TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 80

2016年09月26日 | エッセイ
 やたらとお笑い芸人を出したり、ワーとかキャ-とか騒々しい番組の多い8チャンネルを観ることは殆どない。それが新聞に、「とれたて!美食漁」と云う8チャンネルの番組の紹介記事が出ていた。それに依ると、「芸能人は一切登場せず、スタジオ・トークもない」と書かれていた。興味を持って観ると、確かにそうであった。それだけであるのに非常に清々しい、新鮮な感覚で番組を最後まで観ていられた。他局でも何故このような企画を立てないのか。世界の非常に珍しい地域に行く番組なのに、下らない芸能人(多くはお笑い芸人)の見当はずれの能書きや合いの手を聞かされ、或いはせっかくの景色なのに芸能人の顔を映している。我々聴視者は景色に興味があってその番組を観ているのである。「只で観せてやっている」と云われればそれまでだが、それでは視聴者が減ってしまう。スポンサーの最も嫌がることだろう。

 製作費を安くするためなのか、本編を削り、やたらと必要もない芸人を出す。また前宣伝を多くし、同じ場面を何回も繰り返す。私はドキュメンタリー・ファンである。だからこそ世界の珍しい風景を観たり、珍しい風習に接したりしたい。而し、多く接するのは芸能人の顔であったり、下らない冗談にもならない劣悪なトークである。非常に残念な気もするが、用もないようなタレントが顔を出した瞬間に、私はテレビのスイッチを切ってしまう。

 最近のドラマはどれも面白くない。新しいドラマが登場し、期待を持って観ても5分も経たないうちに飽きてしまう。下手な演技と安易なドラマ設定である。その上言葉の間違いが多すぎる。中にはイント―ネーションが違うので、何を云ったかわからないこともある。演出(監督)はそれを正せないような人がやっているのだろうか。
 またエキストラの登場人数がやたらと減ってきた。喫茶店やレストラン、ホテル、或いはコンビニ店に登場人物以外に誰も居ないとは考えられない。以前は使っていたエキストラを使わないのである。また最近のエキストラはインターネットで集めた無料のエキストラだけを使うようだ。この業界には「プロ」のエキストラがいる。経費の問題で彼らを使わなくなった。ドラマが面白くなくなったのはこの辺にも原因がある。「プロのエキストラ」の中には「プロの俳優」よりしっかりした演技をする人もいるし、魅力的な個性を持っている人も多くいる。

 過去のドラマの中にはプロのエキストラに助けられ、非常に魅力的なドラマがあった。今のようなドラマ作りが続くと、誰もドラマを観なくなってしまうのではないか。その証拠に現在放送されているドラマの数が非常に減ってきた。私は外国物の古い三流映画を録画して観ている。その方がずっと面白い。また古い「中村主水」や「鬼平犯科帳」もそのようにし、毎日を楽しみにしている。

 先週に続いてトルコの写真を掲載する予定であったが、それは次回に廻したい。一昨日の土曜日(24日)に、写真仲間と寺坂の棚田に行った。前日までの雨で、舗装していない通路は泥でぬかり、用心して歩いているつもりだったが、何度も滑って転びそうになった。今にも降り出しそうな天候だったが、何とか傘やレインコートのお世話にならずに撮影出来た。


EOS7DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/30秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 稲を刈り取る前に、彼岸花と並べて撮れたことは幸運だった。天候不順が我々に味方をしてくれたようだ。


EOS7DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/50秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 雨は早朝のうちに止んでしまったのであろうか、期待していたほどの水滴はついていなかった、


EOS7DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/100秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 白の彼岸花は既に終りを迎えており、この一輪だけが何とか撮影に応えてくれた。


EOS7DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/40秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 水田の周囲に彼岸花が植えられているのだが、場所によっては彼岸花が主役であると主張している場所もあった。


EOS7DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/30秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 寺坂の棚田に多く栽培されている貴重な「黒米」の天日干し。これを地方により、「稲はで」「はさがけ」「はざし」「はさば」「いなき」と多くの呼び名があるようで興味深い。


EOS7DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 周囲の山々がガスで覆われ、棚田に風情をもたらしてくれた。


折々の写真&雑感 79

2016年09月19日 | エッセイ
 7月の初めのことであるが、石川県の「ルビーロマン」と云うブドウが一房55万円で競り落とされたと聞いて驚いた。一匹のマグロが億を超える値段で競り落とされたようなものだ。全く馬鹿げている。どこからそのような値段が出るのだろうか。
 宝石のようなと云われるルビーロマンだが、通常の値段でも一房で10,000円前後から20,000円近い値段をしている。その殆どが贈答品に利用されているようだ。テレビでこのブドウの栽培風景をやっていた。粒を大きくするために、せっかく生えた房を剪定してしまっている。勿体ない話だ。

