以前にも多少触れたが、私は仕事で行った国々の言葉を最小限は覚えることにしていた。マレーシアに行った時は「マハール、テルラル マハール」(高い、高すぎる))が最初に覚えた言葉だった。露店や道端で魅力的な品物を目にすることが屡々だった。値を聞くととんでもない価格を提示される。その時にマハールは非常に役立った。次に覚えたのが「ラギ」(もう一杯)と「コピ」(コーヒー)だった。
取引先と行ったレストランで早速使ってみた。「ラギ、コピ ラギ」と云うと、ウエイトレスがすぐにコーヒーを持ってきた。飲みたくて注文したのではない。何とまずいコーヒーだろうと感じていたが、忘れないうちに覚えたての言葉を試してみたいとの好奇心が勝った。「コピ ラギ」と云って注文したコーヒーは、イギリスの統治下にあっただけに一杯目と同じ深煎りのコーヒーが使用されていた。深煎りの、然も出がらしのようなコーヒーは目をつぶって一気に飲まなければ飲めるものではない。後に残るのは焦げ臭さだけだった。
取引先のマレーシア人はそのコーヒーを一口飲んだだけで、その後は手を付けなかった。それほど不味いコーヒーを私はお替りしたのだ。彼は驚いていた。後でその理由を話すと、彼は狂いそうになるほど笑った。
余談だが、ヨーロッパでは一般的に深煎りのコーヒーが好まれるが、アメリカでの主流は浅煎りである。日本では薄いコーヒーを「アメリカン・コーヒー」と云うが、それは間違いであると私は思う。薄めの好きな家庭や、濃いめのコーヒーの好きなお宅もある。私は浅煎りの濃いめのコーヒーが好きである。
デニーズやマクドナルドでは浅煎りのコーヒーを使っているが、スターバックスでは深煎りのコーヒーを出す。だが、スターバックスで飲むコーヒーは深煎りでも旨いと感じる。深煎りのコーヒーが全て嫌いなわけではない。だが、マレーシアの、あのクアラランプールのレストランのコーヒーは酷かった。それに反し、料理は旨かった。コーヒーではなく、紅茶にすべきだったと今でも悔やんでいる。だが、紅茶のマレー語を知らなかった。
神代植物公園の事務所に電話をしてみると、蝋梅が見ごろを迎えているとのことだった。写真仲間を誘い、早速行った。1月の中頃であった。だが、蝋梅を撮るのに適したレンズを装着していなかった。フルサイズのカメラに70-200mmのレンズではめぼしい蠟梅をアップでは撮れない。だが、温室の蘭を撮るにはこのレンズが最適と考えた。以前のように複数のカメラ、複数のレンズを持参するようなことを一切していない。重く、体力的に消耗するのを避けることもあるが、レンズ交換に費やす時間が勿体ないように感じているからでもある。撮影目的にあった最大公約数のレンズを一本とカメラは目的に合わせ、フルサイズかAPSかのどちらか一台に決めている。
ニコンを使っている二人の写真仲間は、ニッコールの18-300mmのレンズを常用している。何処に行くにも、何を撮るにもこの一本で済ませている。他にレンズを持っていないわけではない。私と同じ理由で、特別な場合を除いてはこのレンズを使っている。非常に便利そうで羨ましく感じている。キャノン純正にはこのレンズがない。従って私は持っていないので、蝋梅はトリミングをすることで凌いだ。
今回は勤務があって参加しなかったが、我々の仲間では一番若い現役の看護師嬢は常に複数のレンズを持参し、被写体に応じて器用に、素早くレンズを交換している。これが本来の姿であろうが、現在の私は行っていない。また、看護師嬢は銀塩カメラも併用している。時に応じ、その両方を持参してくることもある。若さはいい。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/90秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f2.8、 1/180秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f2.8、 1/250秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f2.8、 1/125秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
