~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

榛名神社1

2014-08-31 19:21:24 | ・旅・山

2014.8.16 前回大雨で行けなかった榛名神社へ行ってきました。参道へ繋がる上り坂の両側におみやげ店や飲食店などが

あるのですが、ほぼ、何処のお店にも「榛名神社参拝者駐車場 無料」の看板が出ています。10時ごろ着きましたが、すでに

けっこう賑わっていましたよ。

「二ノ鳥居」

「一ノ鳥居」は、南に5~6km離れた 県道211号(安中榛名湖線)沿いにあるらしいです。広大な神域です。

鳥居をくぐった右側の「いわな」のノボリの「蕎麦茶屋・本坊」で、お昼にお蕎麦を頂きました。手打ちの門前蕎麦、美味しかったです。

五代目だそうですよ。

「随神門」

 「二ノ鳥居」をくぐり、すぐの所にあります。弘化4年(1847)の建造。

随神門をくぐると、「榛名神社緑地環境保全地域」の案内板。 榛名神社の森を対象とした18.5㏊の区域が、 環境保全地域に指定

されています。少し雨が降っていましたが、苔生し、しっとりとして、それもまたいい空気でした。

「鞍掛岩」

更に進んだ右手にあります。榛名神社境内にある 奇岩の一つで、アーチ型の石橋の様な形をしていました。

「三重塔(神宝殿)」

神仏習合の名残を留める建造物。 神宝殿と現在は呼ぶ。 明治2年(1869年)に再建されました。大きな岩が見えてきました。

「神橋」

 「落石防護屋根」を抜けたところにあります。

「神橋」の左手に見える「行者渓」

案内板には「安藤広重六十余州名所」とあり、広重が日本全国の名所を描いた版画図絵の中で、「上野国榛名山雪中」と題して

描いたのが、この「行者渓」の景色だそうです。右の岩に扉がありますね。

その扉は、「東面堂」

参道左の岩にはめこまれた扉で、「東面堂」という建物の名残だそうです。開けてみたいですね。異次元空間に通じそう・・・。

「万年泉」

一年中水の涸れることがない万年泉。

榛名神社は雨乞いの神として名高いが、 雨乞いの際はこの水をいただいていったそうです。

右が御水屋です。

御水屋から神幸殿を経由して神門に至る階段。

う~む・・この岩の割れ目に入っていくのか・・・なかなかスゴイなあ。

手水舎脇の小祠と瓶子の滝(みすずのたき)

 

スギも大きく岩も凄いことになってきました。 神門が見えてきました。ここをくぐると境内に入ります。

階段上から観る御水屋・神幸殿方向。

つづく~


上谷(かみやつ)の大クス他/林業について

2014-08-30 14:34:25 | ・旅・山

2014.8.14

お盆休みで、あちこち混んでいるんで、近場をブラブラしてきました。

埼玉県・毛呂山町・鎌北湖

静かな湖面。人も少なくていい感じでした。 

埼玉県・越生町上谷(かみやつ)の大クス

以前来たときよりも、大クスを示す道路標識も多くなり、大クスの前も更地になって整備されていました。

いや~、やっぱりデカイです。

裏側にも歩道ができて回れるようになっていました。

上谷(かみやつ)の山入(やまいり)集落に根を張る大クス(大楠)は、幹周り15m、高さ30m、樹齢は1000年以上にもなる巨木です。

真夏のうだるような暑さでも、この大クスの木陰はひんやりと涼しく、自然の大切さを改めて実感させてくれます。昭和63年度「緑の

国勢調査」で、全国巨木ランキング第16位、埼玉県では第1位に認定されました。県の天然記念物に指定されています。

埼玉県越生町役場 

題名「いのち」

その後、高山不動尊へ。ホオジロかな?

