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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

4・19東京「君が代」裁判

2007年04月15日 | 日の丸・君が代関連ニュース
  ★とってもヘンだよ、東京の教育。
  ★行ってみよう!見て、聴いて! 
 ☆ 4・19東京「君が代」裁判・第1回口頭弁論


 「トーキョーの教師は、歌を歌わないと職をうしなう」という見出しが、今から3年前、イタリアで発行されている新聞の一面を飾りました。
 3年前の2004年の春、「国歌斉唱」の時に起立しなかったという理由(*)で、243名もの東京都公立学校の教職員が懲戒処分を受け、嘱託職員および嘱託職員採用内定者は例外なく解雇されてしまいました。そしてその後も、同様の処分、嘱託解雇、不採用といった思想信条による差別が続き、その被害を受けた人数は現在までに380名を超えています。(*ピアノ不伴奏なども含みます)

 来たる4月19日から始まる"東京「君が代」裁判"は、このような異常な処分の取消しを求めるために173名の原告団によって起こされた裁判で、いわゆる「日の丸・君が代処分事件」としては、わが国における史上最大規模の裁判となります。
 この裁判の、第1回(最初の!)法廷が、4月19日(木)13時30分から東京地方裁判所103号法廷で開かれます。そしてこの裁判は、だれでも(傍聴抽選に当たれば)傍聴できるのです!「裁判の傍聴って、どんなふうにするの?」という方も、当日は原告団のスタッフが裁判所の前でご案内します。だから、一人でも、初めてでも安心して参加できます。

 「今の日本、今の教育、ちょっとヘンだぞ?」と感じるあなた。小さな一歩を私たちといっしょに踏み出してみませんか?
 私たちは、東京地方裁判所で待っています!

◎東京「君が代」裁判、傍聴はこんな段取りで…。
①4月19日(木)13時10分頃までに東京地方裁判所の正面玄関へ行ってみよう。
→東京地裁は、東京メトロ霞ヶ関駅西側改札からA1出口を出るとすぐ目の前にあります。
②裁判所の門の前に、緑色のノボリを持った原告団スタッフがいます。ここで、東京「君が代」裁判についてガイドする「傍聴ハンドブック」をもらいましょう(タダです)。
③スタッフの案内にしたがって、「傍聴抽選」に参加してください。
④(抽選に当たったら)傍聴券を職員から受け取りそのまま103号法廷に入ってください。
(抽選に外れたら)いったん、原告団スタッフのところに来てください。若干数ですが、別に用意した傍聴券をお渡しできるかもしれません。しかし、それが無理だった場合には、「報告集会」の会場(裁判所隣にある弁護士会館502会議室)にご案内します。

◎今回の法廷の内容(30分間の予定です)
 →原告2名が、起立できなかった理由について意見を述べます。その後、弁護士2名が、この裁判の本質や、処分の原因となった都教委の通達(10・23通達)が、異常、違法なものであることについて弁論します。おそらくこの30分で、東京の教育の悲しくも危機的な状況が理解できると思います。ところで、対する被告・東京都および東京都教育委員会はどうするでしょうか…。

◎お問い合わせは、こちらへ。
・東京「君が代」裁判原告団(正式名:東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団)
・被処分者の会(正式名:「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会)
事務局長 近藤 徹(090‐5327‐8318)
※被処分者の会のHPも見てね!
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hisyobunsyanokai/

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