一緒に行った写真仲間のご婦人に素晴らしい透過光の葉を見せて頂いた。仕舞いかけたカメラを出し、その場に行った。彼女がついてきて、どのようなアングルで撮ったか教えて下さった。真似をしても、彼女ほどいい写真は撮れなかった。
取引先と行ったレストランで早速使ってみた。「ラギ、コピ ラギ」と云うと、ウエイトレスがすぐにコーヒーを持ってきた。飲みたくて注文したのではない。何とまずいコーヒーだろうと感じていたが、忘れないうちに覚えたての言葉を試してみたいとの好奇心が勝った。「コピ ラギ」と云って注文したコーヒーは、イギリスの統治下にあっただけに一杯目と同じ深煎りのコーヒーが使用されていた。深煎りの、然も出がらしのようなコーヒーは目をつぶって一気に飲まなければ飲めるものではない。後に残るのは焦げ臭さだけだった。
取引先のマレーシア人はそのコーヒーを一口飲んだだけで、その後は手を付けなかった。それほど不味いコーヒーを私はお替りしたのだ。彼は驚いていた。後でその理由を話すと、彼は狂いそうになるほど笑った。
余談だが、ヨーロッパでは一般的に深煎りのコーヒーが好まれるが、アメリカでの主流は浅煎りである。日本では薄いコーヒーを「アメリカン・コーヒー」と云うが、それは間違いであると私は思う。薄めの好きな家庭や、濃いめのコーヒーの好きなお宅もある。私は浅煎りの濃いめのコーヒーが好きである。
デニーズやマクドナルドでは浅煎りのコーヒーを使っているが、スターバックスでは深煎りのコーヒーを出す。だが、スターバックスで飲むコーヒーは深煎りでも旨いと感じる。深煎りのコーヒーが全て嫌いなわけではない。だが、マレーシアの、あのクアラランプールのレストランのコーヒーは酷かった。それに反し、料理は旨かった。コーヒーではなく、紅茶にすべきだったと今でも悔やんでいる。だが、紅茶のマレー語を知らなかった。
神代植物公園の事務所に電話をしてみると、蝋梅が見ごろを迎えているとのことだった。写真仲間を誘い、早速行った。1月の中頃であった。だが、蝋梅を撮るのに適したレンズを装着していなかった。フルサイズのカメラに70-200mmのレンズではめぼしい蠟梅をアップでは撮れない。だが、温室の蘭を撮るにはこのレンズが最適と考えた。以前のように複数のカメラ、複数のレンズを持参するようなことを一切していない。重く、体力的に消耗するのを避けることもあるが、レンズ交換に費やす時間が勿体ないように感じているからでもある。撮影目的にあった最大公約数のレンズを一本とカメラは目的に合わせ、フルサイズかAPSかのどちらか一台に決めている。
ニコンを使っている二人の写真仲間は、ニッコールの18-300mmのレンズを常用している。何処に行くにも、何を撮るにもこの一本で済ませている。他にレンズを持っていないわけではない。私と同じ理由で、特別な場合を除いてはこのレンズを使っている。非常に便利そうで羨ましく感じている。キャノン純正にはこのレンズがない。従って私は持っていないので、蝋梅はトリミングをすることで凌いだ。
今回は勤務があって参加しなかったが、我々の仲間では一番若い現役の看護師嬢は常に複数のレンズを持参し、被写体に応じて器用に、素早くレンズを交換している。これが本来の姿であろうが、現在の私は行っていない。また、看護師嬢は銀塩カメラも併用している。時に応じ、その両方を持参してくることもある。若さはいい。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/90秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f2.8、 1/180秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f2.8、 1/250秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f2.8、 1/125秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
一緒に行った写真仲間のご婦人に素晴らしい透過光の葉を見せて頂いた。仕舞いかけたカメラを出し、その場に行った。彼女がついてきて、どのようなアングルで撮ったか教えて下さった。真似をしても、彼女ほどいい写真は撮れなかった。