神代植物公園での撮影が終り、魔法瓶のコーヒーをテーブルのあるベンチで飲むために椅子に全ての荷物を下ろした。すると、前の方のベンチに白人のお嬢さんが座り、ベンチを埋め尽くすほどの、大きなお揃いのバッグの見張り番をしている様子に気が付いた。その左側では中国人とみられるご婦人のカメラマンが男女のアシスタントを使い、モデルの撮影をしていた。カメラマンがモデルに出す指示を聞いていると、内容はわからないが、かなり厳しい口調で注文を付けていた。私にも撮らして貰えないかと頼もうとしたが、そのモデルは私の好みの顔ではなかったので止した。それに、そのモデルは長丁場の撮影のためか、うんざりしているような顔を私に向けていた。尚更に撮る気がしなくなった。
やっとのことで撮影が終り。その場所から他の場所に移動を始めていた。見ると、荷物の番人の白人のお嬢さんは、その撮影スタッフの一員だったようだ。モデルとカメラマンは手ぶらだったが、ベンチに積まれていた荷物は他の全員で担いでいった。なかでも白人のお嬢さんは一番多くの荷物を持たされていた。
時代が変ったことをつくづく感じた。一人の白人が大勢の中国人をこき使っていた時代は遠いものになり、今では多くの中国人が一人の白人をこき使っている印象を受けた。そのようなことを考えていると飲んでいるコーヒーがウーロン茶の鉄観音を飲んでいるようにも感じられた。
神代植物公園内でモデルを使っての職業的な撮影は許可が必要なのだが、彼らが正式に許可をとっているとは考えられなかった。大きな三脚や大型のレフ版を持って入れば入口で止められるが、撮影は手持ちのカメラで行われていたので、入口の係員は見逃してしまったのであろう。
神代植物公園に撮影に行ったのは11月8日だったが、是非とも撮りたい花はなかった。バラは最盛期を過ぎていたように感じられた。例年なら、この時期になるとモミジが多少は色づいてくるのだが、その期待も裏切られた。その場から戻って温室に行けばよかったであろうが、空腹には勝てなかった。満足のいく撮影は出来なかったが、いつもの店で美味しい深大寺蕎麦を食べられたのは良かった。
以下はその時の写真である。次回は完全に紅葉が始っているであろう今週の火曜日に、写真仲間と神代植物園に行く約束になっている。
やっとのことで撮影が終り。その場所から他の場所に移動を始めていた。見ると、荷物の番人の白人のお嬢さんは、その撮影スタッフの一員だったようだ。モデルとカメラマンは手ぶらだったが、ベンチに積まれていた荷物は他の全員で担いでいった。なかでも白人のお嬢さんは一番多くの荷物を持たされていた。
時代が変ったことをつくづく感じた。一人の白人が大勢の中国人をこき使っていた時代は遠いものになり、今では多くの中国人が一人の白人をこき使っている印象を受けた。そのようなことを考えていると飲んでいるコーヒーがウーロン茶の鉄観音を飲んでいるようにも感じられた。
神代植物公園内でモデルを使っての職業的な撮影は許可が必要なのだが、彼らが正式に許可をとっているとは考えられなかった。大きな三脚や大型のレフ版を持って入れば入口で止められるが、撮影は手持ちのカメラで行われていたので、入口の係員は見逃してしまったのであろう。
神代植物公園に撮影に行ったのは11月8日だったが、是非とも撮りたい花はなかった。バラは最盛期を過ぎていたように感じられた。例年なら、この時期になるとモミジが多少は色づいてくるのだが、その期待も裏切られた。その場から戻って温室に行けばよかったであろうが、空腹には勝てなかった。満足のいく撮影は出来なかったが、いつもの店で美味しい深大寺蕎麦を食べられたのは良かった。
以下はその時の写真である。次回は完全に紅葉が始っているであろう今週の火曜日に、写真仲間と神代植物園に行く約束になっている。