~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

脳卒中をおこした脳科学者の驚異的な意識変容からの学び<右脳マインド>

2012-05-31 08:44:10 | ・スピリチュアリズムからの風景

先日、紹介されて「奇跡の脳」を読みました。本書は、神経解剖学者・脳科学者の
ジル・ボルト・テイラー博士が、37歳の時に脳卒中の発作にみまわれるのですが、
その彼女の脳の機能が損傷していた際の驚異的な意識の変容と8年間の回復過程
を綴った記録です。

脳には左脳と右脳がありますが、彼女の場合、左脳に大きなダメージを受けまし
た。そして、左脳の言語中枢および方向定位連合野が機能しなくなり、彼女は
右脳の意識の中にある、深い内なるやすらぎを体験したのです。

「ジキル博士とハイド氏」の中では、ハイド氏が象徴する右脳の個性は、制御不
能で生まれつき凶暴な、卑しむべき無知な人格として描写されており、意識すら
持っていないと非難されています。左脳はこれとは全く対照的に、言葉を操り、
順序が解り、方法を考え、理性があり、利口だと解釈されています。

しかし、ジル博士は、右脳の意識の中核には、心の奥深くにある、静かで豊かな
感覚と直接結びつく性質が存在している、また、右脳は世界に対して、平和、愛、
歓び、そして同情を表現し続けているという事を身をもって体験しました。

2001年以降の研究で、チベットの僧侶や修道女が、瞑想のクライマックスに達す
るか神と一体になったと感じたとき、脳の中の非常に特殊な領域で、神経学的な
活動が変化することが明らかになりました。
まずはじめに、左脳の言語中枢の活動の減少が見られ、脳のおしゃべりが沈黙し
ます。次に、左脳の後部頭頂回にある方向定位連合野の活動の減少が見られまし
た。
この部分は、その人の肉体の境界の判別に役立っています。この領域が抑制され
るか、感覚系からの信号の流入が減少すると、まわりの空間に対して、自分がど
こから始まりでどこで終わっているかを見失ってしまうのです。これが、個人の
意識から離れて、宇宙と「ひとつ」であるという感覚を生み出すというわけです。

ということは、チベットの僧侶の瞑想状態や、修道女の深い祈りの状態は、左脳
の活動を抑え右脳優位な状態となっているのでしょう。ジル博士は脳卒中でひき
起された左脳損傷によって、この右脳優位状態となったのです。

ジル博士は、この右脳優位な状態がとても心地よく、手放したくありませんでし
た。そこで回復リハビリの過程において、意識的に自分の嫌いな左脳部分の神経
伝達回路を閉じたままにしようと試みたのです。彼女は、次のように話していま
す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

脳卒中を起こした事により、感情をどう「感じる」かのコントロールができるよ
うになった。名付けて「右脳マインド」。

わたしがあえて回復しないようにしたのは、自分や他人に対して意地悪になった
り、絶え間なく不安になったり、あるいは、口汚くののしってしまうような左脳
の一部でした。
はっきり言って、生理的に感じるこんな感情が嫌でたまらなかったのです。胸は
苦しくなり、血圧が上がるのを感じ、眉根が寄って頭痛がします。痛ましい過去
の記憶をその場で再生しようとする古い感情的な回路なんか、みんな捨ててしま
いたかった。
過去の苦痛に心を奪われるには、人生があまりにも短い事を知ったからです。

左脳の招かれざるループ(私がよく使うネガティブ・スパイラルと同じでしょう)
をシャットアウトするためには、

1.魅惑的で、もっと深く考えを巡らせたいことを思い出す。

2.ものすごく楽しい事を考える。

3.何かやりたいことを考える。

招かれざるループは、身体が疲れていたり、精神的に参った状況にやってくる。

しかし、マイナスの感情が押し寄せたときに、その感情を尊重することも大切で
はあります。
感情をうまくコントロールするには、生理的な(ネガティブな)ループがやって
来た時は、それがもたらす感情にすべてを委ねるのが一番です。
90秒間(感情による神経伝達の時間)の、その回路がやりたいようにさせれば
いいのです。
子供と同じで、感情は聞いてもらったり認めてもらったりすると収まるものです。
時間がたつと、こうした回路の強さと発生の頻度は弱まるのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上記を見ると、ネガティブな感情に囚われずに快適に生きるためには、「感謝の心」
を持つための例えばホ・オポノポノの「ありがとう」「ごめんなさい」「許してく
ださい」「愛しています」の言葉や、心からの祈りの言葉を唱えたり、瞑想、感謝
想起等は、脳科学レベルにおいても有効であると言えるのでしょう。

