２０１６年五輪に東京落選

＜転送歓迎＞（重複ご容赦）
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ＭＬ」。の渡部です。

　１０月２日、コペンハーゲンで開かれたＩＯＣ総会で、東京はみごと２０１６年五輪招致に落選した。
　大きな要因の一つに都内・国内での盛り上がりのなさが上げられている。しかし、これは当然であった。
　その言動において「平和」や「友好」とは無縁な石原が「五輪招致」をするとは・・・。
　他でもないそれは彼自身の延命のための選挙公約であったことが当初から多くの人々に見抜かれていたのである。
　その後の石原の動きを見ても同じである。
　自らの延命のために、「君が代」強制に対する天皇の言葉は無視して「君が代」強制・処分を続ける一方、五輪招致のためには執拗に皇室を利用しようとする。
　総選挙ではさんざんけなしていた鳩山に対しても、国連での演説が受けると卑屈にお願いする。
　そして自ら先頭に立って派手なプレゼンテーションをする。

　マスコミは遠慮してあまり報道しなかったが、東京では、むしろ反対の声が大きく上がっていたのである。
　オリンピック時に国際プレスセンターが作られる予定だった築地市場（移転計画が出ている）の人々、オリンピックをテコに進められる外環道路建設反対の人々、オリンピックでさらに強化される「日の丸・君が代」強制に反対する人々、などなど。
　私たち包囲ネットなども、そのため、ささやかではあるが、都庁前ビラまき行動などでは絶えず反対の声を上げ、「８・２８都教委包囲アクション」では、石原都知事に対する辞任要求をも提出した。
　したがって、東京の落選は、反動的な石原都政に反対の声を上げてきた多くの都民にとっては大変喜ばしいことである。
　一方、莫大な都税をつぎ込んで、「成果」を得られなかった石原にとっては、新銀行東京に続く大きな打撃となるであろう。
　石原丸はどんどん沈んで行く。
　みんなでさらに水をかけてやろう！！

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　ところで、今回のＩＯＣ決定では、第一回投票で落選したアメリカの威信も大きく傷つくことになった。
　これもアメリカの一般ピープル　世界の一般ピープルにとっては喜ばしいことになろう。
　世界は大きく動いている。

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