TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 311

2021年02月28日 | エッセイ
 テレビドラマを観ていて良く聞こえなかったり、意味不明な言語が聞こえてきたりすることが度々あった。いよいよ難聴になったかと心配したが、ニュース番組や一流の俳優のセリフは明確に聞こえる。私の所為ではなかった。

 舞台を数多く経験している俳優は大声を張り上げなくとも一番後ろの客席にまで無理なくセリフは届く。発声の訓練をきちんとしてきた功績だ。その俳優がテレビドラマに出ても、音声を拾うマイクを無理に近づけなくとも問題はない。だが、三流の役者は発声練習もせずに、演技の指導も碌に受けずにドラマに出てくる。彼らは役者が本職ではなく、歌手やモデル、またはお笑い芸人だったりする。脚本家の所為か、演出家の所為かは知らぬが、本職の役者だけを使ってドラマを作っても視聴率が悪い。従って他の分野で人気のある人たちをドラマに出させる。他力本願もいいところだ。そんなドラマを見せられてもちっとも面白くない。

 ドラマが詰まらないので自然のドキュメンタリーや動物の番組にチャンネルを合わせる。だが、其処にも下らない、必要もない解説をしたり、面白くもない冗談を云うお笑い芸人が出てくる。こうなったらテレビを消して読書をするか、エクセルの関数を組み合わせて自分流の便利な表を作って楽しむしかない。以前に関数だけを利用して1月1日に出入金を入力すると、12月31日には経費、経常利益と所得税が瞬時に出てくるものを作った。無駄と云えば無駄だが、頭の老化を防いでいることは確かだ。

 若いころにコンピューター言語を学んでおけばもっと楽しいソフトを作れたであろうが、今では遅すぎる。それでも既存の多くの関数を組み合わせてエクセルの入力を便利にするだけでも楽しめる。以前にも書いたと思うが、現在でも世界の主要通貨を毎日入力している。そして各国の通貨ごとにその月の最高値と最安値を太字の斜体にして色を変えている。それが毎日入力するたびに、通貨の変動ごとに切り替わる。また、一年間の様々の各通貨の日本円に対する変化のパーセンテージが集計されるようにしてある。此の通貨の入力も全く無駄である。何の役にも立たぬ。ましてや為替変動の予測にも全く役に立たたないのは承知している。為替の変動は経済とは関係なく機関投資家の思惑によるところが大であるため、部外者の我々には全く予測が立たない。

 マクロレンズを頻繁に使うようになって昆虫も面白い仕草をすることを知った。テントウムシがでんぐり返しをしたり、ハエが鼻提灯を出したりすることを初めて知った。これもコロナウィルスのお蔭だ。習近平さんに感謝しなければいけない。それにしても、彼は全く責任を感じていないのだろうか?鉄面皮とはよく云ったものだ。


キヤノンPowerShotG7XII、24-100mm(35㎜換算)。 f5.6、 1/250秒、 露出補正:-1、 ISO:125、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 f11、 1/125秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 f11、 1/200秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 f11、 1/40秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 f11、 1/50秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 f5.6、 1/250秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 f11、 1/100秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 f11、 1/100秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。

折々の写真&雑感 310

2021年02月21日 | エッセイ
 香港の友人にカステラを送りたいので買いに行った。店ではEMS(通常の小包よりずっと早く届くスピード郵便)でそのまま送れるように包装してくれた。あらかじめ用意しておいた送り状と税関への申告書を持って街の郵便局に行くと、「手書きのものは受け取れない」と云われた。アメリカに小包を送る場合には手書きのものを扱えないことは承知していたので、日本郵便のホームページで調べておいた。それにはアメリカ以外の国は、多少配達に時間はかかるがそれを承知なら手書きでもいいことになっていた。そのことを云ってもその郵便局では頑として受け付けてくれなかった。そして読んでも意味不明な、パソコンとスマホでの書類の作り方が書いてあるパンフレットを呉れただけだった。本局に電話すると「申し訳ございません。ちゃんと通達してあるのですが」と謝られるだけだった。このパンフレットを読んでも作り方が分からないと云うと、「パソコンをお持ち頂ければお教え致します」と云われた。デスクトップ・パソコンをどうやって持って行くのかと呆れた。別の区の本局に電話すると、「小包をお持ち頂ければ当方で作成致します」と親切に云って下さった。担当者は専用のアプリの入ったタブレットで簡単に書類を作り、印刷までして下さった。