また、上記に書かれている通り、感情による神経伝達回路を訓練することによっても、
ネガティブ・シンキングを脱する事が可能となるのです。

もしかすると変性意識状態や催眠状態も左脳を黙らせ、右脳に働きかけ易くする状態
なのかもしれません。

幸福否定の構造(幸福感を無意識のうちに否定してしまう心因性の症状)は、左脳と右
脳のバランス障害と考えることもできます。

物をはっきり申す欧米文化と、曖昧な表現で意思疎通を図ろうとする日本文化もまた、
左脳と右脳の働きのバランスの違いで解釈できるかもしれません。

い・・・・・・・・・・・で判断する。

上記は、この本からの抜粋です。右脳・左脳に関しては、他にも違った解釈がある
のでしょう。

右脳側に偏り過ぎては、この世の枠組みから飛び出してしまうかもしれませんし、
左脳側に偏っては、極度の唯物主義的になるのかもしれません。ジル博士は、脳卒中
前は、どちらかというと左脳寄りだったのでしょう。
脳卒中を起して右脳優勢になったとき、未知に近い世界を体験していたのでしょう。
それにしても、このように自分自身を客観視する姿は、素晴らしいですね^^

最後にジル博士の言葉を・・・

脳卒中の最初の日を、ほろ苦さとともに憶えています。左の方向定位連合野が正常に
働かないために、肉体の境界の知覚はもう、皮膚が空気に触れるところで終わらなく
なっていました。アラビアの精霊になったような感じ。大きな鯨が静かな幸福感で一
杯の海を泳いでいくかのように、魂のエネルギーが流れているように思えたのです。

肉体の境界がなくなってしまったことで、肉体的な存在として経験できる最高の喜び
よりなお快く、素晴らしい至福の時がおとずれました。意識は爽やかな静寂の流れに
あり、もう決して、この巨大な魂をこの小さな細胞のかたまりのなかに戻すことはで
きはしないのだと、わたしにはハッキリとわかっていました。

左脳の言語中枢が徐々に静かになるにつれて、わたしは人生の思い出から切り離され、
神の恵みのような感覚に浸り、心がなごんでいきました。高度な認知能力と過去の人
生から切り離されたことによって、意識は悟りの感覚、あるいは宇宙と融合して「ひ
とつになる」ところまで高まっていきました。むりやりとはいえ、家路をだどるよう
な感じで心地よいのです。


キュウリグサ

2012-05-28 00:30:10 | ・植物

植物のカテゴリーを作ったものの、ちっともアップしていない・・・^^;;

kouchaは、半年くらい前から植物マスターを目指し始めました。草本採集200種を超えたそうです。彼は、

将来、何になるのかなあ。。。

キュウリグサ(2012.4.29 東京都東久留米市)

ちいさ~~~い花です。キュウリグサ(胡瓜草、Trigonotis peduncularis)はムラサキ科キュウリグサ属の雑草。

和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来する。

ワスレナグサ(2012.5.27 東京都杉並区)

・ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称。

・狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)の和名。

・ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、ノハラワスレナグサ(学名:Myosotis alpestris)、

 エゾムラサキ(学名:Myosotis sylvatica)、あるいはそれらの種間交配種。

・ヨーロッパ原産で、北半球の温帯から亜寒帯に約50種が分布。 by wiki

ん????? 違う?? 花弁が7枚ある??!!! 

ps:これは、三浦へ行ってきたときに買ってきた子なのです。でも、ちゃんと、ワスレナグサと書いてあったようです。

種間交配の一種ということなのかなあ。ここの方のブログを見ると、5枚、6枚、7枚花弁の写真がありました。

う~む・・・なかなか、ややこしいな・・・ウミウシよりも難しいかも(笑)