 グレープフルーツだが、何故そのように呼ばれているかご存知だと思うが、あの大きな果物がブドウの房のようにくっついて成るからだ。アメリカのグレープフルーツの果樹園でそれを剪定するなどと云う発想はない。第一、果物や野菜の生産者は「剪定」などと云う言葉すら知らないのではないか。私は柑橘類、特にグレープフルーツが好きだ。先週の「折々の写真&雑感78」で述べたように、私はアメリカ空軍のカミサリー・ストアーで仕入れの仕事をしていたことがあった。少々古くて申し訳ないが、1970年代に千疋屋や林フルーツ、西村などでグレープフルーツは一個500円で売られていた。アメリカ空軍での売値は一個10セントだった。当時の為替レートでもたったの36円である。我々のカミサリー・ストアーは営利企業ではないので、仕入れ値と売値はほぼ同じであった。この10セントはFOB価格である(船に乗せるまでの価格で、船賃と海上保険は含まない)。空軍の食料品は全て海軍の船で世界中に運ばれる。即ち、輸入業者は一個のグレープフルーツを船賃と海上保険料を払っても40円か高くとも50円以下で仕入れていた筈である。それが高級果物店の店頭に並ぶと500円になる。不思議な国だ。

 家内が近くのスーパーマーケットで買ってくるグレープフルーツやオレンジ、それにレモンなどは食用の果物ではなく、ジュース用のものだ。その証拠に皮の厚さが7~8ミリもある。食用の物はせいぜい3ミリほどだ。アメリカで、食用の柑橘類に比べ、ジュース用の柑橘類は一個幾らとか一ポンド(452gm)幾らではなく、トラックの荷台一つで幾らと云うほどの値段である。家内にこれはジュース用だと云ってもしょうがない。我が家は政治資金を頂いていないので、毎回高級果物店で買えるわけではない。

 日本で作る果物は必要以上に手をかけて庶民の手の届かないようなバカ高い値段で売っているし、輸入品の果物はバカ安いものを仕入れては結構な値段で売っている。

 以前に、家内とお城の形をしたカナダのシャトー・フロント・ナックと云うホテルの泊まったことがある。朝食に出されたオレンジジュースが旨かった。我々がテーブルに着くや否や年配のウエイターが大ぶりなコップにジュースを満たしてくれた。あまりに美味しかったので、「お代わりを下さい」と云うと、彼は嬉しそうに頷き、「美味しいでしょう。ジュース用のオレンジではなく、食べるためのオレンジでジュースを作っているのです」と説明してくれた。多くのご婦人方が憧れているホテルのすることは違うと感心した。

 以下は家内と行ったトルコの写真である。10年以上も前のことで恐縮だが、好きなトルコの写真をお目にかけたい。初めてのトルコであったが、何回も訪れたことがあるような錯覚を覚えた。


EOS10DにEF17-40mm、4Lを装着。 ISO:100、 f8、 1/200秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 イスタンブールのコンラッド・ホテルの前の緩やかな坂道。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f8、 1/45秒、 露出補正:-11/2、 WB:オート。
 トプカプ宮殿には多くの観光客で溢れかえっていた。私はこのような場所は苦手である。宮殿の中に入るには長い行列の最後尾に着かなければならない。近くにいたボーイッシュな女の子に写真を撮らせてくれないかと声をかけると、その友人が一緒に入ってくれた。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f8、 1/125秒、 露出補正:-11/2、 WB:オート。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f22、 1/125秒、 露出補正:-11/2、 WB:オート。
 カッパドキアではラクダが一家の担い手であるように見受けられた。


EOS10DにEF17-40mm、4Lを装着。 ISO:100、 f22、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 女の子が恐る恐る手を出すと、甘えるようにすり寄ってきた。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:800、 f5.6、 1/30秒、 露出補正:-11/2、 WB:オート。
 以前に所属していた写真クラブの講師は、この写真を見て「手フレしている」と云った。ブレているのは下絵を描いている手だけである。私はこのブレを狙って撮ったのである。私はこのクラブを辞めた。











