~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

久高島~ニライカナイ

2012-03-13 08:22:05 | ・写真

南風さんより久高島の風景が届きました^^

2002.7伊計島へ旅行に行った。伊計島とは関係ないのだが、行きの飛行機内のJASの雑誌に久高島の記事があった。

伊計島までの道中の間でこの久高島を望む斎場御嶽(せーふぁうたき)に寄ろうと思ったのだが、交通渋滞の為断念。し

かし、何か惹かれるものがあり調べだした。個人的には沖縄にはもう何度も訪れているのだが信仰的なものは何も知ら

ない。ただユタと呼ばれる巫女、霊媒師または占い師のような人たちがいて島の人々の生活に溶け込んでいることは

知っていた。この斎場御嶽は、島創り神話にある神アマミキヨの降臨地といわれ琉球王朝時代の第一の聖地。母神信仰、

男子禁制の地。神の島・久高島を遥拝するところとして、また最高神女(ノロ)の即位儀式に欠かせない場所として崇敬

されてきた。ぜひ、その奇岩の重なる場所を見てみたかったのだが残念。ただ、その記事に載っていた比嘉康雄著「日本

人の魂の原郷・沖縄久高島」を帰りの空港内の本屋で偶然に発見。第六感覚が騒ぐ。久高島は琉球発生の地と

いわれており琉球王朝時代は由緒ある島とされ毎年国王が参詣にでかけていた。今やRV車の走り回る程の

近代化が進んでいるが近年まで昔ながらの風俗習慣を残してきた。12年ごとのウマ年の旧1月に1週間かかって

行われる神事はイザイホー祭といわれ、祝女を中心に厳粛に行われていた。(1978年を最後に後継者が無く

途絶えている)この本は、そんな沖縄の精神世界に脈々と流れている信仰にふれることが出来る貴重な本だ。

また、本題通り、日本人の魂の原郷がこの沖縄にありそうなのである。本土からは遠い南の国、沖縄。しかし僕ら

の心の奥深いところで継承されている精神世界があるような気がしてならない。2002.7記 by paw

ネットで伊計島キーワードで辿り着いたサイト邪馬台国総合説
http://www.setouchi.ac.jp/~dnagoh/index.html

このとき、わたしはまだ、「精神世界」の本当の意味に辿り着いてはいませんでした。先月、カットに行ったときに

聞いたのですが、担当の方が昨年か一昨年に久高島に行かれた事があって、その船の中で乗り合わせていた

方が最後の最高神女の方のお孫さんだったそうです。そのお孫さん(関東・千葉?に住まわれている)が現在、

久高島の神祭行事を継承されているとか・・・・見せて頂いた久高島の写真には、あちこちにオーヴが写っていま

した。いろいろな意味で繋がりを感じさせる南風さんのお便りでした^^

2002.7 宮城島より

2002.7 伊計大橋より

2002.7 伊計島のホテルより 朝焼け

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7 コメント

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Unknown (たろちん)
2012-03-13 09:12:43
ぅわシンクロ

まさにこの島のことを書かれた本を読んでました

いつか行きたいな~
返信する
久高島 (ティンガーラ)
2012-03-14 21:22:28
私も最近、久高島に行ってみようかな?と思っていたところです。
長いこと沖縄に住んでて、もちろん久高島のことは知ってますが、今まであまり行こうと思ったことなかったのです。何故か…
また、久高島は呼ばれる人しか行く機会に恵まれないと言われてますし、島の聖地の様な場所に、観光客が入ることは禁止されています。
なので、何となく興味本位で行ってもなぁ…と思っていたのですが、次の里帰りの乗り継ぎの時にトライしてみようかな、何て思ってまーす。5月頃かな?
返信する
質問ですが (ティンガーラ)
2012-03-14 21:28:09
すみません、オーブでなんですか?
風の谷のナウシカに出てくるオーブしか知りません。PAWさん教えてくださ~い。
返信する
Unknown (たろちんさんへ)
2012-03-15 08:21:25
おお!
シンクロしましたか!
そういえば、一昨日も、ある方にメールしたら、
ちょうど、メールしようと思っててビックリ!
なんてことがありましたよ。

久高島、わたしも、いつかユックリ時間を
とって行ってみたいです^^
返信する
Unknown (ティンガーラさんへ)
2012-03-15 08:33:04
おお、そうですか!ティンガーラさんとも
シンクロですかねー^^
是非是非、行かれてください。いろいろと
お聞かせください。
確かに、「聖地」というイメージが強いです
よね。斎場御嶽も有名になって、単なる観光
で訪れる人も多いですが。
訪ねる人の心の在り方次第で、聖地にも観光地
にもなりますよね。

こうして久高島の投稿に触れたりしてティンガ
ーラも呼ばれているんですよ、きっと^^
全てがリレーションで繋がっていると思います。

オーブですが、いわゆる一般的には「白い玉」
です。
「木霊」だったり「浮遊霊」だったり、単なる
「水蒸気の玉」であったり・・・解釈はいろい
ろです。
私も、肉親の葬儀のときなどでたびたび撮った
ことがありますよ。フラッシュ光に写る塵や
水蒸気とも考えられるのですが、あまりにも、
はっきりと写っています。

例えば・・・
http://blog.goo.ne.jp/paw99/e/d103888d91106a515b79c5799de83dda

とか、他のサイトでは、
http://kimi-light.net/kodama/kodama.htm
屋久島

とか・・・ググると、いろいろ出てきますよ^^
返信する
ご無沙汰をしています (長安)
2012-03-25 16:39:31
斎場御嶽に行ってみましたよ。大きな広い聖地でした。
風が違いました。涼しいとか爽やかとは、違います。なんていうか、ちょっと表現しにくいのですが、スーッと通り抜ける風なのです。

何故パワースポットなのか、琉球王朝や先祖信仰と繋がる大切な場所であることを忘れてはいけないと思いました。
返信する
Unknown (長安さんへ)
2012-03-26 16:21:06
おお!
沖縄に行かれていたんですものねー^^

斎場御嶽、そうですか!
異次元空間的な風を感じられましたね!

「パワースポット」って言葉、
なんだか軽い気がして、あんまり好きでは
ありません。長安さんが仰るとおり、
「どうしてそうなのか?」
しっかりとその土地の歴史なりに思いを
馳せなければいけませんよね。

すると、また違った視線で世界が見えてくる
と思います。
返信する

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