こちらは、昨年、スイスで撮ったワスレナグサの仲間 少し大きいです^^


ウミウシ探索隊出動

2012-05-26 00:59:07 | ・ウミウシ関連(ダイビング含)

はい~、とりあえず、いろいろ終了~。なんか今年は長かったなあ。。。これからも、やることはいろいろ

あるんですけどね。まあ、一段落^^ 上機嫌で帰ってきて、社会人なり立ての娘といろいろ話をして、よい

一日でございました(謝謝)

 

で、ずいぶん前になるんだけど^^::

2012.5.5

ムツイバラウミウシ 5mm
二度目です。しっかし、小さい^^;;; kouchaが発見! 地味ですけどね、コレでもウミウシくん♪

アカボシウミウシ 10mm位
片目の子です。なんか凄みがありますね。。。

オトメウミウシ 20mm位
この種にしては、今まで見た中で一番大きかったかも。

さ~て、何でしょう? 

おタコちゃんでございます^^ で、この黄色い部分は「漏斗」。一生懸命、動いていました。

「漏斗(ろうと)」: 一種の排泄器官です。 う○こしたり、黒い墨を吐いたり、酸素を得たり・・・何でも器官ですわん。

一箇所の潮溜まり。ヒザラガイだよなあ・・・なんでみんなひっくり返っているの?酸素不足???

クサフグ・・・お目目が綺麗^^

 

アカクラゲ オキクラゲ科のクラゲの一種 強い毒を持っています。 死んでも毒は残るそうです。

触らないようにご注意下さい。触っちまったような・・・・^^;;

エビちゃん^^ 手足の模様が綺麗だね~ 名前は解らず・・・

富士山の下、水平線には無数のヨット^^ 夏っぽくなってきましたね~

koucha+friendと三人だったので、ウミウシだけじゃなくて、いろいろ楽しめましたよ^^


ダライラマの言葉の後に・・・スナーク狩り・宮部 みゆき

2012-05-25 12:57:04 | ・映画・本・絵

先日録画しておいたドラマ「スナーク狩り・宮部 みゆき」を見ました。ダライラマの真理の言葉の後に、

・・・・・・・・・・・・・・考えさせられたドラマでした。おそらく、人間の最大の課題であり、多角的に見ても、

たくさんの意見、感想、思いが蠢くことでしょう。答えは、それぞれの人(魂)の道程によって異なり

導き出すことは不可能なのでしょう。人類最大の難題です。この最大の難題を、よくぞ小説にしたもの

だと感動します。ドラマも、各々の人々(魂々)に鳴り響いたのではないでしょうか。

 

恋人にどん底に突き落とされて裏切られた女性の復讐と、娘をレイプされて妻と共に殺された父親の

復讐。人は時として「暗闇の世界」へ誘われ、「怪物」になる。

ドラマを見ていると、「暗闇の世界」へ誘われる過程が、誰にでも起き得ると思わせ、誰もが「怪物」

になると感じさせる。

 

スピリチュアリズムに照らせば、「暗闇の世界」への誘いは、「悪魔のささやき」であり、悪霊の憑依

とも解釈できる。その憑依と、人に備わっている「良心」(守護霊・高みの霊界からの働きかけ)との

戦い・・・。ドラマは、怪物と良心の戦いをとてもうまく描いていました。

 

先のダライラマの投稿の中に、

「敵と呼ばれている人たちは、間違った考え方にとらわれて悪い行いをしているだけ」との言葉があり

ます 「罪を憎んで人を憎まず」という諺もあります。

これらの言葉に、うなずきはするけれど、自分自身が、このドラマの当事者(復讐者)になったとき、

果たして、これらの言葉が力を発揮するのだろうか・・・。

人の事は、とやかく言えます。しかし、本当に自分自身に降り掛かからなければどのような精神状態

になるかは解りません。

 

このドラマは、二元性(自分と他人)を一元(ワンネス)に近づけようと誘う要素が多分に含まれていたと

思います。魂の成長は、「人の立場になる」「人に手を差し伸べる」、そこから自分と他人との境を限りな

く無くしていくという事であり、最終的にはひとつになることです。自分自身の個の枠組みを、どんどん広

げていくということです。

 

それにしても、作者は、この天使と悪魔を描くことで、その中に入り込んでいくわけであり、どのような

精神状態へと突入していくのだろうか。役者は、その役作りに徹すればよいが、作者は、指揮者でもあり、

役作りにも入り込む(豆ちゃんの良いお言葉^^)。作者にも霊界(根源・宇宙)からの働きかけがあって、

表現者の手助けをしていると思えてなりません。


いのちの言葉 by ダライ・ラマ14世

2012-05-24 08:36:21 | ・風に吹かれて

 

名古屋で出会ったダライ・ラマの言葉の中から、特に印象に残った、精神シンクロ

した言葉を残しておきます^^ いや~どれもスゴイ言葉です。(shigeちゃん、thanx!!!)

