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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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私は必ずしも福沢諭吉を全面的に評価するものではありません。
しかし、彼から学ぶところもあると思っています。
▲ 彼の著作に『文明論之概略』(1875年)という本があります。
そこでは、儒教批判がなされていますが、その中には次のような記述があります。
結局、「道徳の教科化」の行く末も、かつてそうであったように、
<情実を以て下民を御せんとするは、惑溺の甚しきものと云ふ可し>
ということになるでしょう。
ところで、この本では明治維新がどのように行われたのかということについて、以下のように述べてあります。
全国の闘う仲間たちの参考になればと思い、少し長いのですが紹介します。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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私は必ずしも福沢諭吉を全面的に評価するものではありません。
しかし、彼から学ぶところもあると思っています。
▲ 彼の著作に『文明論之概略』(1875年)という本があります。
そこでは、儒教批判がなされていますが、その中には次のような記述があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(岩波文庫『文明論之概略』 81ページより)
元来孔孟の本説は修心倫常の道なり。
畢竟(ひっきょう:結局)無形の仁義道徳を論ずるものにて、之を心の学と云ふも可なり。
・・・然るに今内に存する無形のものを以て外に顕はるゝ有形の政に施し、
古の道を以て今世の人事を処し、
情実を以て下民を御せんとするは、惑溺(わくでき)の甚しきものと云ふ可し。
其時と処を知らざるは、恰も船を以て陸を走らんとし、盛夏の時節に裘(かわごろも)を求めるが如し。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
結局、「道徳の教科化」の行く末も、かつてそうであったように、
<情実を以て下民を御せんとするは、惑溺の甚しきものと云ふ可し>
ということになるでしょう。
ところで、この本では明治維新がどのように行われたのかということについて、以下のように述べてあります。
全国の闘う仲間たちの参考になればと思い、少し長いのですが紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(同上 96~97ページより)
・・全国の智力に由(より)て衆論を成し、其(その)衆論の帰する所にて政府を改め、遂に封建の制度をも廃したることなれども、此(この)衆論に関わる人を計れば其数甚だ少なし。
日本国中の人口を三千万とし、農工商の数は二千五百万よりも多く、士族は僅(わずか)に二百万人に足らず、
其他儒医神官僧侶浪人の類を集めて仮に之を士族と視做(みな)し、大数五百万人を華士族の党と定め、二千五百万人を平民の党と為し、
古より平民は国事に関ることなき風なれば、此度の事に就(つい)ても固(もと)より之を知らず、故にこの衆論の出る所は必ず士族の党五百万人の内なり。
又この五百万人の内にも改革を好む者は甚だ少し。
第一これを好まざるの甚しきものは華族なり、次で大臣家老なり、次で大禄の侍なり。
この輩は皆改革に由て所損ある者なれば決してこれを好むの理なし。
身に才徳なくして家に巨万の財を貯へ、
官に在ては高官を占め、民間に在ては富有の名望を得たる人物が、
国のために義を唱て財を失ひ身を殺したる者は古来の例に甚だ稀なれば、
此度の改革に就ても斯(かか)る人物は士族の内にも平民の内にも窮めて少なき筈なり。
唯此改革を好む者は、藩中にて門閥なき者か、又は門閥あるも常に志を得ずして不平を抱く者歟(か)、又は無位無禄にして民間に雑居する貧書生歟(か)、何(いず)れも皆事にさへ偶へば所得有て所損なき身分の者>より外ならず。
概して之を云へば改革の乱を好む者は智力ありて銭なき人なり。
古今の歴史を見てこれを知る可し。
されば此度の改革を企たる者は士族の党五百万人の内僅に十分の一にも足らず、婦人小児を除き何程の人数もなかる可し。
何処(いずこ)より発したるとも知れず、不図(ふと)新奇なる説を唱へ出して、何時(いつ)となく世間に流布し、其説に応ずる者は必ず智力逞(たくま)しき人物にて、周囲の人は之がために説かれ之がために却(おびやか)され、何心なく雷同する者もあり、止むを得ずして従う者もありて、次第に人数も増し、遂に此説を認めて国の衆論と為し、天下の勢を圧倒して鬼神の如き政府をも覆したることなり。
其後廃藩置県の一挙も華士族一般のためには極て不便利にして、之を好まざる者は十に七、八、この説を主張する者は僅に二、三なれども、其七、八の人数は所謂(いわゆる)古風家にて、此の党の間に文賦せる智力は甚だ乏しく、二、三の改革者流に有する知力の分量に及ばざること遠し。
古風家と改革家と其人数を比較すれば七、八と二、三との割合なれども、智力の量は此割合を倒(さかさま)にしたるが如し。
改革家は唯此智力の量を以て人数の不足を補ひ、七、八の衆人をして其欲する所を逞(たくまし)ふせしめざりしのみ。
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