男1人暮らしにさせて、かみさんが最も気がかりなのが、家中のむさ苦しさではないだろうかと思う。その点は諦めているというが・・・・
私はどちらかというと几帳面なほうの性格だと思っていたが、やっぱりかみさんが居る時とは室内の雰囲気がだんだんと違ってきたようだ。何というか何処となくすっきり感、清涼感が失われてきて、澱んだ空気になってきたように感じられる。
かみさんは寒い時期でも窓を開け放って掃除をし、花の少ない冬場でも常に何がしかの小さな草花を探して来ては、さりげなく何箇所にも挿していた。
私も掃除機は時々かけるが窓を閉めたままであったり、拭き掃除が行き届かなかったりして、こまごまとした箇所に薄く埃がたまっていたりする。
散らかしてはいないものの、郵便物や新聞がうずたかく積まれていたり、台所のテーブルの上が物でいっぱいになっていたりするのである。どうも花が無いことも殺風景な原因だろう。
「裏庭の隅に白い一重の空木(うつぎ)の花が咲いている頃かしら」、とかみさんから聞いて覗いてみるとなるほど咲いていた。私はこんな花があることも知らなかった。早速切ってきて玄関に挿してみた。ぶっきらぼうに挿しただけなのにそこがポッと明るくなった感じがして嬉しかった。
かみさんは昨日に続いて今日も輸血していると・・
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ラヴを動物病院へ、
診察台に1人で載せられなくて看護師さんに助けてもらう。28kgであった。これは肥満ではなくほぼ標準。年齢は20歳相当とのことでした。
狂犬病注射とフィラリア検査と薬、〆て12,000円なり。