折々の写真&雑感 78

2016年09月12日 | エッセイ
 もうかなり前の話になるが、食料品を扱う店の棚からジャムが姿を消したことがあった。特にイチゴのジャムは皆無になった。ちょうど私が貿易会社を始めようとしていた時期であった。日本の食料品は高すぎると感じ、アメリカから安い食料品を輸入することを思いついたのであった。私のアメリカ空軍勤務は、最初は不動産課でアメリカ空軍が所有したり、借りたりしていた不動産の管理が主な業務であった。それから、当時のハワイ二世の上司に誘われ、「カミサリー・ストアー」に移籍した。給料もかなり上がった。このカミサリー・ストアーとは大型のスーパー・マーケットとお考え頂きたい。軍人や軍属のために生活必需品を提供する店である。また、デパートの外商部に相当することもやっていた。一番大きな取引は「トループ・イッシュー」と云われる部隊への食料品やタバコの供給である。また、NCOクラブ(折々の写真&雑感の74をご参照願いたい)や将校クラブ、病院、学校等々へも供給していた。そこの経理担当を手始めに経理責任者、最後には仕入れの責任者をやった。このカミサリー・ストアーで扱っていた商品は8,000品目ほどあった。その中でどの商品の味がよく、どの商品が最も売れるかの知識は全て私の頭の中に入っていた。その経験を活かし、アメリカから安く上質な食料品を輸入することを思いついたのである。だが巧くいかなかった。日本の流通、価格、商習慣に全く無知であったからである。以下にその顛末を記したい。

 ジャムがないことで、アメリカで最も味がよく上等な「メリー・エレン」と云う会社に手紙を書き、日本への販売権を獲得した。ここまでは大成功だった。而し、日本国内での販路を持っていなかった。従って友人の経営する食料品会社を経由し、その会社と取引のある大手の卸売販売会社を通して販売を行うことにした。メリー・エレンのブランドは国内では全く知られていなかった。それで、扱う商品は一番小さいサイズの、中身が100グラムほどの一番小さいサイズの物から始めることにした。私の輸入価格は100円前後だったが、小売店の店頭に並ぶときは600円ほどになってしまう。いくら味がよく、上等なジャムであってもこの値段では売れない。火傷する前に私は撤退した。

 次に目を付けたのが「ストックリー」の野菜や果物の缶詰であった。ストックリー社は将来の日本市場のことを考え、私に販売権をくれるのを渋っていた。而し、「販売はホテルの業務用」に限定することで販売権を手に入れた。東京の代表的なホテルに売り込みに行くと、担当者はストックリーの名前を知っており、中には少量だがストックリーの製品を既に使っていたホテルもあった。商談は成功かに見えた。だが、見積もりを持っていくと、「これは偽物じゃないのか?」と云われた。ストックリーの缶詰がこんなに安く買えるわけがないと云うのだ。いくら説明しても納得してくれなかった。あのとき、2倍か3倍の値段をつけて持って行ったら、今は持て余すほどの蔵が建っていたかもしれない。

 以下は私が愛してやまない猿どもの写真である。地獄谷の野猿公苑は原則として猿に餌付けをしていない。而し、山に住む猿が一匹でも野猿公苑に来るように、温泉の中や通路に多少の小麦を撒く。釣りのコマセ(撒き餌)のようなものだ。それで猿は満腹しないが、多少は腹の足しになる。写真でお分かりのように、小麦の入った箱には蓋がしてあり、猿の力では開けられないようになっている。この日は苑長さんが蓋の上に座っていた。

 何回も通っているうちに、かなり猿語が理解出来るようになった。可能な限り正確な注釈を付けた。


EOS5DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/500秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
「オジさん、ちょっと、オジさん」。


EOS5DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/400秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
「オジさんたら、オジさん。エサちょうだいよ!」。


EOS5DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/400秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
「エサちょうだいってば…」。


EOS5DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/400秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
「返事してよ、オジさん!」。


EOS5DにEF70-200mm、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/400秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
「ダメか、、、。しょうがねぇな」。


EOS7DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
「我が息子の非礼、深く深くお詫び申し上げます」。

折々の写真&雑感 77

2016年09月05日 | エッセイ
 六本木に未だにハーディー・バラックスがあるのを、最近まで知らなかった。現在は「赤坂プレスセンター」と名を変えているが、アメリカ陸軍の基地に変りはない。以前に比べれば敷地はかなり縮小されたが、青山公園に匹敵するか、それよりも多いほどだ。おまけにヘリポートが依然としてある。独立国の日本の、このような場所に外国の基地を置いておいていいのか。一日も早く返還を求め、それを売却すれば、東北や九州の復興費を賄ってもかなりの金額が残るのではないだろうか。国が駄目なら、新しい都知事に動いて頂きたい。

