春分の日、某教育研究所主催の国立大学・
理科実習場で行われたサイエンス勉強会に
愚息と参加してきました。
主催の教育研究所の先生は、とても目力のある方でした。
教育の根本を見つめ、不登校・ひきこもり・いじめ
・発達障害のための相談機関としても活躍されているようです。
いろいろ訊かれても、知りません、解りませんと
いう事もあるかもしれません。
知っていても、知らないというかもしれません。
それは、教えられるよりも前に、
自分の体験として取り込んでもらいたいからです。
何だろう、何故だろうと感じ、それに興味を持って
接することが大事だからです・・・。
生物学は、子供から大人まで楽しめる
唯一のサイエンスです。
午後の実験室では・・・
午前中の磯観察で疲れきったオヤジたち(笑)
好奇心旺盛なキラキラ光る目を持った子供たち
授業のヒントにと、積極的に取り組む綺麗な生物学の女性教師(笑)
ちょっと疲れてそうな、それでも興味深そうに
見入る生徒からエネルギーをもらったのか、元気に
講義する先生たち。
実験室はまるでライブハウス。
プレイヤーとオーディエンスと同じように
教える側と教えられる側のバイブレーションが
徐々に合ってくる。
エビの複眼を顕微鏡で見た。
それは、まるでミラーボールそっくりでビックリ!
目を見開いて先生の話を聞いていると、
先生ものってきた。
家族連れのグループ、理科の先生の方などが参加されていました。
いつものウミウシ探索と違い、いろいろな方々と出会え、愚息共々
楽しいひと時を過ごせました。

バフンウニの受精卵。塩化カリウムを投与し、卵子と精子を
取り出す。受精すると卵子の周りに膜を作り、更に一時間程
すると、写真のように細胞分裂した。この写真は顕微鏡の
覗くところにデジカメをくっ付けて撮影したものです。テレビで見る
早送りの映像とは違い、じっくり一時間待っての細胞分裂。
ライブならではの感動でした。

ムラサキウニ。ちゃんとウニの味がしました^^
日本酒が欲しくなったのでした(笑)