予報どおり雨雲が低く1日中雨が降り続いた。
このところ天候不順で気温の上下も激しく体がついていけない。
昼前にマイントピアに出かけ、風呂上りにビデオシアターで「蟹工船」を見た。
遠い昔に読んだ記憶がある。いわゆるプロレタリア文学の代表作である。
過酷で寒々とした印象だけが残る暗い小説であった。
なんでも最近この小説が若者に多く読まれていると言う。
非正規労働者という将来の見えない若者に共感を与えているのかもしれない。
他の小説でも言えるが、映画になるとイメージが壊れる。
もっと救いようの無いモノクロ映像であろう。ヒーローもいなかったはず。
一方話は飛ぶ、「龍馬伝」も欠かさず見ているが、どうもいまいちしっくりと来ない。
福山龍馬はかっこいいが期待していたほどではない。(どんな期待してたのって・・・別にないけど) 何かね、いけめん過ぎて泥臭さがない。
やっぱり役者ではないっていうか・・だんだん良くなっていくのかな、期待している。
もうひとつ、プロローグのあのCG画像の氾濫がいただけない。
時代背景からしても世紀末的で風雲急の暗躍の世のはずが、どうも派手派手しい。
現代受けを狙ってのことだろうけどね、大奥や篤姫ならいざ知らず・・・・
批判しているけど、熱烈な大河ドラマファンですからね、NHKさん。