サラリーマン大家さん記録

サラリーマン大家さんでの兼業生活を送っていくことにより、これから記録をつけようと思います。

不動産投資の第一歩!

2009-09-08 22:20:01 | 大家さん日記
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ブログ開始に伴い、自分の不動産投資に関してお話をさせて頂きましたが、大家業承継後約一年、今の心境とあわせて現在の心境をブログにアップしようと思います。

自分が不動産投資を行なうきっかけは、皆さんのように自分から進んで「経済的自由」を求めて不動産投資を行なうようになったのではなく、父親の死去により不動産投資の世界に足を踏み入れました。

父は約3年ほど前に死去したのですが、それまでの自分は、とにかくサラリーマン会社での出世のみ考えて、仕事に明け暮れていました。(正直、全く不動産投資の事など何も考えておりませんでした...)

しかし父親の死去を境に、祖父、父が残して行った「第1ビル」、「木造1」、「木造2」の3物件の有効利用を考えたわけです。

自分が大家会社の代表になる前までは、大家である母親が、税理士と共に大家会社の経営をしていたのですが、家賃収入のほとんどを、税理士の進めてくる「保険金」に使ってしまっておりました (自分、弟が大家会社の役員になった時にも、その税理士は馬鹿の一つ覚えに保険の加入を指示してきました)

そりゃ、そうですよね。 多額の保険に加入させれば、その税理士にリベートが入りますし必死ですよね。

当然ながら、今までの家賃収入がアホみたいな保険料に消えていき、家賃収入は全く残っておらず、大家の母親、弟に、税理士に今まで上手いようにやられてきた事を詳しく説明しました。

説明当初は、母親は税理士の考え方が正しいと思っていたようですが、一度税理士に、仮にこの「第1ビル」が老朽化してしまったら、自分(母親)がどうなるのか聞かせてみました。

その結果、「当然、収入源が無くなれば会社は倒産です。そしてこのビルから退去しなければなりません。」との回答。

まっ、当たり前の事です!!! しかし母親は会社経営の事は、一切分からず、税理士に言われるがままに、ここまでやってきてしまいました。

そして、この状況を打開するために自分と弟にて、きっちり祖父、父が残した大家会社の規模拡大を考え始めました。

会社経営、経理業務、営業活動は自分が担当し、物件の修繕、新築物件の構造等は建築士の弟が、大家業は母親と自分の奥さんが、それぞれ担当する事になりました。

今思うと、ここまでくるのにも相当な時間が掛かったと思います...

とにかく「第1ビル」は築35年、弟が中心となり修繕をきっちり行なっていたにも関わらず、とにかく入居者が来ない...

その問題もすぐに解決しました!!!

今まで、とんでもない不動産屋に入居者募集をお願いしていた結果、半年、一年の空室は当たり前。

しかし今では、不動産屋回りが功を奏し、空室が出れば、すぐに次の入居者の確保が出来るようになりました。

そして今まで借地であった土地も、地主との交渉により底地権の購入は完了!!!

徐々にではありますが、大家会社も上手く機能してきたと感じております。

とにかく今後は、自分のサラリーマン会社であるS社の会社経営方法をベースに、大家会社も規模の拡大を目指して行こうと思います。

不動産投資というと難しいように思うかもしれませんが、投資方法としては一気に利益をあげる事は、なかなか難しいですが、自分にとって、そして大家会社にとっては、ある意味、容易な投資なのかもしれません。

このように大きな事が言えるのも、サラリーマン会社で培った会社経営手法を学んだおかげだと感じております!!!

とにかく三代目の自分達の代で、会社を潰すわけには行きません。

今は前を向き、ドンドン攻めて行く時期だと感じております。
コメント (2)
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人それぞれの不動産投資の考え方-1

2009-09-08 09:42:04 | 大家さん日記
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不動産投資の切り口に関して、自分なりに考えてみました。

これは決して何が答えと言うわけではなく、人それぞれの考え方により、当然ながら人によって変わってくる問題かと思います。

不動産投資の入口、そして出口なんて100人いれば、100人がそれぞれ違うわけです。 

それを踏まえたところでの自分の考え方は...

まずは不動産投資の入り口として、結構な人数の方が「区分所有物件」の購入を行い、ワンルームマンションを数戸購入し、不動産投資を行なうと思います。

このメリットと言えば、とにかく購入代金が安く、多少のキャッシュがあれば行なえる、言わば不動産投資の初級的入り口かと思われます。

しかし「区分所有物件」は物件の分散化により、自主管理をするのも大変、そして入居者も大家の目が届かない事を理由に、家賃滞納の危険性はかなりの割合であるのかもしれません (あくまでも推測であり、きちんとした方を入居させれば問題はないかと思います)

初級編としては確かにリスクも少なく、良い手法かと思いますが、ロウリスク、ロウリターンであり、不動産投資としての旨みも、相当少ないように感じます。

だいたい「区分所有物件」に関しては、2,3室購入したら、ほとんどの方が違う不動産投資法に切り替えると思います。

しかしキャピタルゲインを狙うには、結構おいしい買い物になるのかもしれません。(低コストで購入し、少し高めの価格にて売却も出来ますし、物件に対する思い入れも、そうないかと)
自分も一時、「区分所有物件」を検討しましたが、やはり自主管理がもっとうなので、ある意味挫折しました

次に不動産投資として視野に入れるのが、一棟アパート、マンションの購入ではないでしょうか???

確かに「区分所有物件」と違い、一棟物の場合、自主管理は容易だと判断できます。(貸室がまとまっているため) とにかく自主管理をする事により、余計な管理コストカットは不動産投資にとって大きな問題かと思います。

一棟物であれば、購入時に、それ相応のリスクを抱える事になりますが、不動産投資としても多いに収益が見込めると思います。

しかし建物に対する知識が無ければ、もしかするとポンコツ物件を掴まされるケース、空室リスクも「区分所有物件」と比較しても大いにあります。

しかし低価格の一棟物の購入を行い、その後ある程度キャピタルゲインが見込めるのであれば、大至急売却により、ある程度大きな利益の確保も可能だとも言えます。

「区分所有物件」、「中古一棟物」それぞれに良いところ、悪いところはあると思いますが、自分にあった不動産投資を将来的な目線で検討して行くのが妥当かと思います。

とにかく不動産投資は手堅い投資なのかもしれません。

しかしそれは入居者が確実に確保出来たらの話しであり、入居者が無ければ、自滅を待つのみ...

きっちりとした「知識」を持ち、とにかく将来を見据えた投資方法を自分なりに確立すれば成功に近づけるはずです。

とにかく自分に「知識」を身につけることにより、決して不動産屋任せにする事無く、自分の力で行動することが成功の近道です。 (不動産屋に任せっきりのようでは、投資家なく、普通の大家さんです)

次回は、自分の今後の投資法の更新を行なおうと思います。
とにかく「知識」を身につけなければ、回りの思う壺です (たぶん不動産屋に、うまい様にやられてしまいます)

「知識」が無ければ、有能な投資家には勝つ事は出来ません!!!

別に普通に興味があって、不動産投資がしてみたい人は、知識ではなく、のんびりと行動していけば、それなりの不動産投資は出来ると思います。

しかしカリスマ大家と呼ばれる投資家は、「知識」が無いのでしょうか???

誰が考えても「知識」があるからこそ、成功しているのです。

「知識」はいらないと言う方もいらっしゃいましたが、成功に近づくためには「知識」です!!!
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