埼玉県飯能市・高山不動尊の大銀杏

「高山不動の大イチ ョウ」は、樹齢800年、樹高37m、幹周10mと記された県指定天然記念物で、埼玉県下2番目といわれ る巨樹、

大きな乳柱が多く垂れ下がっているのが特徴で、例にもれず子育てイチョウといわれる信仰がある。

奥武蔵 といわれる標高600mほどの山中にある高山不動尊は関東三大不動のひとつともいわれる寺で、654年創 建という古刹、

真言宗智山派の寺院で正式名称は高貴山常楽院。今の本堂は1849年に再建されたもので豪 壮な唐破風造り、平安中期作の

軍荼利明王立像を本尊としている。

高山小学校は、明治7年創立。その後、高山小学校と坂石町分にあった坂石小学校(町分学校)と、長沢小学校が合併して、

昭和38年に西川小学校となっているようです。標高600mほどの山中にあった小学校があったなんて・・・。

子どもたちは、大銀杏の前を走り回っていたんだろうか・・。廃校は林業の衰退によるところが多いようです。

●西川林業

西川林業とは、埼玉県南西部の荒川支流の入間川、高麗川及び越辺川流域で行なわれている林業のことをさします。

「西川」とは地名ではありません。江戸時代以降、この地方の村々では、山から切り出した木材を、筏に組み、江戸に

盛んに流送していました。消費地である江戸から見ると「西の川筋から流されてくる木材」のため、『西川材』と呼ば

れるようになったと言われています。

●日本の林業の現状

・昭和20~30年代・・戦後の復興等のため、木材受領が急増。

・戦争中の乱伐による森林荒廃で木材不足、高騰。

・拡大造林・・・奥山の天然林伐採。代わりにスギ、ヒノキ、カラマツ、アカマツを植林

・燃料革命・・・雑木林から供給の薪、炭、木炭→電気・ガス・石油へ。

・雑木林→拡大造林で建築用木材のスギやヒノキに。

・昭和39年・木材輸入の自由化。昭和50年代変動相場制で円高が進む。

・昭和55年をピークに国産材の価格は落ち続ける。

・昭和30年9割以上の木材自給率は、現在2割まで落ち込んでいる。

・一方、拡大造林は見直されることなく平成8年にようやく終止符。

・膨大な人口林と借金が残った。

お寺の入口近くにあった建物跡。門のような不思議な建物でした。奥に建物があったようですが今は更地。宿坊の跡地なのかなあ。

その後、名栗湖へ。ホオジロがいい声で啼いていました。

名栗川は川遊びで賑わっていました。名栗温泉(さわらびの湯)に入って帰りました。


ウミウシ探索隊出動5(番外・サカナ編)

2014-08-29 07:19:35 | ・ウミウシ関連(ダイビング含)

2014.8.13、8.23 一年ぶりに三浦の磯へウミウシ探索に出掛けました。

更につづきです。ウミウシ以外は・・・

サカナはよく解りません^^; ニシキベラ、キュウセンは、ウミウシ探索中に寄ってきますねー。

青い斑点がキラキラと^^

ギンポの仲間かな?こちらも割りと大きな青い斑紋がキラキラ綺麗でした。

ん?

なあに~?^^

水もなかなか綺麗でした。

なんか大きい輩も水面下を回遊してました。

う~む・・・カメラ目線の子が多いなあ。

季節来遊魚も見られましたよ。

トゲチョウチョウウオ?

こちらは、フウライチョウチョウウオ?

オヤビッチャかな。 

8.23の芝崎です。

小雨が降ったりしてましたが、富士山、江ノ島もよく見えていました。

海を上がると、トンビがあちこち(苦笑 8/13新宿湾


ウミウシ探索隊出動4(ツツイシミノウミウシ)

2014-08-28 07:08:14 | ・ウミウシ関連(ダイビング含)

2014.8.13、8.23 一年ぶりに三浦の磯へウミウシ探索に出掛けました。

更につづきです。割と珍しくて色合いに特色のある種なので単独アップします。

ツツイシミノウミウシ 20mm位です。

10年ウミウシ探索をしていて3度目の出逢いです。3度とも、同じ時期、ほぼ同じ場所で確認しています。南方系の

ウミウシかと思っていましたが、ウミウシ図鑑ドットコムによると、観察地は、伊豆大島 / 八丈島 / 三宅島 / 神津島 /

大瀬崎 / 伊豆海洋公園 / 田子/ 八幡野 / 北川 / 青海島 / 屋久島 となっています。沖縄でも観察されてますね。

ググると、ハワイ、インド太平洋、日本、沖縄、フィリピンとなっていますから、やはり南方系の部類でしょうか。

ミノの色合いが綺麗です。触角も独特な形状ですねー。口触手も妙にピンク色です^^

動画も撮ってみました。


ウミウシ探索隊出動3(ミノ系)

