アメリカ製品は良くない。アメリカの食事は最低だ。ハンバーグをご馳走だと思っている。アメリカ人はヨーロッパ人を崇拝し、東洋人を下に見ている。アメリカ人は常識がなさすぎる。アメリカ人は外国に行っても我が物顔に振舞う。
以上のようなことをよく聞く。だが、このように批判している人たちはアメリカの製品、アメリカの料理、アメリカ人の物の考え方や性質を深く知ってのご発言であろうか?私は大のアメリカ通と云うわけではないが、日本政府から派遣されてアメリカの空軍に15年近く働いていたので、多少はアメリカのことを知っているつもりである。而し、アメリカを左程に好きではない。
「アメリカの製品は良くない」。一部の製品に関しては確かにお説の通りである。日本製の薬用石鹸のミューズは比較的硬いままでいるが、普通の石鹸よりはかなり値は高い。それを除けば日本に使いきるまで硬いままでいる石鹸があるだろうか?殆どの石鹸は半分ほど使うと柔らかくなってしまう。アメリカの石鹸はそのようなことにはならない。中には使用目的によって最初から柔らかくするように製造しているものもあるが、殆どの石鹸が簡単には柔らかくならない。以前にも述べたように、特にダイヤルと云う石鹸は使い切るまで硬いままだ。
「アメリカの食事は最低だ」。カクテルドレスとタキシードで行くような、アメリカの一流のレストランで食事をなさったことがおありだろうか?私は超一流のレストランには経済的な理由で行ったことはないが、その下のクラス、その下の下のクラスでも素晴らしい料理を出してくれるレストランは山ほどある。また、空軍時代の友人や、貿易業を始めてからの取引先のご自宅に食事に招かれたことは一度や二度ではない。どれもが素晴らしい料理であった。上等なステーキやローストビーフをご馳走になったことは沢山あるが、ハンバーグ・ステーキなどはただの一度もなかった。
「ハンバーグをご馳走と思っている」。とんだ勘違いである。アメリカ人から聞いたことがある。「ハンバーグ(ハンバーグ・ステーキとハンバーガーを含めて)は、最も下品な食物である」。だからと云って彼らがこれらを食べないわけではない。特にハンバーガーは、日本人がおにぎりを食べているようなものと私は感じている。むしろ日本人の方がハンバーグ・ステーキを高級な料理と考えているのではないだろうか?肉屋で、ちゃんとした肉を切り分けた後のくず肉を挽いたものである。そのハンバーグより少し上等なものをグランド・ビーフと云う。これはハンバーグ用の肉の中から脂身の少ないところを選んで挽いたものである。
日本人がありがたがって食べているハンバーグ・ステーキは玉ねぎやうどん粉が入っているようで、牛肉の味が全くしない。私は出されれば仕方なしに食べるが、レストランでは絶対に注文しない。
上記以外の件に関しては次回に譲りたい。
私事で恐縮だが、先週の火曜日(22日)に、左目術後の最終検査があった。医師の診察に先立ち、検査のお嬢さんが私の右目の検眼もして下さった。驚いたことに、前回に裸眼で0.5だった視力が0.9、矯正で1.2であった。左目に関しては前回と変わらなかったが、右目の視力が術後に更に上ったのには驚いた。術後に落ち着くにしたがって視力が下るものと考えていたが、そうとも限らなかったらしい。名医の注意事項を厳密に守って本当に良かった。「パソコンは必要最低限、テレビはそこそこに」を守ると、後は居眠りをして日を過ごすしかなかった。家内に散歩に行けと云われたが、歩くと汗が出る。その汗が目に入るのを恐れた。それも結果的に良かったのかもしれない。更に、かなり前からあった飛蚊症が全く消えてしまったことである。白内障手術を受けて良いことだらけで、旨く行かなかった方々に申し訳ない気分だ。
以下の写真は、昨年の8月の曇天の日に撮ったものである。本来は暑いさなかの動物園では、勤務時間中であっても日陰から出てこないのが通例であるが、幸いにも、この日は勤務に励んでいてくれた。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:800、 f5.6、 1/50秒、 露出補正:―1、 WB:オート、PLフィルター使用。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:800、 f11、 1/125秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:800、 f11、 1/125秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/125秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/100秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/100秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
