前回に引き続き
今回も私事を書きます。
例によって主観と偏見に満ちた
バカの戯れ言です。
我々は毎年1回、同窓会を開きます。
それは高校3年生の時に始まりました。
今回はその話しです。
3年生の最後の大会を終えた日でした。
誰かが花火をしようと企てを起こしたのです。
その日の夕方、高校の近くの堤防の
河川敷に集まり花火をしました。
色気付いてビールっぽいのを飲んでみたり
複数に別れてロケット花火を打ち合ったり
騒いでいました。
何処にでもある青春の1ページです。
高校を卒業し、皆が袂を別れ
それぞれが違う道を歩み出しました。
卒業した晩、男子部員は集まり
遊んで、語り合って、卒業しました。
私は以前お伝えしたように
京都府の私立大学に進学しました。
神戸市の私立大学に進学した者、
神戸市の専門学校に進学した者、
家庭の事情で予備校に通う者、
医療系専門学校に進学した者、
板前に弟子入りした者、
それぞれ選んだ道を歩み始めました。
7月某日、誰からか連絡が届きました。
恒例の花火大会です。
まだ携帯電話が一部の人しか
持ってなかった時代に
緊密に連絡を取り合い、
分担して動きました。
花火を買う係や飲み物を買う係など
それぞれが自転車で
河川敷に集合するのです。
始めのうちは花火をして
遊ぶのが中心だったが
次第に座って話すのが
会の中心になってきました。
話す内容は様々で
下らないマンガの話しや
誰の立身出世の話しや
誰の恋の話しやら結婚話や
身の上話などテーマはそれぞれに
適当な人数で勝手バラバラに
話す事が多くなりました。
今では一年に一度しか会えない親友達。
会うと恰も先週の土曜日に
会ったばかりのような
口調で話し始める。
そして当たり前のように「また来年な」と言って
それぞれが時間を迎えて帰って行く。
最近では明け方まで残って
話す事も多々ある。
メンバーの多くが帰り
残った者達で片づけをして
心境や状況をまた話し続ける。
ぼんやりとした夜明けを
数人で眺めてぼんやりする。
70年代のフォークソングのようで
ムズムズする感じは否めない。
来年で10年目を迎える花火大会。
何でこんなに続くのか分からない。
各自の負担が少ないからか?
一本ずーっと通ってるからか?
大袈裟な言い方をすれば
影も形もない単なる人の集まりだけど
実家のような感じがする。
自分の実家より居心地が良い。
我々は決して大きな大会で
賞を取る強豪ではなかった。
最期の試合の後で涙を流した訳でもない。
ベストセラーの青春ではなかったが
ロングセラーの友情が我々にはある。
これからも大きな変化もなく
皆がダラダラと靴下を脱いで
足を伸ばすような感じで
続けて行きたいと思う。
今年の万霊節は8月20~21日を以て千秋楽を迎えた。
さて来年はどのように人々が変わっているのでしょう?
今回も私事を書きます。
例によって主観と偏見に満ちた
バカの戯れ言です。
我々は毎年1回、同窓会を開きます。
それは高校3年生の時に始まりました。
今回はその話しです。
3年生の最後の大会を終えた日でした。
誰かが花火をしようと企てを起こしたのです。
その日の夕方、高校の近くの堤防の
河川敷に集まり花火をしました。
色気付いてビールっぽいのを飲んでみたり
複数に別れてロケット花火を打ち合ったり
騒いでいました。
何処にでもある青春の1ページです。
高校を卒業し、皆が袂を別れ
それぞれが違う道を歩み出しました。
卒業した晩、男子部員は集まり
遊んで、語り合って、卒業しました。
私は以前お伝えしたように
京都府の私立大学に進学しました。
神戸市の私立大学に進学した者、
神戸市の専門学校に進学した者、
家庭の事情で予備校に通う者、
医療系専門学校に進学した者、
板前に弟子入りした者、
それぞれ選んだ道を歩み始めました。
7月某日、誰からか連絡が届きました。
恒例の花火大会です。
まだ携帯電話が一部の人しか
持ってなかった時代に
緊密に連絡を取り合い、
分担して動きました。
花火を買う係や飲み物を買う係など
それぞれが自転車で
河川敷に集合するのです。
始めのうちは花火をして
遊ぶのが中心だったが
次第に座って話すのが
会の中心になってきました。
話す内容は様々で
下らないマンガの話しや
誰の立身出世の話しや
誰の恋の話しやら結婚話や
身の上話などテーマはそれぞれに
適当な人数で勝手バラバラに
話す事が多くなりました。
今では一年に一度しか会えない親友達。
会うと恰も先週の土曜日に
会ったばかりのような
口調で話し始める。
そして当たり前のように「また来年な」と言って
それぞれが時間を迎えて帰って行く。
最近では明け方まで残って
話す事も多々ある。
メンバーの多くが帰り
残った者達で片づけをして
心境や状況をまた話し続ける。
ぼんやりとした夜明けを
数人で眺めてぼんやりする。
70年代のフォークソングのようで
ムズムズする感じは否めない。
来年で10年目を迎える花火大会。
何でこんなに続くのか分からない。
各自の負担が少ないからか?
一本ずーっと通ってるからか?
大袈裟な言い方をすれば
影も形もない単なる人の集まりだけど
実家のような感じがする。
自分の実家より居心地が良い。
我々は決して大きな大会で
賞を取る強豪ではなかった。
最期の試合の後で涙を流した訳でもない。
ベストセラーの青春ではなかったが
ロングセラーの友情が我々にはある。
これからも大きな変化もなく
皆がダラダラと靴下を脱いで
足を伸ばすような感じで
続けて行きたいと思う。
今年の万霊節は8月20~21日を以て千秋楽を迎えた。
さて来年はどのように人々が変わっているのでしょう?