2014-08-27 08:47:31 | ・ウミウシ関連(ダイビング含)

2014.8.13、8.23 一年ぶりに三浦の磯へウミウシ探索に出掛けました。

更につづきです。ミノウミウシ系の子を集めてみました。

ムカデミノウミウシ 50mm位

綺麗な青色のムカデミノが例年通り迎えてくれました。(8/13新宿湾)

ハクセンミノウミウシ 10-15mm

この時期は多いですね。たくさん見つかりました。

ハクセンミノウミウシと卵塊

アカエラミノウミウシ 15mm位

アカエラミノウミウシ 15mm位

ミノウミウシ 15mm位

イロミノウミウシ 20mm位

フタスジミノウミウシ 10mm位

いや~ちっちゃかったです。老肉眼では細くて黒っぽい糸に見えました(笑


ウミウシ探索隊出動2(磯の準定番/ドーリス系)

2014-08-26 05:50:22 | ・ウミウシ関連(ダイビング含)

2014.8.13、8.23 一年ぶりに三浦の磯へウミウシ探索に出掛けました。

つづきです。磯の準定番のドーリス系です。

コモンウミウシ 20-30mm位

潜ってすぐにこの子が迎えてくれました。やっぱり色合いがいいですね。

ジボガウミウシ 10-30mm

岩場のハングしている暗い奥に固まっていました。

 

リュウモンイロウミウシ 20mm位

今回は、かなりの数(10個体以上)を確認しました。

シラユキウミウシ 10-15mm位

サラサウミウシ 30mm位

イソウミウシ 15mm位
イソウミウシを見るのはホントに久しぶりでした。

ツブツブウミウシ 30-40mm位
石裏から。こちらは珍しい種です。二度目です。地味ですけど(笑


ウミウシ探索隊出動1(磯の定番/ドーリス系)

2014-08-24 09:18:42 | ・ウミウシ関連(ダイビング含)

2014.8.13、8.23 一年ぶりに三浦の磯へウミウシ探索に出掛けました。

まずは、磯の定番!

アオウミウシ 20-30mm位

いつ出逢っても嬉しい子です。

シロウミウシ 40mm位

交接しているところをジャマしてしまいました^^;

シロウミウシ 20mm位

クロシタナシウミウシ 40mm位

大きくてリッパな個体でした。


スーパームーン後夜

2014-08-22 06:16:50 | ・写真

2014.8.12 2:16撮影

f/6.5  1/250秒 iso-80 露出補正-0.7  2400mm望遠

 

8月11日2時43分、月が地球に今年最も近づいたそうです。(約35万7000キロメートル)

丁度、一日遅れの撮影ですが、なかなか大きかったです。2014.1の最小の満月と比べるとこんなに違うんですねー。


伊那谷周辺10(2014.8.2~4)/光前寺・霊犬早太郎・ヒカリゴケ fin

2014-08-21 08:38:22 | ・旅・山

2014.8.2~4 伊那谷周辺へ行ってきました。今回のメインは、千畳敷カールと木曽駒ケ岳^^

2014.8.4 前日、無事に千畳敷カールと木曽駒ケ岳を堪能したので、三日目は腑抜け状態(笑)でしたが、せっかくなので、

駒ヶ根を少し探索しました。

まずは、光前寺へ。

光前寺(こうぜんじ)

長野県駒ヶ根市にある天台宗の別格本山の寺院である。山号は宝積山(ほうしゃくさん)。院号は無動院。本尊は不動明王で秘仏。

天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)のひとつに数えられた。1967年(昭和42年)5月10日、

庭園が国の名勝のひとつに指定された。また、霊犬早太郎説話でも知られている。創建年 貞観2年(860年)。by wikipedia

女性の方が座って石垣を見ていますね・・・ これは・・・ヒカリゴケです。

ヒカリゴケ

ヒカリゴケ(光苔、学名:Schistostega pennata)はヒカリゴケ科ヒカリゴケ属のコケで、1科1属1種の原始的かつ貴重なコケ植物

である。その名が示すように、洞窟のような暗所においては金緑色(エメラルド色)に光る。ヒカリゴケは自力で発光しているのではなく、

原糸体にレンズ状細胞が暗所に入ってくる僅かな光を反射することによる。またレンズ状細胞には葉緑体が多量にあるため反射光は

金緑色(エメラルド色)になる。日本では環境省により、レッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けている。by wikipedia

石垣の奥にあちこちで見られました。ヒカリゴケが見られる箇所には、石垣の上に石が置かれていて解りやすかったです。

苔生す^^

参道杉の間より・・・いい感じ^^

境内には幹回り4mを超える巨木が17本あります。 参道の老杉は樹齢およそ330年で、

経蔵の東にある三本杉は樹齢およそ440年、幹回り6.45m、高さ35mを超える巨杉です。

光前寺 「経蔵」

白い壁と屋根の色合いに惹かれました。

本堂

霊犬早太郎!