不忍池に咲く蓮は、最後の最後まで観る人の目を楽しませてくれた。終りを迎えるころの蓮は、花弁の先端から色が変化し美しさを台無しにするのが普通である。
以上のようなことをよく聞く。だが、このように批判している人たちはアメリカの製品、アメリカの料理、アメリカ人の物の考え方や性質を深く知ってのご発言であろうか?私は大のアメリカ通と云うわけではないが、日本政府から派遣されてアメリカの空軍に15年近く働いていたので、多少はアメリカのことを知っているつもりである。而し、アメリカを左程に好きではない。
「アメリカの製品は良くない」。一部の製品に関しては確かにお説の通りである。日本製の薬用石鹸のミューズは比較的硬いままでいるが、普通の石鹸よりはかなり値は高い。それを除けば日本に使いきるまで硬いままでいる石鹸があるだろうか?殆どの石鹸は半分ほど使うと柔らかくなってしまう。アメリカの石鹸はそのようなことにはならない。中には使用目的によって最初から柔らかくするように製造しているものもあるが、殆どの石鹸が簡単には柔らかくならない。以前にも述べたように、特にダイヤルと云う石鹸は使い切るまで硬いままだ。
「アメリカの食事は最低だ」。カクテルドレスとタキシードで行くような、アメリカの一流のレストランで食事をなさったことがおありだろうか?私は超一流のレストランには経済的な理由で行ったことはないが、その下のクラス、その下の下のクラスでも素晴らしい料理を出してくれるレストランは山ほどある。また、空軍時代の友人や、貿易業を始めてからの取引先のご自宅に食事に招かれたことは一度や二度ではない。どれもが素晴らしい料理であった。上等なステーキやローストビーフをご馳走になったことは沢山あるが、ハンバーグ・ステーキなどはただの一度もなかった。
「ハンバーグをご馳走と思っている」。とんだ勘違いである。アメリカ人から聞いたことがある。「ハンバーグ(ハンバーグ・ステーキとハンバーガーを含めて)は、最も下品な食物である」。だからと云って彼らがこれらを食べないわけではない。特にハンバーガーは、日本人がおにぎりを食べているようなものと私は感じている。むしろ日本人の方がハンバーグ・ステーキを高級な料理と考えているのではないだろうか?肉屋で、ちゃんとした肉を切り分けた後のくず肉を挽いたものである。そのハンバーグより少し上等なものをグランド・ビーフと云う。これはハンバーグ用の肉の中から脂身の少ないところを選んで挽いたものである。
日本人がありがたがって食べているハンバーグ・ステーキは玉ねぎやうどん粉が入っているようで、牛肉の味が全くしない。私は出されれば仕方なしに食べるが、レストランでは絶対に注文しない。
上記以外の件に関しては次回に譲りたい。
私事で恐縮だが、先週の火曜日(22日)に、左目術後の最終検査があった。医師の診察に先立ち、検査のお嬢さんが私の右目の検眼もして下さった。驚いたことに、前回に裸眼で0.5だった視力が0.9、矯正で1.2であった。左目に関しては前回と変わらなかったが、右目の視力が術後に更に上ったのには驚いた。術後に落ち着くにしたがって視力が下るものと考えていたが、そうとも限らなかったらしい。名医の注意事項を厳密に守って本当に良かった。「パソコンは必要最低限、テレビはそこそこに」を守ると、後は居眠りをして日を過ごすしかなかった。家内に散歩に行けと云われたが、歩くと汗が出る。その汗が目に入るのを恐れた。それも結果的に良かったのかもしれない。更に、かなり前からあった飛蚊症が全く消えてしまったことである。白内障手術を受けて良いことだらけで、旨く行かなかった方々に申し訳ない気分だ。
以下の写真は、昨年の8月の曇天の日に撮ったものである。本来は暑いさなかの動物園では、勤務時間中であっても日陰から出てこないのが通例であるが、幸いにも、この日は勤務に励んでいてくれた。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:800、 f5.6、 1/50秒、 露出補正:―1、 WB:オート、PLフィルター使用。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:800、 f11、 1/125秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:800、 f11、 1/125秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/125秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/100秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
キャノンEOS7Dに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/100秒、 露出補正:―1、 WB:オート。
不忍池に咲く蓮は、最後の最後まで観る人の目を楽しませてくれた。終りを迎えるころの蓮は、花弁の先端から色が変化し美しさを台無しにするのが普通である。