 次もある事なので、日本郵便のホームページで詳細に調べた。その結果次のことが分かった。①国際郵便マイページサービスに登録する。②パウチを事前に手に入れる。此のパウチとは配達証、送り状、税関申告書の三点セットを包むもののようだが、実際に手に入れても使い方不明。③前記三点セットを実際に作成する。①と②は何とか自力でやり終えた。そして、ニ週間ほど経って実際に香港に居る娘に品物を送る必要が生じた。それでEMSで送ろうと書類の作成を試みた。だが、必要な書類を作成するアプリが何処にあるのか、どのように記入するのか全く要領を得なかった。日本郵便のホームページに出ていた部署に電話をして何回も何回も教わってやっと作成出来た。

 私のプリンターで印字された書類は、目の悪い人には天眼鏡で見なければならないほどに小さく、プリントの質も悪かった。これなら手書きで必要書類に書いた方がよっぽど早くて見やすい。タイプライターを使っていた頃なら、印字も簡単で楽だったに違いない。今年の1月1日から「手書きは受け付けない」のやり方は全てアメリカから始まったことである。それなら彼等だけでやればいいものを他の国にまで無理やりに押し付ける、アメリカの嫌な面をまた見せつけられた思いがしている。

 郵便局の書類作成で苦労をしたので、写真は見るだけでもスカッとする江戸川競艇の写真をお見せしたい。現在も競艇は開かれているが、コロナが怖くて行っていない。ご親切な中国が日本にコロナ・ウィルスを送って来て下さる前の江戸川競艇である。実に平和な時期だった。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/180秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 二階の高い位置から撮ってみた。もう一階上の階から撮ればよりいい写真が撮れたように思えるが、部外者は登れない。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/180秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 この写真も二階から撮ったものである。ターンのブイとその周辺が良く見えるが、全体を撮ろうとすると写真に迫力が欠けるように思える。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/180秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/180秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/250秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キャノンEOS7DMkⅡにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/250秒、 露出補正:-1、 WB:オート。

折々の写真&雑感 309

2021年02月14日 | エッセイ
 あと何ヶ月かすると次の野球のシーズンが始まるだろう。その前に一言云わせて頂きたい。何が嫌だと云って野球中継時の必要もない解説者の無駄話ほど嫌なものはない。我々はテレビの画面を見ているので、場面の説明など必要ない。ある解説者など、アナウンサーの話を遮って迄自説を繰り広げる。その上自分の現役時代の自慢話をする。投手の経験もないのにピッチングフォームが良いだの悪いだのと云ったり、試合と全く関係のない話までする。あまりのうるささに、一緒に解説をしていた、かつての一流だった投手が「この場面はいい場面です。黙って、じっと見ましょう」と云った。その通りだった。

 野球中継にはアナウンサーがいれば、つまらない解説者や野球好きだと云うだけの必要もないタレントなどいらない。どうしてもと云うなら、上記のような第一級の解説者にお願いしたい。私は野球中継を、解説者に依っては見ないこともある。結果だけを知ればいい。うるさいばかりの解説者は野球そっちのけで喋り捲る。そんな時、テレビの音を消してラジオの放送を聞くことにしている。

 10年も前のシーズン中は野球中継を観るのが楽しみだったが、最近はあまり観なくなった。民放の地上局は殆どが途中で放送を打ち切ってしまう。NHKは最後まで放送してくれるが、パシフィック・リーグを主体にしているように思える。悪くはないが馴染みのないチームの試合を見ても興味がわかない。BSやCSならかなり野球放送があるが、それを見るためにわざわざ契約する気にはなれない。このようなことが重なると、ファンの絶対数が減り、果てはさびれゆくスポーツになってしまうのだろうか。

 此の稲荷神社には時期を変え、時間を変え、レンズを変えて何度か通っている。自宅からはかなり離れているので自転車を利用していたが、最近は歩いて行っている。地図を見て最短距離を通っている積りだが、我が家からは歩くのが嫌になるほどの距離がある。


キヤノンEOS5DにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 5秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート、 三脚使用。


キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 f11、 1/125秒、 露出補正:-1、 ISO:400、 WB:オート。


キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 f11、 1/30秒、 露出補正:-1、 ISO:400、 WB:オート。


キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 f11、 1/80秒、 露出補正:-1、 ISO:400、 WB:オート。