霊犬早太郎伝説

早太郎は、村の娘の生け贄の風習というその時代、その土地のエレメンタル(怪物・老ヒヒ)に置き換えられたわけですね。

霊犬早太郎のお墓

三重塔(南信地方唯一の三重塔)

高さ17mの均整のとれた美と彫刻の美しさが高く評価されています。文化5年(1808)再建され、五智如来を安置しています。

五智如来とは、大日如来、阿閦(あしゅく)如来、宝生如来、無量寿如来、不空成就如来の五如来をいい、中央に大日如来を安置し、

四方に四如来を巡らしています。

ここにも早太郎が^^ 

光前寺境内には70本の枝垂れ桜が植えられているようで、桜の咲く頃にはライトアップもされるようです。行ってみたいけど、

混むんでしょうねえ。。。

ツクバネ(衝羽根):ビャクダン科ツクバネ属の落葉低木。

雌雄異株の半寄生植物で、マツやツガなどの針葉樹の根に寄生して養分を吸収しています。  

雌花の4枚の羽根のように見えるのは包で、今すぐ回りだして空に飛び出しそうです。

羽根つき遊びは、この実を手で衝いて遊んだのが始まりと言われています。

アジサイなのですが、これが枯れる(中央の両性花が受粉を済ませる)と・・・

花の周りの装飾花が裏返しになります。何故だろうと思って調べたら、「受粉を済ませていない花を目立たせる」ためのようですよ。

もう、おっしまいと、裏返しになるんですねー。誰が教えたのでしょうね。アジサイの神さまだろうなあ。

神戸市立森林植物園さんより

オミナエシ(女郎花):合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物。秋の七草の一つ。チメグサ、敗醤(はいしょう)ともいう。

日本では万葉の昔から愛されて、前栽、切花などに用いられてきた。漢方にも用いられる。

白いオミナエシ???

オトコエシ(男郎花): オミナエシより全体的に大きく、8-9月に白い花をつける。

女郎花(オミナエシ)に似て男性的であるので、男郎花(オトコエシ)と呼ばれると言う説が一般的であるが 、女郎花が先なのか

男郎花が先なのかは明確ではなく、オミナエシ、オトコエシと呼ばれた名の由来もはっきりしていないようです。

 

その後、養命酒酒造の駒ヶ根工場の見学に行きました。立派な工場でしたよ。お昼は、敷地内のカフェで夏野菜のキーマカレーを

頂きました。降ったり止んだりしてましたが、けっこう楽しめました。

天気はイマイチでしたが、ほぼ目的は達成できましたし、良しとしましょう。FIN


伊那谷周辺9(2014.8.2~4)/チングルマ羽毛・コマウスユキソウ・帰路

2014-08-20 07:27:15 | ・旅・山

2014.8.2~4 伊那谷周辺へ行ってきました。今回のメインは、千畳敷カールと木曽駒ケ岳^^

2014.8.3

木曽駒ケ岳から濃ヶ池方面経由で中岳へ。

チングルマの綿毛

いや~、綿毛の造形美に惹かれちゃいました。

なんとも綺麗に思いました。

実に細かい水滴の霧っぽい中を歩いたので、まつ毛や指の産毛などにも水滴が綺麗に付いていました。

で、写真中央から上の白い変わった形の花は・・・お目当ての「ヒメウスユキソウ(姫薄雪草)」です。

ヒメウスユキソウ(駒薄雪草、別名:コマウスユキソウ、学名:Leontopodium shinanense)は、ウスユキソウ属の多年草。

中央アルプス(木曽山脈)の花崗岩礫地の固有種。将棊頭山から仙涯嶺にかけての高山帯に分布する。 田中澄江が『花の百名山』の

著書で、木曽駒ヶ岳を代表する高山植物の一つとして紹介した。その産地が限られていることや個体数の少ないことから、長野県が

2002年に、絶滅危惧IA類に指定した。学名の「shinanense」は「信濃」を意味し、長野県を代表する高山植物の一つである。宮田村の

特別シンボルに指定されている。

日本産のウスユキソウ属のなかではもっとも小型で、茎の高さは4~15cm。頭花は2~3個。開花時期は7~8月。エーデルワイスに

似た花と称されることがある。by wikipedia

 

