日本でもカジノが始まるかもしれないことになり、非常な不安を持っている。私は出張中に何度もカジノに通った。而し、悔しいが損の方が多かった。たまに勝つことはあっても、今までの損を取り戻すほどの勝ちではなかった。一番多く通ったのがマダガスカルのヒルトン・ホテル内のカジノだった。此のカジノを含めて、マダガスカル中のカジノに入れるのは外国人だけで、マダガスカル人は一切入れない。我々外国人はパスポートの提示が義務付けられており、入るまでは非常に厳重に見張られていた。ガードマンと顔見知りになっても同様の監視は続けられた。これは入場者を外国人に限定する事により、自国民を保護する為のものである。
以前にシンガポールで詐欺にあう寸前まで行ったことを書いた(2014年11月24日付、TDYマダガスカル編の47をご参照願いたい)。その時、さも私の味方のように振舞い、「ブルネイ人から大金を巻き上げよう」と私に話を持ち掛けてきた奴はラスベガスのカジノで何年もディーラーをやっていたと云っていた。カードでインチキをするなど彼にとっては何の努力も必要ないことだった。そのカードの手さばきは手品師顔負けであった。自分の出したいカードを自由に出せた。彼の本当の企みはブルネイ人と組んで、私にクレジットカードを使わせて大金を騙し取る事にあると気が付き、うまく逃げたと今でも「ざまぁみやがれ」とニヤニヤしている。
カジノのディーラーは手品師ほどに、或いはそれ以上にカードの扱いに慣れている。客が勝てるわけがない。またルーレットで、台の廻し方と球を入れるタイミングで好きな目を出せるとも聞いた。私は仕事の合間の多少の楽しみ程度に考えてカジノに行っただけなので、大した損はしていなかった。最初から勝とうと意気込んで行ったのでは大火傷することは請け合いである。私が定宿にしていたコルベール・ホテルにもカジノはあったが、ヒルトン・ホテルほど規模が大きくなかった。それよりずっと大きい、スロットルマシンのあるヒルトン・ホテルに何度も通った。
負けると分っていてもカジノは楽しいし、面白い。出張には大した現金を持って行かないので、全部を負けてもクレジットカードと帰りの航空券さえあれば問題はなかった。だが、日本で計画しているカジノは日本人も入れ、カジノ内で現金の借入が出来るシステムも考えているようだ。全財産を失う人がどれだけ出るだろうか。心配である。パチンコでさえ熱くなりすぎて離婚騒ぎにまでなった大勢の人たちの話を聞く。
同じ博打でもカジノは競馬や競艇とは質が違う。政府は「依存症対策をする」と云っているが、対策を施さなければならないようなことを最初からやるべきではないと思う。やるなら、外国人しか入れない施設にするべきだ。カジノには賭け金の上限がない。一晩で全財産を失うなど簡単なことである。
以下は江戸川競艇の写真である。一カ月ほど前に行ったのだが、かなり暑かった。動物園に行っても、私の撮りたい相手は涼しいところから出てこない。そうであれば、撮っていて楽しい競艇場に足が向いてしまう。
キャノンEOS7DMkⅡに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/350秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/500秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/600秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
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キャノンEOS7DMkⅡに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/250秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
以前にシンガポールで詐欺にあう寸前まで行ったことを書いた(2014年11月24日付、TDYマダガスカル編の47をご参照願いたい)。その時、さも私の味方のように振舞い、「ブルネイ人から大金を巻き上げよう」と私に話を持ち掛けてきた奴はラスベガスのカジノで何年もディーラーをやっていたと云っていた。カードでインチキをするなど彼にとっては何の努力も必要ないことだった。そのカードの手さばきは手品師顔負けであった。自分の出したいカードを自由に出せた。彼の本当の企みはブルネイ人と組んで、私にクレジットカードを使わせて大金を騙し取る事にあると気が付き、うまく逃げたと今でも「ざまぁみやがれ」とニヤニヤしている。
カジノのディーラーは手品師ほどに、或いはそれ以上にカードの扱いに慣れている。客が勝てるわけがない。またルーレットで、台の廻し方と球を入れるタイミングで好きな目を出せるとも聞いた。私は仕事の合間の多少の楽しみ程度に考えてカジノに行っただけなので、大した損はしていなかった。最初から勝とうと意気込んで行ったのでは大火傷することは請け合いである。私が定宿にしていたコルベール・ホテルにもカジノはあったが、ヒルトン・ホテルほど規模が大きくなかった。それよりずっと大きい、スロットルマシンのあるヒルトン・ホテルに何度も通った。
負けると分っていてもカジノは楽しいし、面白い。出張には大した現金を持って行かないので、全部を負けてもクレジットカードと帰りの航空券さえあれば問題はなかった。だが、日本で計画しているカジノは日本人も入れ、カジノ内で現金の借入が出来るシステムも考えているようだ。全財産を失う人がどれだけ出るだろうか。心配である。パチンコでさえ熱くなりすぎて離婚騒ぎにまでなった大勢の人たちの話を聞く。
同じ博打でもカジノは競馬や競艇とは質が違う。政府は「依存症対策をする」と云っているが、対策を施さなければならないようなことを最初からやるべきではないと思う。やるなら、外国人しか入れない施設にするべきだ。カジノには賭け金の上限がない。一晩で全財産を失うなど簡単なことである。
以下は江戸川競艇の写真である。一カ月ほど前に行ったのだが、かなり暑かった。動物園に行っても、私の撮りたい相手は涼しいところから出てこない。そうであれば、撮っていて楽しい競艇場に足が向いてしまう。
キャノンEOS7DMkⅡに100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/350秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
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