昨夜遅くに、
「家に何度電話しても出ないけど、出かけていたの?」
シンガポールの娘から珍しく携帯に電話がかかってきた。
「別に・・・殆ど家に居たよ・・・」
「じゃあ、家の(固定)電話がおかしいのじゃないの?」
それで自分の携帯から家の電話にかけてみると、確かに掛からない。
呼び出し音が鳴っているにもかかわらず、目の前の電話は鳴っていない。
コネクターを確認しても抜けたりしていないし、別に最近どこも触ったりしていない。
第一あの配線の複雑さは見るだにイヤになるほどである。
光電話にして、しかも薦められるがままにIP電話なるものにしているのだが。
そのために弁当箱のようなものが4個も並んでいて、複雑に配線が繋がっていて、
これはもうお手上げ。
今朝になってNTTサービスカウンターに電話した。
応対は呆れるほどに慇懃で、会話ごとに「すみません、ありがとうございます」
しかし、言うなりの操作をしても、結局電話対応だけでは解決しなかった。
「それではお伺いしますが、もしも電話機本体の異常だった場合は有償になります」
早速やってきてくれた。この辺りのレスポンスはいい。
固定電話を一台持ってきて、それを繋いで試してみるが、やはり繋がらない。
電話機ではなくて、例の弁当箱のどれかがおかしいのだ。
それぞれの電源を切ったり入れたりしていると治った。
「原因は何ですか?」
「IP電話用のモデム(左端)が不調だったようです、良くあるのですよ。もしも又不調であれば、レンタルならモデムを交換できるはず、今回はこのままで使ってみてください」
IP電話って・・・?、一体何だったんだろう? メリットは何?
電話番号も050発信になっていて、ナンバーディスプレイの相手から不審がられるし・・・
NTT担当者曰く、これはプロバイダーさんの範疇ですから・・・ややこしや。