isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

耐震構造

2005年11月29日 11時25分02秒 | 報道管制
一連の構造計算書偽造問題以降

建設業界のみならず不動産業界にまで

波紋を広げている今回の問題で

竪穴式住居や簡素な木造家屋が

改めて見直される動きが各地で見られます。


建設業大手の柿歯建設では

木造家屋の受注が前年比140%を超える

異例の大反響で「構造計算書が間に合わないから

アノ方法を使って間に合わせたい」と

空前の木造住宅ブームに鼻息を荒くしていました。


これは国土交通省の第二建設局副代理補佐官が

構造計算書偽造問題に関する記者団との会見の中で

「縄文式の家なら倒壊しても大事に至らないのに…」と

発言したのを切っ掛けに需要が急騰したものです。


これを機に地道なサラリーマン生活に見切りを付けて

山小屋での長閑な暮らしを始める人々や

自然を求めて富士の樹海へと進むカルト教団や

中には食生活まで原始人そのものになる人達など

市民生活に大きな影響を与えています。


これを受けて第二建設局副代理補佐官は

「軽率な発言をして申し訳なく思う。

手抜き工事の危険性を比較対象で話しただけで

補助金も助成金も支給できないので

石斧を持って官庁に入って来ないで貰いたい」と

木造住宅と原始時代を混同視する人々に注意を促していました。