 当時、私のボスであるハワイ出身のアメリカの軍属氏にこのハーディー・バラックスの将校クラブでステーキ・ディナーをご馳走になったことがある。夏だったので、ズボンと開襟シャツで行った。予約していた席に案内されると、ボーイが深刻な顔つきで私を招待してくれた軍属氏にささやいた。彼は「この将校クラブは服装がうるさくて、きちんとした軍服かスーツじゃなければ駄目だと云われた。だけど、ネクタイを締めれば、今回はいいらしい。今ネクタイを持ってくる」と私に説明した。ボーイが貸してくれた野暮ったいネクタイを締めると、スコッチウィスキーの水割りがテーブルに置かれた。私はアルコール類に弱いので、それほどありがたいとは思わなかったが、当時の日本の酒飲みたちの垂涎の的とも云える本物の、それも上等のスコッチウィスキーだった。

 見たことも、食べたこともないようなTボーン・ステーキが運ばれてきた。「レアー」「ミディアム」、或いは「ウエルルダン」かを聞かれたようだったが、何のことか理解出来なかった。日本の一般家庭では、食料が豊富になり、終戦直後とは比べようもなく豊かになったが、アメリカの食生活には到底及ばなかった。今でこそ、「ミディアム・レアー」と躊躇なく注文出来るが、学校を出て間もないころは、その言葉すら知らなかった。その当時、我が家でもステーキを年に一度か二度ぐらいは食べさせて貰っていたが、フライパンでただ焼くだけで、好みの焼き具合など無視されていた。
 次に困ったのは、「大きさは?」と聞かれた。「10オンス」、「12オンス」、「1ポンド」と聞かれても全く見当がつかなかった。常識的に1ポンドは約450グラムであることぐらいしか理解出来なかった。「君は若いから1ポンドぐらい平気で食べられるだろうが、他の料理があるから12オンスぐらいが適当だよ」と軍属氏がアドバイスをしてくれた。それに従った。デザートのアイスクリームを食べ終わるころにはベルトを緩めたいほどだった。桃のパイとコーヒーを勧められたが、入る余地はなかった。非常に心残りがした。ラウンジに移り、一休みしたところで、桃のパイとコーヒーが改めて届けられた。その美味しさと云ったら何に例えればいいか見当もつかなかった。

 以下の写真は、今は鬼籍にいる中学時代からのユニークな友人と撮影に行った時の佐島の夕景である。彼の若すぎる三度目の奥さんに車を使われたので、「お前が車を持ってこい」と云われた。私の車は既に知人に差し上げてしまったので、息子のワンボックスカーを使うことにした。非常に大きく、最初は2トン車に乗っているように感じたが、慣れるとこれほど運転が楽で疲れない車であることに気が付いた。
 最初から佐島に向かったのではない。ユニークな友人は写真撮影より「美味しい昼食」を最大の目的にしていたようだ。葉山の先のレストランでお昼にした。料理の味と洒落た建物、それに湘南の海に面した立地で予約をしていないとかなり待たされるレストランであった。昼食とは云えぬほどの料金を割り勘で払った。

 あちこち立ち寄っては写真を撮り、佐島には夕暮れが迫るころに着いた。私は友人が夕陽の撮影ポイントを知っていて佐島に行こうと云ったのかと思っていた。だが、彼には何の知識もなかった。「佐島って、なんとなくいい名前だろ?」と仰せになっただけだった。偶然レストランの駐車場を見つけ、取敢えずはそこに停めた。案内図を頼りにレストランに行き、そこで撮影ポイントを聞けばいいと考えた。そのレストランに行くと、海に面して板敷きの大きなテラスがあり、パラソル付きのテーブル席も置いてあった。テラスからは夕陽が正面から眺められた。料理を注文してから、めったに使わない三脚を立てて夕陽を撮った。島や大きな岩がないのが残念だったが、贅沢は云っていられなかった。撮り始めてすぐに雲が出てきてしまい、地平線に沈む太陽は撮り損なった。
 今年こそは写真仲間とそのフレンチ・レストランに再度行ってみたいと願っているが、どうにもその場所を思い出せない。頂いた名刺やパンフレットは所在不明になっている。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f11、 1/400秒、 露出補正:-1、 WB:くもり、 三脚使用。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f11、 1/180秒、 露出補正:-1、 WB:くもり、 三脚使用。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f11、 1/90秒、 露出補正:-1、 WB:くもり、 三脚使用。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:くもり、 三脚使用。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f11、 1/45秒、 露出補正:-1、 WB:くもり、 三脚使用。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f11、 1/30秒、 露出補正:-1、 WB:くもり、 三脚使用。