宗教・哲学・ハイヤーセルフ・知的生命体・スピリチュアリズム共通です^^

 

私を妨害する人たち

問題を起こす人たち

普通は敵と呼ばれている人たちに

本当の慈悲の心を持つように

私はいつも努力しています

そういう人たちは

間違った考え方にとらわれて

悪い行いをしているだけだからです

 

慈悲は「人を気の毒に思い同情すること」と思われがちですが

それがもし相手を見下すような気持ち

根ざしていたとしたら

本当の慈悲ではありません

本物の慈悲は

その人を尊重する気持ち

土台となっていなければなりません

 

人のことをいうときは

彼らのよい資質を讃えることです

人を中傷している自分に気づいたら

自分の口が排泄物で

満たされていると考えてください

あなたの悪い癖を

いち早くやめる助けとなるでしょう

 

ゆるしの気持ちを身につければ

その記憶にまつわる負の感情だけを

心からなくすことができます

ゆるしとは

「相手を無罪放免にする手段」ではなく

「自分を自由にする手段」なのです


屋形船~

2012-05-23 16:52:09 | ・旅・山

2012.5.19 会社の行事で、屋形船に乗ってきました^^

処狭しと並ぶ屋形船。船着きビルに入ると、そこは異次元空間でした。なかなかいいです^^

出航ラッシュ!! おばちゃんの団体が、ドドドド~っと、沢山押しかけてきましたよ。品川出航。けっこうな速さ

で、隅田川へ♪ 勝鬨橋、佃大橋~中央大橋へ

中央大橋(平成5年3月に完成した新しい橋)

イメージは「兜」。 隅田川はフランスのセーヌ川と友好河川を提携していて、中央大橋はフランスのデザイン会社に

設計を依頼したそうですよ。

ここでしばし、休憩~  東京スカイツリーは22日からライトアップ。ライトアップしていない方が貴重かな(負惜・笑)

急速に暗くなっていきます。サンセットクルーズを期待していたのですが曇っちゃいましたねー。

戻ってお台場海浜公園の静かな人工入り江で宴会タイム^^ 屋形船上デッキより。

あっちにも、こっちにも屋形船~ 手持ちで撮った割りにブレが少ないでしょう^^

屋形船に、なんと、アイスクリーム屋さんが出現!!! 但しシャトレーゼの、あのアイスが、あの価格でした。

まあ、出張サービスですからね^^

屋形船、20年ほど前にも乗ったことがあったのですが、以前と違って、船は広いわ、料理は美味しいわで、最高

でございました^^

0時前には帰ろうと思ってたんですけどねー、高田馬場の「ニュー浅草」っていう居酒屋で二次会。あまりの

安さにビックリ。さすが学生の町だわ。。。その後、近くのカラオケで3時間。結局??時帰宅。高円寺のとある

商店街も、人っ子一人おりませんでした。。。それでも、ほとんど二日酔いナシで良いお酒でございました^^


金環日食 2012 in tokyo !!!!!