空気中の水分を頼りに生きる姿がなんとも可憐です。葉には薄く毛が生えます。この葉が変化したものが白い花弁で、綿毛を密生し、

中心が花となります。

 

ということで、写真のように、毛の生えた葉っぱや花弁に驚くほどビッシリと水滴を付けていますね。こうして水分を摂っているのでしょうね。

(奥の白い花の群生は、タカネツメクサ(高嶺爪草))

雨の降る前に乗越浄土手前でわずかに咲いていたヒメウスユキソウ

こちらも雨の降る前に乗越浄土手前で撮ったヒメウスユキソウ

中岳に戻り、更に乗越浄土を経由して戻ります。

小雨の中を下山。上りとは全く違う霧雨中の景色。

降りてきましたー。 この時点で13:50 その後、千畳敷カールの上部の散策路でロープウェイ駅まで戻りました。

途中、昼食休憩しようと思っていた中岳、木曽駒ケ岳では雨模様だったので、小休憩でちょこちょこっと食べただけでした。

帰りのロープウェイは一時間待ちくらい。行きの乗越浄土に着いたのが8:30頃ですから、その後、ずっと小雨~雨模様だった

ので、昇ってくる人が少なかったのでしょうね。日程的に年間のピークの人手のはずで、2~3時間待ちとかになるようです。

後半は天気が悪く残念でしたが、朝から3時間ほどは天気が良かったですし、たくさんの高山植物にも出逢いましたし・・・

良かったです^^


伊那谷周辺8(2014.8.2~4)/乗越浄土~中岳~木曽駒ケ岳(山景・高山植物)

2014-08-19 13:09:35 | ・旅・山

2014.8.2~4 伊那谷周辺へ行ってきました。今回のメインは、千畳敷カールと木曽駒ケ岳^^

2014.8.3

乗越浄土から下って、登って中岳(2925m)へ。

う~ん、天気が。。。雨模様になってきましたねー。

右上が木曽駒ケ岳山頂

どうするか迷いましたが、ここまで来たのだから木曽駒ケ岳を目指します。

「イワウメ」でいいのかな?

コマクサ

コマクサ(駒草):ケマンソウ科コマクサ属の多年草の高山植物。

美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれている。

和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来する。by wikipedia

やっと観ることができました。確かに孤高(群生しているけれど)の生命力を感じました。

着きました!

