じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

村の鍛冶屋

2014年07月07日 | 日々のこと

また思い出話、

昔は小さな村に必ず鍛冶屋がありました。知っているだけで2

農家に必需の鍬、鎌、鋤の刃など注文通りに打ってくれていたように思います。

使えば切れ味、使い勝手や丈夫さが試されますから、2軒が切磋琢磨していたのだと思いますね。使っているうち折れたり刃が欠けると修理もしてくれていましたね。

刀鍛冶ではないが、炭火で真っ赤に焼いた鉄から素早く打ち出して形造っていくのが、

子供から見てもカッコ良ったものでしたよ。

 

 

他にも竹籠屋、ラジオ屋、たばこ屋、計り売りの酒屋、酢屋、雑貨屋がありましたね。

行商で来ていたのは、魚屋、傘の骨直しや釜の修理屋・・・江戸時代かよ。

そうそう、夏には鐘を鳴らしながらアイスキャンデー売りが来ていましたね。

米の収穫期には大きな荷台の自転車で闇米の買い付け屋が来ていました。

無理やろと思うほど、2(120kg)くらい積んでフラフラと乗って帰っていましたね。

村に肉屋は無かったが、何かある時には鶏を絞めていたよ。

なにしろ車はまだ無い、嫁入りは人力車の時代でした。

その後に市内へ通じるバスが走り始めたが、それが何と木炭車でしたから

 

 

多分今の子供たちは歌っていないのでしょうね

 

(村の鍛冶屋)

しばしもやすまず槌うつひびき  飛び散る火花に走るゆだま

ふいごの風さえいきをもつかず  仕事にせいだす村の鍛冶屋

 

(船頭さん)

村の渡しの 船頭さんは ことし六十のおじいさん  

としはとっても お船をこぐ時は 元気いっぱい ろがしなる

ソレ ギッチラ ギッチラ ギッチラコ

 

 

昨日から雨続きでしたが、川の水量はこの程度です。

何十年に一度の猛烈な台風8号、進路は最悪ですね。

衰えてくれることを頼むだけ・・・

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コメント (8)
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