2012-05-21 17:14:17 | ・写真

同一投稿ページにて再々アップします。投稿時間は変えていません。

写真の羅列は時系列にしてあります。

参考までに、撮影方法は、canon PowerShot SX1 IS(28~560mm 1000万画素)カメラ(一眼では

ないですよ~)に数百円の日食観測用グラスをかざして撮りました。但し、三脚に固定。望遠最大560mm。

マニュアルモードで、日食観測用グラスをかざした場合、おおよそシャッタースピードは1/60~1/8でした。

モニターを見ながら、シャッタースピードを適当に可変しての撮影です。自宅ベランダでの撮影です。

黒点が見えるとは驚きでしたね~

若干の雲陰が写っているかもです。

太陽光を、穴の一杯開いたステンレス食器に通すと、三日月がいっぱい。

さらに折りたたみ式の一杯穴の開いたボールを広げると、こんなになっちゃいました(笑

どんどん欠けていきます。

う~ん、この倍率だと月の凹凸は解りませんねえ。。。残念。。。

雲が厚くなってきています。

ちょっとブレているかなあ^^;; しかし妖艶でいい感じです^^

いよいよ金環終了間近

金環辺りから雲が厚くなってきたので、こうして肉眼撮影も一枚だけ撮れました。

金環の間に、輪っかの木漏れ日も撮りたかったのですが、何故かピントが合わず断念。時間に追いかけられ

ちゃいましたね。外の状況は、赤・黄っぽい夕暮れのようにも感じられましたが、そんなに暗くならなかったように

思います。(撮影に集中していたのであまり覚えていない・笑)

愛犬コロ、近所の犬たちには変化なし(笑)

心身への影響は・・・こちらも撮影に集中していたので、何も感じませんでした^^;

以上で~す。みなさま、あわただしい一日、お疲れさでした~^^

 

追加~

これが撮りたかったんですよねー。金環時の木漏れ日^^

(ま~ぶるさん、お借りしますよ。)

金環ギリギリの一枚を拡大してみました。右側がベイリービーズに見えなくもない???

ベイリー・ビーズ(Baily's beads)とは、日食の際に月が太陽を隠し、月表面の凹凸の地形によって日光が

ビーズのように見える現象。


横浜動物園ズーラシア2

2012-05-20 18:08:09 | ・写真

バードウィーク2012~鳥の不思議。大発見!~

というわけで、「ツウのためのズーラシア鳥ガイドツアー」ってのに急遽参加してきました。

ガイドは、日本野鳥の会主席研究員・安西英明さん。いや~面白かったです。楽しかったです^^

15名くらいの参加だったかな?動物園の鳥たちを回りながら、いろいろな説明をしてくれました。

・鳥は色がとてもよく見えているそうです。ですから、メスを惹き付ける為に、オスはカラフルな

 わけですねー。木の実も赤色もよく見えるわけだ。

・スズメ・・ほっぺが黒いと大人。薄いと子どもなんだって。卵から孵って、なんと二週間で巣立ち!!

 親はその間、4200回(一日300回!)も餌を与えるんだそうですよ。

などなど、安西さん、手振り身振りの大きなジャスチャーで楽しく説明してくださいました。

へ~、ホ~、ワハハハ、フ~ン・・・・あっという間の楽しい一時間でした^^

オウギバト(インドネシア、パプアニューギニア)

ハトの中で世界最大級、カンムリバト属の 1種で、全長は70cm程にも及ぶ。名前のもととなっているレース仕立ての

扇子(オウギ)を頭に持っています(冠羽)。いや~美しいハトです。惚れました(笑

オオワシ 日本では冬季に越冬のため北海道や本州北部に飛来する。

う~む・・・賢そうな表情だな。。。

フンボルトペンギン よく見ると、結構怖い目をしているな。。 でもやっぱり可愛いね^^

シロフクロウ なんか、ちょっと寄り目?(笑) いや~首を常に180度回すので撮り難いです。

目を閉じている姿は、ニヤ~っと笑っているみたいでした^^


永遠の永遠の永遠 草間彌生

2012-05-18 11:36:10 | ・風に吹かれて

ず~っと、行きたかった草間彌生展、リミットが近づいてきたので、重い腰を上げて行ってきました。

フットワーク、軽そうに見えて、人の集まるところは、ちょっと苦手なんですよ^^;; でも、どうしても、

見ておきたくて・・・・ 

 
「やよいちゃん」

草間さんは、作品作りの根底が強迫神経症、自殺願望なんだよ。原色で、明るくユニークな部分も

あるんだけど、それは表面的な気がする。彼女の目力は、もうこの世を見ていない。怖い引き込まれ方

をするから、落ちてる時は作品を見ない方がいいかもしれない。

 
幼少期の幻覚体験が元ととなって、無限に湧き出る連鎖的なイメージを即興的に描き出す。13分?
 