木曽駒ケ岳山頂(2956m) 中岳からは、けっこう雨が降っていて景色は楽しめませんでしたが、まあ、こんな時もありますよね。

木曽駒ヶ岳は長野県上松町・木曽町・宮田村の境界にそびえる標高2,956 mの山で、木曽山脈(中央アルプス)の最高峰。

山頂の西側(木曽側)の木曽駒ヶ岳神社

1532年(天文元年):上松町の神官の徳原長大夫春安が頂上に駒ヶ岳神社(保食大神)を建造した。江戸時代には、木曽側の上松町

から信仰目的で盛んに登られている。現在も登山道にはその建造物が多く残り、頂上には木曽側と伊那側にそれぞれの駒ヶ岳神社が

ある。by wikipedia

ミネズオウ(峰蘇芳):ツツジ科の常緑小低木。高山植物。

和名の蘇芳(スオウ)は、イチイのこと。葉がイチイに似ていること、高い峰に生えることから、由来となっている。

木曽駒ケ岳から濃ヶ池方面へ向かいます。

途中で右に折れて中岳方面へ。

なかなか凄い景観です。

ヒメウスユキソウの群生が見られるということで、こちらのルートを選びました。 ヒメウスユキソウは次回投稿します。

オヤマノエンドウ(御山の豌豆):マメ科オヤマノエンドウ属の多年草で茎が木化して半低木になる。高山植物。

日本の本州中部地方、飯豊山地、北アルプス北部、八ヶ岳、木曽駒ヶ岳、御獄山に分布し、高山の草地や砂礫地などに生育する。

コケモモ(苔桃):ツツジ科スノキ属の常緑小低木。果実を食用とするが、栽培されることは稀で、野生のものを採取するのが一般的。

耐寒性にすぐれ、-40℃以下でも耐えることができる一方、夏が暑い場所では生育しにくい。

這うように生えていました。可愛い花ですね。

イワツメクサ

もう至るところに咲いていました。石と石の間のわずかな土のあるところにも・・・。強い花ですねー。

ヨツバシオガマ

霧雨にぬれて、色合いがグッと締まっていました。

ハクサンボウフウ?

ハクサンボウフウ(白山防風):セリ科カワラボウフウ属の多年草。高山植物。


伊那谷周辺7(2014.8.2~4)/千畳敷カール~乗越浄土・高山植物たち

2014-08-18 13:44:08 | ・植物

2014.8.2~4 伊那谷周辺へ行ってきました。今回のメインは、千畳敷カールと木曽駒ケ岳^^

2014.8.3

千畳敷カール~乗越浄土で撮った高山植物です。

ウメバチソウ

ウメバチソウ

2013.8の昨年の立山・美女平以来二度目ですね。創りが芸術的ですなあ。

ゴゼンタチバナ

2014.7蓼科坪庭以来二度目です。

コイワカガミ

ピンク色が綺麗です。

チングルマ

チングルマの群生を見ると、顔の筋肉が緩みます(笑

ミツバオウレン

ミツバオウレン

ミツバオウレン(三葉黄蓮、学名:Coptis trifolia)はキンポウゲ科オウレン属の多年草。高山植物。別名、カタバミオウレン。

こちらも、短い春~夏を思いっきり謳歌するような造形美!

ミヤマキンポウゲ

クマモスミレ?タカネスミレ?キバナノコマノツメ?

葉が写っていないので更に同定が困難ですねえ。。。。 高山植物と山野草、似たもの比較

カラマツソウ(モミジカラマツ?)

2013.8の室堂周辺以来二度目ですね。

オオヒョウタンボク(大瓢箪木) スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。

和名は、ヒョウタンボクことキンギンボク(同じく実がヒョウタンのように見える種)よりも葉が大きいことに由来する。by wikipedia

スイカズラにそっくりな花ですね。清楚な色合いですけれど。

クロツリバナ(黒吊花 ):ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。別名、ムラサキツリバナ(紫吊花)。

8mm位の小さな花です。葉っぱを持ち上げないと確認できません。小さいけど、なかなか渋い花ですねー。

クロクモソウ(黒雲草) ユキノシタ科  葉の形から別名イワブキ・キクブキという。

いや~、こちらもなかなか渋いですね。


ミヤマリンドウ(深山竜胆):リンドウ科リンドウ属の多年草の高山植物。

ハクサンイチゲ

ハクサンイチゲ

イワベンケイ

イワベンケイ(岩弁慶):ベンケイソウ科の多年生草本。

本州中部以北から北海道の山の稜線の岩場などの厳しい環境で生育する。高さは30cm程度となる。イワベンケイ(ロディオラ・ロゼア)は

気分を向上させたり、鬱を軽減したりする効果があるといわれている。

多様な形の多肉質の葉を持ち、6月~8月の花季に黄緑色の花をつける。雌雄異株であり、雄株の花は黄色みが強く、雌株の花はやや

赤みを帯び、秋に鮮やかな紅色の果実を作る。by wikipedia

イワツメクサ

イワツメクサ

イワツメクサ(岩爪草)とは、ナデシコ科ハコベ属の多年草。本州中部の高山の礫地に多く分布する高山植物。

ヨツバシオガマ(四葉塩釜):シオガマギク属に属する多年草の高山植物。

タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露):フウロソウ科フウロソウ属の多年草。高山植物。

チシマギキョウ(千島桔梗):キキョウ科ホタルブクロ属に属す多年草。

イワギキョウかも??

