TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 520

2025年01月26日 | エッセイ

 家内の友人の話だが、通っている内科医から認知症の診断を受け、治療の薬を処方された。その友人は「私は認知症ではないので、そのような薬は必要ありません」と云ったそうだ。内科医は怒って「もう来ないでくれ」と縁を切られたとの事だった。

 家内の友人の判断の方が正しいように思える。私は医師ではないので医学的なことはわからないが、その薬を断って正解だったような気がする。全ての開業医がそうとは云っていないが、患者を認知症と診断しておけば、定期的に通院させられ、処方箋代も稼げる。おまけに認知症なら全治は難しいので患者の命ある限り、言葉は悪いがいい金蔓だ。

 以前に私も近くの内科医から「糖尿病だ」と診断された。処方箋を持って大病院の門前の薬局に行った。その薬局で薬を手渡された時、「一度セカンド・オピニオンを受けた方が良いと思います」と云われた。後で聞いた話では、職業柄か私の顔色や動作を見てとても糖尿病患者には見えなかったとの事だった。私を糖尿病だと診断した医師は、私のインシュリンの排出量が多いから糖尿病だと診断したのだそうだが、その医師の長男の診断では「○○さんは糖尿病ではありません。而し、コレステロールの値が高いので、その治療を始めましょう」と云われた。そして新たな血液検査のため血液を採取された。

 此の医院には、体の異常は全くないが、ゆっくり眠るためのデパスを処方して貰うだけに通っていたのだ。それでは医院の利益は薄いので、なんとか病気を作り、その治療に通わせようとの魂胆が見え見えだった。血液検査の結果は来週出ると云われたが、それっきりその医院には行っていない。私がマラリアにかかった時、「風邪だ、風邪だ」と云われて放っておかれた医院だ。家内が救急車を呼び、都立駒込病院での治療があと一日遅れていたら、私の命はなかった。そのような誤診をしたままでは、その医師も寝覚めが悪いと思い、「不眠症」を名目に通っていたのだ。それなのに、適当な病名を付けられ治療費を稼ごうとする医院との付き合いは御免だ。転医した先の大病院では糖尿病も過多のコレステロールの診断もされていない。

 家内の友人を認知症と病名を付けた内科医もそのような開業医と同じ気がしてならない。だから、彼女は認知症ではないと私は考える。

 どの医院に行けば、良心的に病気を診て貰え、手に負えなければ専門医への適切な紹介状を書いて貰えるのか?一旦網にかかった患者を簡単に逃がしはしないだろう。聞いた話だが、最近は開業医に大病院への紹介状を書いて貰うと4千円か5千円を請求される医院もあるそうだ。紹介状なしで大病院に行くと、初診料が6千円から8千円である。開業医と近江商人が同列になったような気がする。

 一月のうちにと考え、先週の日曜日に阿佐ヶ谷の神明宮に行ってきた。まさかこれほどの人出があるとは思いもよらなかった。とても写真を撮れる状態ではなかった。だが、折角来たので一枚でも二枚でも撮って帰ろうとカメラを出した。理想的なアングルではないが、考えれば何とかなるものだ。だが、出来はかなり悪かったと思う。

 

 


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