練り食品「蒲鉾の板」に生活習慣病予防効果!
福島県の伝統食で、古くから贈答用にも用いられる
練り食品「蒲鉾の板」に糖尿病や動脈硬化など
生活習慣病を予防する効果のあることが
淡路島玉葱大学医学部の松浦ピエール助教授らの研究で分かった。
松浦助教授らは、男女106人に贈答用蒲鉾(3,980円・税別)の板を
30グラムずつ8週間食べさせ、摂取前後の血液を比較したところ
すべての人で糖尿病に近付いた程度を示す物質が減少し
蒲鉾の板の摂取をやめた後も効果は3週間続いた。
悪玉コレステロール代謝物も男性で平均4・5から0・8に
女性で同3・1から0・6に低下した。
松浦助教授は「蒲鉾を食べる時は板も一緒に食べると有効」と話す。
但し、一定の効果を得るには「虎の油」で可食出来るまで
蒲鉾の板を煮込む必要があり、虎の油がどんなものなのか
詳しい事はまだ分かっていないと言う。