<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
都教委は本年6月から、▲ 「東京都におけるチームとしての学校の在り方検討委員会」(学識経験者3名、学校関係者3名)というのを立ち上げ、都内公立学校における「教育の質の向上」に向けた多様な人材を活用した学校組織運営の在り方について検討を進めてきた。
そして、去る10月27日にその(中間のまとめ)が出、ホームページ上にアップされた。
※『東京都におけるチームとしての学校の在り方検討委員会(中間のまとめ)』
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2016/pr161027b.html
それを見ると、日本の学校から「民主教育」という言葉が全く消されたと言わざるを得ない。しかも、身勝手かつでたらめな教育史認識によってである。
ところで、この(中間のまとめ)が出る背景には、昨年来の文科省の以下のような動きがある。
昨年12月中央教育審議会は、「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」という答申を出した。その中では次のようなことが述べられていた。
「チーム学校とは、校長のリーダーシップの下、多様な人材が、それぞれの専門性を生かして能力を発揮し、一体的にマネジメントされ、子供たちに必要な資質・能力を身に付けさせることができる学校」
ここには、民主的な職場という概念はない。
また、「子供たちに必要な資質・能力を身につけさせる」というが、それは上から子どもたちに押し付けるもので、「子どもたちの資質・能力を発達させる」というのではない。
さらに、「必要な資質・能力」とはそれを誰が決めるのか。
また今年1月、文科大臣は「次世代の学校・地域」創生プランを決定した。その中には、
○ 「社会に開かれた教育課程」の実現のため、国は「次世代の学校」づくりを推進
○ 「次世代の学校」づくりに向けて、チーム学校の体制を整備
がうたわれている。
日本の学校はいま、国家主義教育が前面に出てきた「改悪教育基本法」(2006年)に基づき、「次世代の学校」づくりが具体化されつつある。
この国の動きを受けての都教委の(中間のまとめ)である。
したがってこの「チームとしての学校」あるいは「次世代の学校」は国家主義教育が末端まで徹底するような学校だと言ってよいだろう。
だから、「子供たちに必要な資質・能力を身につけさせる」というのは、「国家が必要とする資質・能力」を、上から一方的に「身につけさせる」という事に他ならない。
今回の都教委の(中間のまとめ)は、これらを全面的に受けたものである。
しかし、そこには読むにたえないようなことも書かれている。
<目指すべき「チーム学校」像>という項目の「(1)これまでの学校体制」のところに、次のようなことが述べられているのである。
よくもこのようなことが書けたものである。
これこそデマゴギーの極致としか言いようがない。
こんなデマゴギーを平気で書きながら、「チームとしての学校」あるいは「次世代の学校」を作るというのである。
しかし、都教委はすでにこれまで、何年にもわたりその「民主的かつ平等」な職場体制を、
・「主任制」、
・「職員会議の挙手採決禁止」、
・「副校長制」、「主幹教諭」
・「人事考課」、「管制研修の強化」
などでさんざん潰し、「校長のリーダーシップ」を十分強めてきたでではないか。
しかしその結果、職場の協力体制は破壊され、職場から活気がなくなり、病休者・退職者が増え、管理職の成り手さえもなくなってきているのではないか。
それを更に推し進めるのが、「チームとしての学校」「次世代の学校」であるならば、まともな教員はさらに疲弊し、デマゴギーやヒラメ教師だけがのさばり、日本の教育は死滅するといっても過言ではない。
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都教委包囲首都圏ネットワークでは、「日の丸・君が代」強制の都教委の「10・23通達」(2003年)以来、毎年2月に卒・入学式に向けて『総決起集会』を開いてきました。
この間、「日の丸・君が代」強制は戦争への道であることが紛れもない事実となってきました。
そこで、今回は「改めて今『教室から戦争がはじまる』」というタイトルで、北村小夜さんに講演していいただくことになりました。
<日時> 2017年2月5日(日) 13:30 集会開始
<場所> 東京しごとセンター講堂(地下)
<内容> (講演) 北村小夜さん
タイトル:「改めていま『教室から戦争がはじまる』」
(現場から)
・「君が代」起立斉唱に抗う
・都立高校の教育をめぐって
・学校に入り込む自衛隊
・国威発揚の「オリンピック教育」
・道徳の教科化の内容
・戦争体制と治安弾圧 共謀罪新設の狙い他
(行動提起)校門前チラシまきなど
<スローガン>
・10・23通達撤廃! ・「日の丸・君が代」強制・処分反対!
・道徳の教科化反対! ・国威発揚のオリンピック教育反対!
・教育の軍事化を許さない! ・若者を戦場に送るな!
