じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

見ただけでは分からなかった・・

2010年04月20日 | 日々のこと

今月初めの頃のことである。

千葉に住む長い付き合いである妻の友人から、

「一周忌に合わせてお花を送りました。○○子さんが好きだった泰山木・・・」

後は電話の向こうで、涙声であった。

   

そして翌日、大きな箱に何とも丁寧な梱包をされて届いたのは、

まさに泰山木の純白の大輪の花である。(上写真)

娘と共にそおっと開梱しながら、

「今頃もう咲いているんだね、温室栽培かなぁ」

  

よくぞ傷まなかったこと・・、少し花弁がしおれ加減に見えたので、

急いで同梱されていた白い花瓶に水を入れて挿し・・・しげしげと眺めてみる。

  

大きな葉の葉脈も表裏の色合も、花弁の中のシベを覗いてみても、まさに本物である。

もう一度、娘としげしげと眺め触り確かめてみて・・・やっと造花であることが分った。

   

「ひぇーっ、分からなかったね」

花瓶の水を捨てながら、思わず笑ってしまった。

  

それにしても・・・よく出来ている。

と同時に妻も私も好きな花である。特別なお店で求めたものに違いない。

  

何年か前に、私が撮った泰山木の花も併せて(夏虫の止まっている方)、比べてみよう。

これは本物(下)

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コメント (2)
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