の映画も見てきたけど、10歳頃かな?母親を描いたときに顔や身体に無数の点を描き込んでいた。
 
彼女には、その頃からそう見えていたんだろうなあ。。。
 
 
実際に展示されている絵には、「目」を沢山描いている作品が多い。強迫神経症的な絵です。
 
懐かしさを感じるのは、何故だろう。子どものころ、こんな感じの絵を確かに描いていたような気がする。
 
ということは、私も、確かに強迫神経症的な要素を持っていたということだろう。
 
 
現在では、精神病院に拠点をおいて描いている。描いていないと自殺しちゃうと語る。今から1000枚
 
でも2000枚でも描いて死ぬんだ。。。と語る。
 
作品を、首を90度傾けて見たりしたけど、展示場の映画を見ると、確かに作品を縦に飾るか、横に飾るかに
 
こだわってる場面があった。
 
 
虹色の虹彩がいいじゃないか!
(写真は全てiphone 500万画素)

電飾の部屋の箱の中は、まるで天国のようだった。幻想界の具現化。一人20秒ほどしか見れなかったけど、
 
しばらくこの部屋の中に居たかったなあ。。。並ぶ価値は充分にあります。

「永遠の永遠の永遠」   草間彌生

毎日、私をおそってくる死の恐れを克服する時は
私は命の限りの心をしづめて
芸術へのあこがれを見いだすのだった

人の世に生まれいでた時の感動が
私の人生を新しい創造のあらしをもって再生するのだった

地球の深々とした神秘のささやき
いつも自殺しようとしていた私のうらぶれた命への救済をもって
私は死へのあこがれと恐怖を追放して
華やいだ生命のかがやきにいつもめざめさせてくれるのだった

私は生きていくことに
生存のかがやきに
深く打たれ、心打たれ
人間の生命は永遠に回帰するのだという事を実感するときの喜び
私は死の憂鬱を乗り越えて
世界最高の芸術をもって
人間のすばらしさを求めていきたいと決意している毎日なのだ

私は生きたい、心の限りも
芸術にかがやいた火をつけて
命の限り、無限の生と死のかがやきをもって
200年も 500年も生きながらえて
平和と人間愛の行き着く所不滅の志をもって
命の限り、たたかっていきたい

そして、地球の人々に告ぐ
未来は原爆や戦争をやめて
かがやいた生命を
永遠の永遠の永遠に
私の精魂こめた芸術をぜひ見てほしい

あなたたちと宇宙にむかって
心から人間賛歌をうたい上げよう


2012.5.2~5.4 伊勢旅行記7・ダブル・レインボー(終)

2012-05-16 00:09:19 | ・旅・山

3時頃まで、ワイワイやっていたのに、8時前に起床。ばぶさんは、この日奥方の実家に向かわれるとの事で、

ばぶさんをご自宅までお送りしました。ばぶさんのブログで時々見かける、稲沢市の川や伊吹山も見れました^^

写真は無いけど、お別れしたときの川向こうで手を振る、ばぶさんご夫婦は目に焼き付いていますよ~。

ホントにありがと~~~~♪ また、いつの日かお逢いしましょうね~~~^^

 

その後、一宮IC~小牧JC~中央道を通って東へ。さすがにへばっていたので途中30分仮眠。神坂PAの

あまごの甘露煮入りの湯舟の沢そば、美味しかったです^^ 

順調よく、上野原まで東へ。ここから渋滞に捉まったので、降りて山越え、五日市へ。そして、国道16号拝島

手前で、巨大な虹に遭遇!!!飯田辺りから降ったり止んだり、凄まじい変化に富んだ天気だったので、

もしかしたら虹が見れるかなあと思ったら、ドッカ~~~~ンと、目の前に現われました。(18時頃)

いっや~、迫力ありましたね~。それも、よく見るとダブル・レインボー!!! こんなスゴイ虹は、1996年のハワイ・

オワフ島北部カワイロアで見て以来でした。

主虹、または1次の虹と呼ばれる、はっきりとした虹の外側に、副虹、または2次の虹と呼ばれるうっすらとした虹

が見られることがある。主虹は、赤が一番外側で紫が内側という構造をとるが、副虹は逆に、赤が内側、紫が外側

となる。by wiki

確かに色の構造が逆ですねー^^

虹って、ホントに虹色なんですねー(笑) それにしても強烈でした。

というわけで、旅の終わりを締めくくるには最高の贈り物でした。感謝感謝(終)