キャノンEOS5DMkⅣにEF70-200mm、2.8Lを装着。 f11、 1/50秒、 露出補正:-1、 ISO:400、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/50秒、 露出補正:-1、 ISO:400、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/20秒、 露出補正:-1、 ISO:400、 WB:オート。




折々の写真&雑感 308

2021年02月07日 | エッセイ
 私の高校の時からの同級生の一人が日本の大学を卒業してからアメリカの大学に留学した。そこを卒業して一旦は日本に帰ってきたが、いい仕事があるとかでグリーン・カードを取ってアメリカに戻った。そして30才近くになってから白人の陸軍士官と結婚した。日本人を花嫁にしたことで、相手の士官は将来を絶たれた。軍人を辞めさせられるわけではないが、いくら優秀でも将来に将軍に昇進することは絶対にないと決まったようなものだった。中佐や大佐も無理だろう。この先、よほどの運に恵まれなければ少佐にもなれない。大尉と少佐では一つの階級しか違わないが、尉官と佐官では天と地ほどの違いが軍隊にはある。だが、大尉に昇進したばかりの彼は、自分の昇進より私の同級生との結婚を選んだ。私とは彼らが結婚して数年ほど経ってから知り合ったのだが、実に気持ちのいい奴だった。その時は、軍人を辞めて民間会社に勤めていた。

 アメリカの軍隊では人種差別をされないことになっている。これは表向きであって実に多くの差別がある。日本人と結婚して昇進の道が絶たれるなら、黒人と結婚した白人兵士はどうなるのか。これは相手が黒人でも、アメリカ人であるから表向きは問題はないようだ。相手が日本人であるので、軍の機密が守られないとの理由らしい。だが、結婚すれば彼女の国籍はアメリカではないのか。おかしな理屈だ。結婚した相手が敵対する中国人やロシア人ではない。アメリカの友好国の日本人だ。トランプが友好国を信じていないのと同じ論理だ。

 私の同級生は民主党のバイデン支持である。ご主人はトランプ支持で、今回の大統領選挙が終わるまで夫婦間でかなりの論争があったらしい。離婚するほどではないにしろ、かなり激しい論争が選挙の後まで続いたと後で聞いた。

 だが、毎夜のように続いた論争もトランプ支持者の連邦議会襲撃事件をきっかけに終ったそうだ。あの過激な行動をトランプが煽動したことが明白になったからだ。トランプは型破りの大統領ではあったが、頼りになる強い政治家であると信じていたらしい。それがあそこまでやればアメリカの民主主義は崩壊すると反省したらしい。だからと云って共和党の支持を捨てたわけではないそうだ。

 同級生とのメールのやり取りはローマ字綴りの日本語である。日本語のワードが彼女のパソコンに入ってないので仕方がない。お互いにローマ字でまどろっこしく感じたときは英文になる。彼女の話だと連邦議会襲撃事件以来、トランプ離れが止まらないそうだ。彼に票を投じた人はバイデンさんの獲得票に近い7,400万人もいた。トランプに多くの不満や疑問を感じながら、共和党支持であるからと彼に投票した人が非常に多いと聞いた。4年後にトランプが出てこないことを願うが、バイデンさんがしくじりを冒すと再登場もあり得る。心配である。

 以下の写真はコンパクト・デジカメで撮ったものである。以前に同じカメラで花を主体に撮ったものを、又先週には深大寺とその周辺の以前の写真を掲載したが、その時よりは使い慣れてきた。だが、通常は一眼レフを使用しているのでディスプレーを見ながらの撮影は便利な面もあるが不安もある。前回に記したように、被写体が高い位置にあるときや、しゃがまなければならない程の位置にあるときは具合がいいが、やはり一眼レフのようなわけにはいかない。


キヤノンPowerShotG7XII、24-100mm。 ISO:200、 f11、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キヤノンPowerShotG7XII、24-100mm。 ISO:200、 f11、 1/100秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キヤノンPowerShotG7XII、24-100mm。 ISO:200、 f11、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キヤノンPowerShotG7XII、24-100mm。 ISO:200、 f11、 1/80秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キヤノンPowerShotG7XII、24-100mm。 ISO:200、 f11、 1/50秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キヤノンPowerShotG7XII、24-100mm。 ISO:200、 f11、 1/10秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キヤノンPowerShotG7XII、24-100mm。 ISO:200、 f11、 1/40秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キヤノンPowerShotG7XII、24-100mm。 ISO:200、 f11、 1/50秒、 露出補正:-1、 WB:オート。