(よく似た種にイワギキョウがある。本種と異なり花弁に毛が生えていない点、萼片が三角形をしている点などから区別できる。)

 

それにしても、なかなか花の名前が憶えられませんなあ。。。^^;;


伊那谷周辺6(2014.8.2~4)/千畳敷カール~乗越浄土・山景

2014-08-16 06:27:26 | ・旅・山

2014.8.2~4 伊那谷周辺へ行ってきました。今回のメインは、千畳敷カールと木曽駒ケ岳^^

2014.8.3

千畳敷カール散策から、乗越浄土(2870m)へ。千畳敷駅が2612mですから、トータル260mの登り。

雪渓をちょこっと歩きます。

この辺りから登りがキツくなり始めます。

カール上部が目の前に迫ります。なかなか迫力ありました。

どんどん登ります。

白装束の信仰登山の登拝者の方々とすれ違いました。

お花畑の中を登っていきます。

上部はなかなかの勾配です。

下界から雲がどんどん湧いてきました。

剣ヶ池から雪渓がよく見えます。箱庭みたいですね。

乗越浄土、着いた~!

伊那前岳(2883m)方面

宝剣岳(2931m)方面

宝剣岳(2931m)山頂

頂上のあなた~!この写真、差し上げますよ~!

千畳敷カール方面 

 

乗越浄土に居た「イワヒバリ」

冬季には南下したり、標高の低い場所へ移動する。日本では北海道と本州中部以北に亜種イワヒバリが周年生息する(留鳥)。

繁殖地では岩場や残雪、草地などを歩き回る。樹木に止まることはあまりない。by wikipedia

近寄っても全然逃げなくて人懐っこかったですよ。


伊那谷周辺5(2014.8.2~4)/千畳敷カール・ミヤマクロユリ

2014-08-15 08:56:11 | ・旅・山

2014.8.2~4 伊那谷周辺へ行ってきました。今回のメインは、千畳敷カールと木曽駒ケ岳^^

2014.8.3

千畳敷カールのミヤマクロユリ特集^^

ちょこっと千畳敷カールの動画を撮ってみました。

アルピニスト憧れの花と云われているそうです。

ミヤマクロユリ(深山黒百合)

科名:ユリ科
高山帯の草地に自生しているバイモ属の植物(母種のクロユリの高山型)。「ブラックサレナ」とも呼ばれます。暗い紫褐色で

鐘型の花が美しく、かつユニーク。茎の先に1~2個つき、黄色の細かい斑点も見られます。地下にりん茎があり、茎の長さは

10~30cmに。葉は互生しますが、接近して2~3段の輪生状につきます。

チングルマとコイワカガミと一緒に。

前日のネイチャーガイドさんのお話では、あまり咲いていなくて探すのが難しそうなイメージでしたが、あちこちで咲いてました。

黒い花が少ないこともあって人気が高いが、嫌な臭いがするそうです。嗅いでくれば良かったな。花びらが地味だから、

昆虫を呼び寄せる為に匂いが強烈なのでしょうね。

ミヤマクロユリと千畳敷カール


伊那谷周辺4(2014.8.2~4)/千畳敷カール・散策景・高山植物

2014-08-14 06:28:54 | ・旅・山

2014.8.2~4 伊那谷周辺へ行ってきました。今回のメインは、千畳敷カールと木曽駒ケ岳^^

2014.8.3

その後、千畳敷カール散策。

剣ヶ池

尖がっているのが宝剣岳。池の水量が多く、風が無ければ写し鏡になったんですけどね。

いいビューポイントです^^

チングルマと千畳敷カール

アオノツガザクラと千畳敷カール

アオノツガザクラ(青の栂桜):ツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木。高山植物。

コバイケイソウ

去年が当たり年だったので、とても少なかったです。

黄色花と千畳敷カール

シナノキンバイ(大きい黄色い花)ミヤマキンポウゲ(小さな光沢のある黄色い花)、ミヤマキンバイ(低くて小さな黄色い花)

 

 

ハイマツの赤い実と千畳敷カール

千畳敷カール

千畳敷カールとは、長野県駒ヶ根市と宮田村にまたがる中央アルプス(木曽山脈)宝剣岳の直下に広がる氷河地形(圏谷・カール)

のこと。2万年前、氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形で、高山植物の宝庫として知られています。

ミヤマキンポウゲでいいのかな?

ハクサンイチゲ

ハクサンイチゲ

ハクサンイチゲ(白山一花、白山一華、学名:Anemone narcissiflora)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。

まさにお花畑でした。虫たちも一斉に集まるんですねー。つづく