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
都教委は本年6月から、▲ 「東京都におけるチームとしての学校の在り方検討委員会」(学識経験者3名、学校関係者3名)というのを立ち上げ、都内公立学校における「教育の質の向上」に向けた多様な人材を活用した学校組織運営の在り方について検討を進めてきた。
そして、去る10月27日にその(中間のまとめ)が出、ホームページ上にアップされた。
※『東京都におけるチームとしての学校の在り方検討委員会(中間のまとめ)』
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2016/pr161027b.html
それを見ると、日本の学校から「民主教育」という言葉が全く消されたと言わざるを得ない。しかも、身勝手かつでたらめな教育史認識によってである。
ところで、この(中間のまとめ)が出る背景には、昨年来の文科省の以下のような動きがある。
昨年12月中央教育審議会は、「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」という答申を出した。その中では次のようなことが述べられていた。
「チーム学校とは、校長のリーダーシップの下、多様な人材が、それぞれの専門性を生かして能力を発揮し、一体的にマネジメントされ、子供たちに必要な資質・能力を身に付けさせることができる学校」
ここには、民主的な職場という概念はない。
また、「子供たちに必要な資質・能力を身につけさせる」というが、それは上から子どもたちに押し付けるもので、「子どもたちの資質・能力を発達させる」というのではない。
さらに、「必要な資質・能力」とはそれを誰が決めるのか。
また今年1月、文科大臣は「次世代の学校・地域」創生プランを決定した。その中には、
○ 「社会に開かれた教育課程」の実現のため、国は「次世代の学校」づくりを推進
○ 「次世代の学校」づくりに向けて、チーム学校の体制を整備
がうたわれている。
日本の学校はいま、国家主義教育が前面に出てきた「改悪教育基本法」(2006年)に基づき、「次世代の学校」づくりが具体化されつつある。
この国の動きを受けての都教委の(中間のまとめ)である。
したがってこの「チームとしての学校」あるいは「次世代の学校」は国家主義教育が末端まで徹底するような学校だと言ってよいだろう。
だから、「子供たちに必要な資質・能力を身につけさせる」というのは、「国家が必要とする資質・能力」を、上から一方的に「身につけさせる」という事に他ならない。
今回の都教委の(中間のまとめ)は、これらを全面的に受けたものである。
しかし、そこには読むにたえないようなことも書かれている。
<目指すべき「チーム学校」像>という項目の「(1)これまでの学校体制」のところに、次のようなことが述べられているのである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「我が国の学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に・・・」!!
○ 我が国の学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に、同じ学校の教職員は、管理職も教員も、その経験や力量、職責や職務内容の違いにかかわらず、対等な立場で学校運営に携わるべきだという考えの下に運営がなされ、そうした考えによる運営を当たり前とする、学校独自の慣習、いわゆる「学校文化」が根付いていた。
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よくもこのようなことが書けたものである。
これこそデマゴギーの極致としか言いようがない。
こんなデマゴギーを平気で書きながら、「チームとしての学校」あるいは「次世代の学校」を作るというのである。
しかし、都教委はすでにこれまで、何年にもわたりその「民主的かつ平等」な職場体制を、
・「主任制」、
・「職員会議の挙手採決禁止」、
・「副校長制」、「主幹教諭」
・「人事考課」、「管制研修の強化」
などでさんざん潰し、「校長のリーダーシップ」を十分強めてきたでではないか。
しかしその結果、職場の協力体制は破壊され、職場から活気がなくなり、病休者・退職者が増え、管理職の成り手さえもなくなってきているのではないか。
それを更に推し進めるのが、「チームとしての学校」「次世代の学校」であるならば、まともな教員はさらに疲弊し、デマゴギーやヒラメ教師だけがのさばり、日本の教育は死滅するといっても過言ではない。
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☆ 2107年『2・5総決起集会』のおしらせ ☆
都教委包囲首都圏ネットワークでは、「日の丸・君が代」強制の都教委の「10・23通達」(2003年)以来、毎年2月に卒・入学式に向けて『総決起集会』を開いてきました。
この間、「日の丸・君が代」強制は戦争への道であることが紛れもない事実となってきました。
そこで、今回は「改めて今『教室から戦争がはじまる』」というタイトルで、北村小夜さんに講演していいただくことになりました。
<日時> 2017年2月5日(日) 13:30 集会開始
<場所> 東京しごとセンター講堂(地下)
<内容> (講演) 北村小夜さん
タイトル:「改めていま『教室から戦争がはじまる』」
(現場から)
・「君が代」起立斉唱に抗う
・都立高校の教育をめぐって
・学校に入り込む自衛隊
・国威発揚の「オリンピック教育」
・道徳の教科化の内容
・戦争体制と治安弾圧 共謀罪新設の狙い他
(行動提起)校門前チラシまきなど
<スローガン>
・10・23通達撤廃! ・「日の丸・君が代」強制・処分反対!
・道徳の教科化反対! ・国威発揚のオリンピック教育反対!
・教育の軍事化を許さない! ・若者を戦場に送るな!
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
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