カレンダーをめくる。
クリムトの絵でかつて私が一番好きだった絵が出てきた。
好きな絵も、変わる。
あと2ヶ月もしないうちに2012年が終わる。
今年は去年に引き続いて転換期のためいろいろあったが、振り返るにはまだ早い。
この部屋に引っ越してから、カレンダーを毎年買っている。
蜷川実花、ピカソ、クリムト。
4年目の来年は、シャガールと迷って、マティス。
翌月以降の絵を見ないようにしていて、月初に一枚めくるのは小さな楽しみ。
絵のことは何もわからないし、落書きですらできない私だけど、色の世界は好き。
あとは、書き手がどうしてここをこんな風に描いたのだろう、どうしてこんな色使いにしたのだろうと、思いを馳せることも好き。
アートは全部、言うなればその成果物は作り手の排泄物でもある。
何はともあれ、その人から生まれ出でた何か。
善し悪しは二の次に、尊い。
花瓶の水を替える。
小分けに花を生けていたら6つもの花瓶に花がある。
カスミソウはよく見るとその小花を次々に咲かせ、咲いた小花は白色を褪色させながら水分を失っていく。
ガーベラはV字から水平を経て、重力に従いその花びらを反らせていく。
ガーベラもまた鮮やかで強く濁りのないオレンジ色から褐色が混じっていく。
放射状に開いた糸菊もまた、外側から朽ちて色を失う。
今いる花たちは花びらを散らさない。
土に根付いたポトスだけは、日の当たらない窓際で必死に葉っぱの全面を明るい方へと向けている。
絶えず、若葉色。
自転車を新しくする。
愛車は、通勤時に置いている駐輪場には屋根がなく幾度も雨ざらしになっていて、チェーンが錆び付いてしまっていた。
ベルは人に聞こえないくらいの掠れた音しか鳴らないし、ペダルをこぐ度にキュルキュルやカリカリと音がして、変速切り替えはうまくやらないとチェーンが外れてしまう。
油をさすなどは試してみたものな効果はなかった。
まさに、瀕死の状態だった。
最後に愛車に乗って、キュルキュル、カリカリと鳴らしながら自転車屋に行く。
前回と同じく、タイヤが27インチ、カゴ付き、横止め、変速切り替えあり、2万円以内。
それ以外はデザインで決める。
白と黒のパンダ色の自転車。
手続きを済ませ、帰りに乗って初めて気づいたが、手をかけるところがフラットでなくカマキリの手のようになっている。
慣れないこともあるし、フラットの方が乗り姿が良いような気がする。
少し後悔しながらいつもの道を走る。
切り替えもこぐ感じも鍵をかけるのも、とても軽快。
私はなんだか、もうこのパンダ号が好きになった。
こまめに油をさそう。
よく晴れた休日の朝、スマッシュマウス。
青さはさほどないけれど、明るい。
よく晴れた休日の朝、ひんやりと澄んだ空気と熱いコーヒー。
時間的には朝ではないけれど、いろんなものがちょうどいい。
The music とarctic monkeysはたぶんもう聴くことはない。
湯島の菊は、今年も圧巻。
窓を開けよう
窓を開けよう
窓を開けよう
クリムトの絵でかつて私が一番好きだった絵が出てきた。
好きな絵も、変わる。
あと2ヶ月もしないうちに2012年が終わる。
今年は去年に引き続いて転換期のためいろいろあったが、振り返るにはまだ早い。
この部屋に引っ越してから、カレンダーを毎年買っている。
蜷川実花、ピカソ、クリムト。
4年目の来年は、シャガールと迷って、マティス。
翌月以降の絵を見ないようにしていて、月初に一枚めくるのは小さな楽しみ。
絵のことは何もわからないし、落書きですらできない私だけど、色の世界は好き。
あとは、書き手がどうしてここをこんな風に描いたのだろう、どうしてこんな色使いにしたのだろうと、思いを馳せることも好き。
アートは全部、言うなればその成果物は作り手の排泄物でもある。
何はともあれ、その人から生まれ出でた何か。
善し悪しは二の次に、尊い。
花瓶の水を替える。
小分けに花を生けていたら6つもの花瓶に花がある。
カスミソウはよく見るとその小花を次々に咲かせ、咲いた小花は白色を褪色させながら水分を失っていく。
ガーベラはV字から水平を経て、重力に従いその花びらを反らせていく。
ガーベラもまた鮮やかで強く濁りのないオレンジ色から褐色が混じっていく。
放射状に開いた糸菊もまた、外側から朽ちて色を失う。
今いる花たちは花びらを散らさない。
土に根付いたポトスだけは、日の当たらない窓際で必死に葉っぱの全面を明るい方へと向けている。
絶えず、若葉色。
自転車を新しくする。
愛車は、通勤時に置いている駐輪場には屋根がなく幾度も雨ざらしになっていて、チェーンが錆び付いてしまっていた。
ベルは人に聞こえないくらいの掠れた音しか鳴らないし、ペダルをこぐ度にキュルキュルやカリカリと音がして、変速切り替えはうまくやらないとチェーンが外れてしまう。
油をさすなどは試してみたものな効果はなかった。
まさに、瀕死の状態だった。
最後に愛車に乗って、キュルキュル、カリカリと鳴らしながら自転車屋に行く。
前回と同じく、タイヤが27インチ、カゴ付き、横止め、変速切り替えあり、2万円以内。
それ以外はデザインで決める。
白と黒のパンダ色の自転車。
手続きを済ませ、帰りに乗って初めて気づいたが、手をかけるところがフラットでなくカマキリの手のようになっている。
慣れないこともあるし、フラットの方が乗り姿が良いような気がする。
少し後悔しながらいつもの道を走る。
切り替えもこぐ感じも鍵をかけるのも、とても軽快。
私はなんだか、もうこのパンダ号が好きになった。
こまめに油をさそう。
よく晴れた休日の朝、スマッシュマウス。
青さはさほどないけれど、明るい。
よく晴れた休日の朝、ひんやりと澄んだ空気と熱いコーヒー。
時間的には朝ではないけれど、いろんなものがちょうどいい。
The music とarctic monkeysはたぶんもう聴くことはない。
湯島の菊は、今年も圧巻。
窓を開けよう
窓を開けよう
窓を開けよう
