昔は何処の駅にもホームに手動式のポイント切り替え装置がありましたね。
丸いウェイトの付いたレバーを駅員が手動で切り替えていました。
四国は単線で(今も)、ホームの所だけが複線になり、普通車が待機していて、
駅員の最重要作業の1つが正確なポイント切り替えだったのだと思います。
今では色々な会社や工事現場で作業時に「指差呼称」が当たり前、
私は自宅でもガスレンジの消火や戸締りなどに無意識にやっていますよ。
小学校の駅の見学の時(60年前)に、初めて見て鮮明に覚えています。カッコよかった。
実はこの指差呼称、国鉄の駅員の動作確認が元祖らしいですね。
ポイントの切り替え操作の時に、気持ち良いほどキビキビとやっていた印象です。
小田急電鉄の脱線事故はどうもポイントの故障か誤作動が原因とみられているらしい。
過密ダイヤの中で複雑なホームの決められた線路に入るものと確信していますよね。
だが今も進路を変えるには正確なポイント切り替えの上で成り立っているのでした。
コンピューターによる自動制御だろうけど、ポイントの部分は機械動作になっている。
もちろん切り替えできていなければ停止する安全システムになっていよう。
今回は低速で乗客も乗っていなくて良かったが、
もしも高速のままホームに入る電車でこんなことが起こったら・・・ゾッ
今日の散歩道で・・・