~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

2013.8.3~5 立山旅行記3(美女平・立山杉)

2013-08-11 10:51:41 | ・旅・山

8.3 称名滝から、立山駅(475m)に戻り、すぐ近くの回送サービスにクルマを預けて(翌々日、長野側の扇沢駅まで車を運んでくれる)、

バスで美女平(977m)へ。ここで、立山杉の森を散策しました。(美女平遊歩道コース内側)ここで降りる人はほとんどおらず、静かな

原生林の森をを楽しみましたよ。

立山杉

遊歩道両脇には、ところどころ、立山杉の巨木が点在しています。

不老樹

女平地区には、幹周り6m以上の巨木が147本あるといわれています。中でも名称がある杉は10本あります。1.美女杉 2.出迎え杉 3.子育て杉 4.お姥杉 

5.不老樹 6.火炎杉 7.天涯杉 8.アルペン杉 9.仙洞杉 10.向雲杉が名称の付いている巨木ですが、名称が無くても幹周り8mを超えるものもあります。

これらの中で一番太いのは不老樹で、幹周り10.5m、高さ34mあり、正確な樹齢は不明です。今までは正確な計測が為されておらず、樹齢は200年~300年

と思われてきました。これは平地の成長基準に基づく樹齢でした。2010年に炭素測定したところ、6m程度の太さの立山杉で、2000年という結果がでたことから、

不老樹などは、樹齢が3000年あっても不思議ではありません。(屋久島の屋久杉で最長樹齢2400年だといわれています) 

おんばスギ

幹回り6.91mってことは、炭素測定樹齢2000年以上か・・・??

おんばスギ

触ってみました。むむ!!!なんてフカフカなんだ!!! ものすごい水分を含んでいます。晴れているのに、上部からポタポタ水が落ちてきます。

これほどまで水分を含んでいる巨木は初めてでした。まさに「水と共に生きている」という感じでしたよ。写真でも表皮がテカテカで湿っている様子

が分かるでしょう。

名もない立山杉の巨木もあちこちに・・・

ニリンソウに似ているけど違うなあ。。。う~ん・・・わからない・・    (コ)ウメバチソウかな?

「仮雄しべ」という言葉を初めて知りました。いや~、これは芸術作品ですなあ。

ウメバチソウ 仮雄しべ・花のしくみ  ←もっと感動したい方はこちらへ^^

クサアジサイかな?


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (長安)
2013-08-18 15:03:48
木々が含んだ水分は、我々の生活を支えてくれる川の水になっていくのですね。

こちら、雨が降りません。それでも節水制限もない生活ができるのは、山の森の木々のおかげと、再認識しました。

ありがとうございます。
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Unknown (長安さんへ)
2013-08-19 08:39:15
そうですよねー、伊豆半島は、房総半島と比較に
ならないほど高い山々がありますものね。
最高峰天城山(1406m)。。。

屋久島ほどではないにしても、似たような気象条件
なのかな?
で、ちびっと調べてみました。

「天城は屋久島、紀伊半島などと共に日本有数の多雨
地帯です。ここ10年の平均年間降水量は4,330ミリ。

まさい雨の恵みは天城山のおかげですね^^
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Unknown (長安)
2013-08-19 20:29:06
天城山について、調べて頂きありがとうございます。
伊豆半島が日本ジオパークに認定されてから、あらゆる分野で、注目の的となっています。地元では♪

夏は涼しく、冬は雪を覆い…屋久島に似ていますね!!

屋久島トレッキングしましたよ♪ ダイビングは、したことないのです。
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Unknown (長安さんへ)
2013-08-20 08:29:02
日本ジオパーク、ジオパークという言葉は聞いた
ことがあったのですが、詳しく知りませんでした。

ちょっと調べましたが、
「ジオパーク(英: geopark)とは、地球科学的に見て重要
な自然の遺産を含む、自然に親しむための公園」

それらをツーリズムに利用しながら地域活性を目指す。
って感じでしょうか?

当然、これからの時代ですから環境保全も含まれるの
でしょうけれど。

伊豆半島・・・以前一周しましたが、南伊豆の妻良の
辺りまでいくと一際海の色が綺麗ですよねー。
伊豆とは思えないくらい。。。^^
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