ブログ繋がりのコメントから、「マディソン郡の橋・最終章」を読んでみました。
「マディソン郡の橋」は、なぜか購入して読んでいましたし、クリント・イーストウッド
監督・主演の映画も見ていました。(願望か??・笑)
「ロバート・キンケイド」の名前が懐かしかったですねー。「キンケイド」という名前
の響きが、はじめて記憶されたものでしたから。
本の内容については触れませんが、改めてこの「ロバート・キンケイド」に惹かれて
いたことが解りました。クリント・イーストウッドも大好きなのですが、このキンケイドの
不器用な生き方にすごく惹かれます。そして、最終章では、さらにこの世の儚さを増幅させ
ています。
ある日、突然終わってしまう人生・・この世的には、そこで終止符が打たれてしまう。思い
は、中途半端に宙に舞い上がり、やがて解けて消えていくのだろう・・・。
スピリチュアリズム的考察では、「この世で終わり」ではないので、また違った形の
解釈ができるので、それほど深刻ではないとしても、それでもこの世の儚さを感じます。
読み終えて数日、成し遂げられなかったキンケイドの残りの人生が、糸の切れた風船のよう
に自分の心と重なり、ふわふわ浮遊していて不思議な感覚でした。その後訪ねた知人の
ギャラリーで見た、ふわりとしたモノクロの写真も、そこに重なっていましたね。
和風マディソン郡の橋・・・なんちゃって(笑 山梨県甲州市・恵林寺の屋根付き橋
1965年の秋、ウィンターセットに点在するカバードブリッジ(屋根付き橋)のひとつ、ローズマンブリッジを
撮りにやってきたカメラマン、ロバート・キンケイドは小さな農場の主婦フランチェスカ・ジョンソンと出会い
恋に落ちる。・・・マディソン郡の橋
屋根付き橋を調べていたら、こんなサイトをみつけました。 すごい!!!
全国【屋根付き橋】巡り ホームページ
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eu旅行の投稿に、映画「ショコラ」の風景のようだとのコメントを頂いたので、見てみました。
1959年の冬、フランスの静かなランスケネ村に、赤いマントを着た不思議な母娘がやって来た。
で映画は始まります。確かにドイツやフランスで見かけた小さな村のようでしたね。その時も
感じましたが、さらに50年以上前ですから、古めかしく封建的な村の映画です。
薬局を開いていたお祖父さんが古代マヤ人が聖なる儀式で用いた、チリ入りのカカオの飲み物
を飲み、心が解き放たれ(昔はカカオは心の鍵を開け、運命を解き放つと信じられていた)、
村の美しい女性と結婚します。しかし、その女性は、娘と古代の薬カカオを処方しながら北風
と共に村から村へ渡り歩く運命を背負っていました。この運命が次の代の母娘に継承されてい
る、というような設定です。
チョコレートのエネルギーを受け自由奔放に生きる母と、息苦しいほど封建的な小さな村の人々
との不調和→調和への移行の物語なわけですが、なかなか楽しめました。
私的には甘いものはあまり食べませんが、カカオやチョコレートもなかなか魅力のある食物
のようですね。食物繊維やポリフェノール・・・ココアも^^ 精神的・霊的にも、何やらあり
そうな・・・・。
体操の内村航平くんもチョコレートが大好きなようですね。名アスリートには偏食家が多いよう
ですが何故でしょう?厳しい練習で無意識に抑圧された欲望の開放なのでしょうか???
映画を見終えた数日後、訪れた知人のギャラリーと我が家にお土産にピエール・マルコリーニの
チョコレートを買って帰りました(笑) どうもいろいろと影響されやすい・・・???(爆)