2014年6月9日付のTDY(アメリカの軍隊用語で出張を意味する)のラオス編の「1」で、中学時代に抱いたメコン川に対するロマンが消え去ったと書いた。だが、そのメコン川の上流で中国が何カ所ものダムを建設していると聞くと、ロマンが消え去るどころの問題ではないと感じた。
雲南省で稼働を始めているダムによる影響が、ラオスやタイなどの下流域の周辺住民の生活環境、自然環境に深刻な影響を及ぼしているらしい。雨期になっても水量が増えなかったり、予告なしの放流でメコン川の下流で水位が上昇し、その結果川の流れが変化して、周辺住民の漁業や農業、水運業、そして観光業までが被害を被っていると聞く。
予告なしのダムの建設や放流などにより タイやラオスの当局関係者や環境保護団体は中国側に抗議した。すると、中国側のメコン川開発について、タイの代表的英字紙「バンコク・ポスト」紙上で在タイ中国大使館の報道官が中国政府の意図を説明した。それに対し環境保護団体が厳しく反論する事態となっており、中国とタイの対立が大きくクローズアップされている。タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムなどメコン流域国で構成する「メコン川委員会(MRC)」はこれまでも中国側に放流の事前通告や更なるダムの建設の中止、関係当局による協議を求めているが、中国側は「共存のための開発」と一方的な理屈で押し通そうとしている。中国の常套手段だ。
そればかりではない。何がなんでも南シナ海の支配をしようとしている中国は大挙してフィリッピンに押し寄せている。中でもルソン島は中国人で溢れかえっていると聞いた。住民は一様に中国人の横暴さに手を焼いているらしい。日本軍の中国占領時代のことを中国人は一方的に日本を悪く云うが、彼等が現在、アジアやアフリカで行っていることはどうなのだと云いたい。
上野動物園に写真を撮りに行くと、其処は日本語が通じる「北京動物園」だと前に書いた。成田からの出国前に、大きなスーツケースを持ったまま動物園に入ってくる。それだけならいい。而し、前にいる人を押しのけて檻の前に出る、スーツケースが他人に当たっても知らん顔だ。私がカメラを構えている前に平気で出てきて前方を塞ぐ。文句を云うと中国語で喚く。全く礼儀を知らない。同じ中国人でも、香港から来た人たちは洗練されており、決して無作法なことはしない。そして、体が少しでも触れると「ソリ―」と云われる。私の方で触れてしまったかもしれないのにと恐縮してしまう。彼らは香港人であって、中国人ではないのだ。以前に、「貴方は中国人ですか?」と聞いた事があった。すると即座に、「いいえ、香港人です」との返事が返ってきた。
いつもの写真仲間たちと昭和記念公園にサギソウを撮りに行った。この暑いのにと家内は呆れるが、涼しい時期にはサギソウは咲かない。而し、今年のサギソウは生育が悪かった。だが、ヒマワリは夏の太陽に向かって力強く育っていた。汗だくになりながらの撮影であった。苦労して写真を撮り、その後で快適な場所で美味しい食事をし、談笑をする。我々の至福の時である。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:200、 f16、 1/30秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:200、 f16、 1/90秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:200、 f16、 1/180秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:200、 f16、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/125秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/125秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
ヒマワリを撮っているとき、畑の中に入って記念写真を撮っている若い女の子たちの一群がいた。全員がスカーフを被っていた。中国系インドネシア人の一群のようだった。つい強い口調で「ヒマワリの畑の中に入ってはいけない!」と云ってしまった。彼女らは驚いた顔で私を見、急いで畑から出た。観光を楽しんでいる彼女らにもう少し柔らかく云えばよかったと今でも反省している。だが、あちこちでルール破りを見ていると腹がたってくる。でも、もっと穏やかに云うべきだった。ゴメンナサイ。
雲南省で稼働を始めているダムによる影響が、ラオスやタイなどの下流域の周辺住民の生活環境、自然環境に深刻な影響を及ぼしているらしい。雨期になっても水量が増えなかったり、予告なしの放流でメコン川の下流で水位が上昇し、その結果川の流れが変化して、周辺住民の漁業や農業、水運業、そして観光業までが被害を被っていると聞く。
予告なしのダムの建設や放流などにより タイやラオスの当局関係者や環境保護団体は中国側に抗議した。すると、中国側のメコン川開発について、タイの代表的英字紙「バンコク・ポスト」紙上で在タイ中国大使館の報道官が中国政府の意図を説明した。それに対し環境保護団体が厳しく反論する事態となっており、中国とタイの対立が大きくクローズアップされている。タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムなどメコン流域国で構成する「メコン川委員会(MRC)」はこれまでも中国側に放流の事前通告や更なるダムの建設の中止、関係当局による協議を求めているが、中国側は「共存のための開発」と一方的な理屈で押し通そうとしている。中国の常套手段だ。
そればかりではない。何がなんでも南シナ海の支配をしようとしている中国は大挙してフィリッピンに押し寄せている。中でもルソン島は中国人で溢れかえっていると聞いた。住民は一様に中国人の横暴さに手を焼いているらしい。日本軍の中国占領時代のことを中国人は一方的に日本を悪く云うが、彼等が現在、アジアやアフリカで行っていることはどうなのだと云いたい。
上野動物園に写真を撮りに行くと、其処は日本語が通じる「北京動物園」だと前に書いた。成田からの出国前に、大きなスーツケースを持ったまま動物園に入ってくる。それだけならいい。而し、前にいる人を押しのけて檻の前に出る、スーツケースが他人に当たっても知らん顔だ。私がカメラを構えている前に平気で出てきて前方を塞ぐ。文句を云うと中国語で喚く。全く礼儀を知らない。同じ中国人でも、香港から来た人たちは洗練されており、決して無作法なことはしない。そして、体が少しでも触れると「ソリ―」と云われる。私の方で触れてしまったかもしれないのにと恐縮してしまう。彼らは香港人であって、中国人ではないのだ。以前に、「貴方は中国人ですか?」と聞いた事があった。すると即座に、「いいえ、香港人です」との返事が返ってきた。
いつもの写真仲間たちと昭和記念公園にサギソウを撮りに行った。この暑いのにと家内は呆れるが、涼しい時期にはサギソウは咲かない。而し、今年のサギソウは生育が悪かった。だが、ヒマワリは夏の太陽に向かって力強く育っていた。汗だくになりながらの撮影であった。苦労して写真を撮り、その後で快適な場所で美味しい食事をし、談笑をする。我々の至福の時である。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:200、 f16、 1/30秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:200、 f16、 1/90秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:200、 f16、 1/180秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:200、 f16、 1/125秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/125秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
キャノンEOS7DMkⅡにEF100mmマクロ、2.8Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/125秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
ヒマワリを撮っているとき、畑の中に入って記念写真を撮っている若い女の子たちの一群がいた。全員がスカーフを被っていた。中国系インドネシア人の一群のようだった。つい強い口調で「ヒマワリの畑の中に入ってはいけない!」と云ってしまった。彼女らは驚いた顔で私を見、急いで畑から出た。観光を楽しんでいる彼女らにもう少し柔らかく云えばよかったと今でも反省している。だが、あちこちでルール破りを見ていると腹がたってくる。でも、もっと穏やかに云うべきだった。ゴメンナサイ。