでした。

 


大相撲千秋楽、照ノ富士優勝

2021-05-24 14:41:30 | ニュースから

緊急事態宣言発令中の大相撲が、昨日無事千秋楽を迎えました。
お家生活で益々テレビ老人になっている夫は早々と2時ころからテレビ桟敷で待ち構えています。日頃あまり会話のない二人ですが、大相撲の間は少し会話が増えます。

無観客で始まった場所、ガラ~んと空いた会場で、力士のまわしをたたく音がやけに響きます。やはり寂しい。6日目からでしたか、観客を5千人入れて、拍手に救われた思い。でもやはり・・・。横綱不在、大関二人の不振、後に若手が活躍して徐々にこちらも慣れては来ましたが。

照ノ富士一人が突っ走り、もう優勝はきまり!という雰囲気になってきました。ところが、今場所はここからが盛り上がりました。照ノ富士の不運な反則負け、貴景勝の頑張り、そして写真の遠藤との物言い3分の大一番。とうとう同星・決定戦にもつれ込みました。

大興奮の中、決勝戦を照ノ富士が制し、来場所は横綱を目指すことで今場所は終わりました。

照ノ富士は一度大関をつとめ、横綱を目前にしていた力士です。ところが好事魔多しがこの世界のたやすくないことを言い表しています。、膝の大怪我、それに加えて、糖尿病、肝臓炎など、一時は序二段まで地位を落としました。引退を親方に申し出たことも再三だったが、「とにかく今は病気ケガを直すことに賭けよう。ほかのことは後で考えよう」という言葉で、出来るリハビリで日々を過ごしたということです。部屋の同僚もあたたかく接してくれた。ファンの方も応援してくれた、その優しさに助けられて、基礎の基礎から鍛え直して一段また一段と上を目指しました。身体も回復してきましたが、逆境に耐える精神も鍛えられたと言います。「今できることを力いっぱいやる」。大関から落ちた人が、二場所以内にもう一度大関へ、これさえ、珍しい出来事です。それを序二段からやりおおせたのです。大関に返り咲いただけでなく、来場所は横綱に王手です。頑張れ!!

自分でも、大回りしたからもう残された相撲人生はそれほど長くないと自覚している。その残された時間、目いっぱい上を目指す、とのこと。応援してるよ!!

上の写真の勝負を見ていて思い出しました。

今、若い方たちが思い浮かべる「貴乃花」ではなく、彼のお父さんの「貴ノ花」です。髷が付いたのが相手より一瞬早かったという判定で、星を一つ落としたのです。インタビューで記者が聞きました。「髷がなかったら、勝っていましたよね。残念でしたね」と。

爽やかに答えたのです。
「髷があっての相撲取りです」。潔さ、当分話題になったものです。


老人専科(?)美容院

2021-05-22 14:16:49 | 日記

悩んだ末に今日、美容院に行ってきました。
もう40年近くお世話になっている美容院です。昨日予約を取るために電話しましたら
「明日、11時ならどなたとも重ならずに貸し切りでできます。お客さんごとに換気をし、私はきっちりマスクをしていますから、大丈夫ですよ」とのことでお願いしたのでした。

約束の時間にドアーを開けますと、挨拶もそこそこに「心配してました。いつもきっちり1か月でいらしていただくのに、半月も遅れているでしょう。何事かあったのかと心配してました」と。客の日程も頭に入れて、心配してくださるんだと有り難く思ったことでした。

そんな挨拶から始めましたので、話は年寄り話になりました。40年のお付き合いです。私も正に後期高齢者ですが、美容師さんも73・4になられますかしら、おばあさんの美容院です。
「来てくださるのが遅れると心配になってしまうのです」
「そうですよね。私の場合前科一犯ですものね。ご心配おかけしました」
「常連さんは皆いいお年になられましたから。90台の方も3・4人いらっしゃるのですよ。お元気で、杖もつかずにひょいひょいと元気に来てくださるのです。でも、少しご来店が遅れると、もしかして・・・と心配になるのです」
「そうねえ、何があっても可笑しくはない年ですものね」
「そうですよ、いつまでも来ていただきたいのは言うまでもありませんが、髪が仕上がってお帰りになる時、もしかしてこの方の髪をして差し上げるのはこれが最後かもしれないと思うこともあるのです。実際そんなことも経験しています。最高の仕上げで送り出さなければと思うのですよ」とのことでした。

 