虹の色の数は、現在の日本では、一般的に7色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)と言われるが、地域や民族・時代

により大きく異なる。日本では、古くは5色、沖縄地方では2色(赤、黒または赤、青)とされていた。なお現代でも、

かつての沖縄のように明、暗の2色として捉える民族は多い。by wiki

日本で虹は7色だが、ハワイの虹は赤、橙、黄、緑、青、紫の6色(赤、橙、黄、緑、青、紫)という。ハワイのおとぎ話

に登場する小さな妖精メネフネ達が、水の大切さを思い出してもらえるように、イリマの花やシダの葉などから集めた

6色を、偉大なカフナ(祈祷師)が雨粒に溶け込ませて美しく輝くようにしたのが虹、と伝わっている。

The Secret of the Hawaiian Rainbow

 

ハワイでは、ラッキーだと「奇跡の虹」とも呼ばれるトリプル・レインボーに出会えることもある。さらに、ムーンボーと呼

ばれる月光で現れる夜の虹もあり、古代ハワイではこの虹を見ると最高の祝福が訪れると、されている。

あなたには幾つの色に見えますか?^^


2012.5.2~5.4 伊勢旅行記6・名古屋・徳三 TOBライブ♪

2012-05-15 06:53:22 | ・音楽

その後、名古屋へ向け出発。高速が20km渋滞だったので、100km以上国道をちんたらちんたら
北上。ほとんど渋滞なしで夕方には名古屋のお宿に入れました。途中、天気は良かったですが風
が強かったですねー。まるで台風一過みたい。

名古屋は、道路が広いですね~~~。名古屋は、1945年(昭和20年)3月12日から63回に及ぶ
アメリカ軍の大規模空襲を受けました。そんな背景があって、都市計画に基づいて出来上がった都
市だから道路が広いのでしょうね。名古屋北西部の豊臣秀吉が生まれ育った?辺り(豊臣小学校)
は、古い感じの町並みでした。

お宿の「メルパルク名古屋」に着くと、なんとバンドのメンバーがいるではあ~りませんか!こんな所
で会っちゃうとは(驚) 同じお宿だったようです^^ しっかし、この「メルパルク名古屋」、すんごく綺麗
~~~、しかも安い~~~。結婚式も挙げられるそうな。。。さすが、日本郵政だな。。。。(苦笑)

宿に着いてしばらくしたら、ブログ仲間のばぶさんが迎えに来てくれました。ばぶさんとは、このブログ
を書き始めた初期の頃、同じタイトルの「風に吹かれて」がご縁で、かれこれ数年ネット付き合いして
います。二度目のご対面~~♪

その後、相方とばぶさんとで居酒屋で軽く飲んで、ライブハウス「徳三」へ。いや~、いい箱です!!!
タイバンの Boogie Woogie Ace & the Rhythm Kings初めて聴くジャグの音が良かったですね^^
ポワ~~~~ンとした明るい音がホンワカ、肩の力も抜けて、フニャリ~ン(笑)

Boogie Woogie Ace & the Rhythm Kings

この日の動画ではありませんが、youtubeに動画がありましたので貼っておきますねー。

 

そして、瀬川洋・ Travelin’Ocean Bluebirds !!!

 いや~、最高でございました♪ この名古屋の地で、斜め前の若者グループが最後には踊り
狂ってましたからねー(笑) 踊り出すまでの経過を見ているだけでも楽しかったです(爆)
どんどん、音のパワーに押されて、お尻がモゾモゾ・・・引っ張り合いが始まり、最後には飛び跳ね
てましたねー。男どもは沈没~。女の子たちが、抱えて連れて帰りました(笑)

その後は、美味しい台湾料理店で打ち上げ?夕食?に同席して、ホテルの部屋でも
音楽話に花が咲き、3時頃までワイワイやってました。まるで学生のノリでしたねー。まあ、たまには
いいじゃん。この歳になると、なかなか、こういう機会も少なくなってきてますし(自己弁護・笑)