時々、人が死ぬ夢を見る。
それも身近な誰か、多くの場合は肉親。
夢うつつの状態で、それが夢であることを知り、その瞬間に現実とリンクする。
夢が夢であった事実と、現実が現実である事実。
秋の朝のさらさらした布団の中で、自分自身にまたかと思いながら、矛盾する思いが溢れ出す。
夢に現実の何か予言のようなものを考えたりもするが、ただの一度も当たったことも感じられたこともない。
感じられたらいいのだけど、感じられない。
私の死生観というのは父の死をきっかけに一変していて、色々なことを考えてきたけれど、全てを丸く考えることも未だできずにいる。
過去を美化することが得意なはずの私が、美化どころか、このことに関して言えば矛盾が膨れ上がってしまった。
それでも6年目のビッグウェーブが次第に収まりつつある今、私は私と決着をつけたいと思う。
確かなこととして、今が私のひとつの転機であり、脱皮期だ。
脱ぎかけて新しく現れた皮膚は、柔らかくて、透けてしまうくらいに薄い。
吹く風にすら過敏な皮膚は、温かさにも冷たさにも過剰に反応する。
それは時に痛く沁みて、時に気持ちが良い。
そんなむき出しさは少しずつすこしずつ、外気に馴染んで、新しいものとして定着しつつある。
脱ぎ切れるかはわからないけれど、ひとつの試みをしようと思う。
またいつか、必要なときにいつでも、脱げるように、脱ぐことを恐れないように。
厚削りの鰹節から出汁をとってお味噌汁を作る。
気温が下がって、また頻繁にお味噌汁を作るようになった。
けいこに送ってもらった地元の豆味噌。
タッパーに移してしまった味噌の賞味期限がわからないのだが、見た目も味も匂いも問題ないので問題ないだろう。
豆腐と、油揚げと、なめこ、少し生姜をする。
つるつるのなめこがぽこぽこと浮いている。
世の商品の、ヒアルロン酸でうるうる、というのは解せないけれど、生姜パワーでぽかぽか、というのはとても納得。
それも身近な誰か、多くの場合は肉親。
夢うつつの状態で、それが夢であることを知り、その瞬間に現実とリンクする。
夢が夢であった事実と、現実が現実である事実。
秋の朝のさらさらした布団の中で、自分自身にまたかと思いながら、矛盾する思いが溢れ出す。
夢に現実の何か予言のようなものを考えたりもするが、ただの一度も当たったことも感じられたこともない。
感じられたらいいのだけど、感じられない。
私の死生観というのは父の死をきっかけに一変していて、色々なことを考えてきたけれど、全てを丸く考えることも未だできずにいる。
過去を美化することが得意なはずの私が、美化どころか、このことに関して言えば矛盾が膨れ上がってしまった。
それでも6年目のビッグウェーブが次第に収まりつつある今、私は私と決着をつけたいと思う。
確かなこととして、今が私のひとつの転機であり、脱皮期だ。
脱ぎかけて新しく現れた皮膚は、柔らかくて、透けてしまうくらいに薄い。
吹く風にすら過敏な皮膚は、温かさにも冷たさにも過剰に反応する。
それは時に痛く沁みて、時に気持ちが良い。
そんなむき出しさは少しずつすこしずつ、外気に馴染んで、新しいものとして定着しつつある。
脱ぎ切れるかはわからないけれど、ひとつの試みをしようと思う。
またいつか、必要なときにいつでも、脱げるように、脱ぐことを恐れないように。
厚削りの鰹節から出汁をとってお味噌汁を作る。
気温が下がって、また頻繁にお味噌汁を作るようになった。
けいこに送ってもらった地元の豆味噌。
タッパーに移してしまった味噌の賞味期限がわからないのだが、見た目も味も匂いも問題ないので問題ないだろう。
豆腐と、油揚げと、なめこ、少し生姜をする。
つるつるのなめこがぽこぽこと浮いている。
世の商品の、ヒアルロン酸でうるうる、というのは解せないけれど、生姜パワーでぽかぽか、というのはとても納得。