早々と雨の季節です

2021-05-21 13:47:58 | 日記

どんよりと暗い空。湿気を含んだ風。時折ざっと強い雨。今年は記録的に早い梅雨入りだと言います。すでに西日本では豪雨の被害も出ているようです。
ここ3年ばかり、「線状降水帯」という専門用語が頻繁に聞こえてきます。それでなくても「コロナ」で気弱になっている日本です。気持ちが落ち込んでいる日本です。災害は無しにしてくださいよ~。

今にも降りそうな空模様を見上げながらも、毎日の日課です。ウオーキングには出かけました。折り畳みの傘を持ってです。途中どっと強い雨。ちょうどトイレの前だったので雨宿り。傘を広げて・・・と思う間に降りやむ。日課として課している距離は歩き終えました。

病を得る前は公園の周回路5周。家からの往復を加えると4キロをこなしていました。そのほか家事で歩く歩数を加えると1万プラスマイナス2000歩が習慣になっていましたが、今は7000プラスマイナス2000歩になってしまっています。

公園の周回路は並木になっているところが半分で、それぞれの季節楽しめます。夏の暑さもかなり軽減してくれます。
今の季節は青葉です。写真が上手く撮れてなくてがっかりですが、見事に育った青葉で大木の下は暗がりになっています。こうした暗がりを季語では「木下闇」というのでしたかしら。ある時、木下闇からクロアゲハが2羽もつれながら現れたのが、なんだか妖しい雰囲気で気に入り、俳句(私は自由律句)にしたいと思いながらできていません。

今朝のテレビで、「ポテトチップは指でつまんで食べるか、箸でつまんで食べるか」が問題になっていました。
え~ぇっ、ポテトチップスは指でしょう!!箸なんて!?。と思ったら、これがもはや時代遅れ。箸派が増えているんだって。ちょっと聞き洩らしましたが、指先が汚れると、スマホ操作に差し支えるらしい。
そう言えばもう何年ポテトチップスを食べていないだろう。その間に時代は変わる。


緊急事態宣言中の歯医者

2021-05-20 15:31:12 | 日記

一昨日の午後のことでした。お菓子だったかしら、一つ摘まんだとき、ガリっと異物感を感じました。
私は、歯には自信を持っています。この年になるまで、藪に誤診をされ、虫歯を歯槽膿漏だ、良く磨くより打つ手はないと診断され、それを真っ正直に受け、激しい痛みを感じてもそれが虫歯からきているとは思わず我慢して、とうとう手遅れ、奥歯一本を失った以外は全部自分の歯なのです。

そんな自信から、この異物感が歯からきているものとは思いませんでした。おや、菓子に何か入っていたな、と疑いました。

舌の先に突き刺さるような尖ったもの感を感じました。
「え~ぇ、さっきのものは歯だったのかなあ、欠けたのかしら。丈夫なはずなんだがなあ」

さて、と考えました。どうしてもマスクを取らなければならない歯医者はこの時期にはいかないほうがいいかしら。幸い痛みはないし、コロナが収まるまで放っておくほうがいいのかしら。迷いました。ほんのちょっとしたことでも、口の中、非常に気になります。よせばいいのに、気にしては舌の先でまさぐります。舌の先が痛んでくるようです。「専門の医者なんだからな、もしその医院からクラスターでも出したら、病院の評判がた落ち、きっと十分な対策をとっているだろう」。電話しました。

いつも混んでいて、予約も取りにくい医院なのですが、やはり控える人も多いのか、昨日夕方がすぐにとれました。やや不安を感じながら出かけました。
椅子に座ると、まず、ヨードチンキのうがい薬が紙コップで渡されました。とりあえず口中の菌を殺すのでしょう。あとはいつものような手順でしたが、治療は根本的なものではなく、とりあえず尖ったところを埋めて元の歯の形にするようでした。罅はまだ他にもあって再び欠けるかもしれないけれど、その時は被せましょう、とにかく今日はこれで、ということでした。

自信のある歯が欠けたのは?と質問すると、「歳をとると歯は固く脆くなりますから」とのことでした。ああ、老化か。

出掛けないことにあまり不満も持たない私ですが、もう一つ行こうかやめようかと迷っているところがあります。美容院です。1か月に1度の割で行く習慣からするとすでに半月ほど空いています。ここも、パーマの薬品を使うときはマスクを外すことになります。もう30年以上お世話になっている美容院です。美容師さんは陽気なおしゃべりな方です。
じっと黙ってというわけにはいきません。さてさて。