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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(417)<さようなら安倍政権めざそう3000万人の署名>

2018年09月08日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 昨日(9月5日)夜、東京・文京区民センターで、<さようなら安倍政権 めざそう3000万人の署名 ―3000万署名キックオフから1年―>の集会が開かれました。
 改憲状況がひっ迫してきたこともあり、会場満杯の400人が集まりました。

 主催者を代表して高田健さんは次のようなことを述べました。
 いよいよ安倍政権との闘いが大変重大な時期に入る。決戦の時期に入る。
 昨年、9月4日、3000万署名の記者会見を開き、9月8日には中野ゼロで大集会をひらいた。
 11月3日には、国会前に4万人が結集した。
 今年5月3日(憲法記念日)の集会では、到達数として1350万と報告した。
 6月7日には、各野党の党首クラスの人も来て署名を提出した。
 戦後、市民運動がやってきてこれだけの規模になったのは、一度か二度だけだ。
 野党と市民運動が協力し、安倍改憲を阻止する!
 北海道では一軒一軒たずねた。
 今年は暑い中、また雨、嵐でも街頭宣伝をやった。

 現在までの到達点についてたびたび聞かれるが、センターと地方のギャップがあるので、今の時点では申し上げられない。
 9月末が第4次の締め切りなので、その時にお知らせする。
 アベは改憲案を臨時国会に出すと言っている。
 アソウは悪魔のささやきで、「来年参院選まで国民投票を」と言っている。
 しかし、簡単ではない。我々が許さない。
 この集会は決意を固め直す集会になる。

 その後、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の中野晃一さん(上智大学教授)が講演をおこなった。
 演題は<安倍9条改憲と臨時国会の課題>で、以下のようなことを述べた。
 今は、いろんな意味で辛い所だ。
 昨年は一度(安倍政権を)追い詰めたと思ったら総選挙。
 今年は様々な問題がでてきたがオシマイにならず、総裁選当選などとも言われる。
 私たちの方は仲間のうちでも喧嘩しがちで、殺伐とした感じもある。

 そして、若者は保守化したと言われる。
 しかし、若い人はアベの6年しか知らない。
 自分の時もすでに学生運動はなかった。
 若い人の夢は、昔は「プロ野球選手」、それから「公務員」、そして今は「正社員」だ。
 こうした社会を作ったのは我々の責任でもある。
 だからそういう人も含めてやって行かなければならない。

 アベにはもはや、9条改憲しか残っていない。
 「卒業記念改憲」みたいなものだ。
 だから無理やり突っ込んでくる可能性が高い。
 自民党総裁選は、アベに対する忠誠度をためすのものになっている。
 しかし、こうして前のめりになっている時は我々にとってもチャンスだ。
 足を引っかけるとコケるからだ(はやきはこける(武蔵)?)。
 そのために、臨時国会で発議させないことだ。
 そうした世論を作って行くことができれば、安倍改憲をつぶすことは可能だ。
 (その後、〇憲法改正論議の展開
     〇「アイディンティティの政治」としての憲法政治
     〇「非立憲」的「改憲」の政治的意味
 などについて語りましたが、話が少しややこしくなるので割愛します。
 そうして、中野さんは以下のようにまとめました。)

 ところで、選挙に勝つことより、国民投票で勝つ方がやりやすい。
 なぜか、それは選挙ではいろいろな政党があるが、
 国民投票では、どんな理由であっても、?を付けられる人を増やせばよいからだ。
 だから、「安倍改憲ノー!」に賛同する人を増やせばよい。
 そうなれば、安倍政治の退場となり、結局改憲もできなくなるだろう。

 その後、各地の3000万署名の取り組みが紹介されました。
 ①信州のあちこちで目標を超えても続く戸別訪問(長野県・Oさん)
  上田市(人口16万)では5万目標でやってきた。1人で500筆以上の人もいる。
  長和町(人口6200)ではこれまで2800筆。
  塩尻市では13000目標がこれまで8959筆。
  戸別訪問を主にやっているがまだできていない所もある。

 ②大学の門前で学生によびかける(世田谷デモスタ・Sさん)
  大学と高校の前でのスタンデングを2015年の時にはじめた。
  国士舘大学から始まり38校を2巡した。
  その後、一休みしたが再開し、また国士舘大学から始めた。
  最近はシール投票もやっている。独自のチラシも作っている。
  大学生と対話していると、意見を変えて署名してくれる人もいる。

 ③街宣隊が駅頭で躍動(東京都・ふやふやさん)
  街宣の時、通り過ぎる人々にわかりやすくと、
  数多くのプラカードを用意し、
  演説の内容に応じてそのプラカードを掲げるとか、
  また仮面をつけての芝居をやっている。
  プラカードには漫画を描いたのもある。
  (多くのグッズが紹介された)

 ④手紙で広がる平和の思い(埼玉・教職員9条の会・Iさん)
  教え子や、教職員仲間に手紙を出し、
  署名をお願いする取り組みをした。
  するといろいろな反応があった。
  その中では、問題を抱え中退した生徒が
  その後亡くなったが、その母親が署名活動に協力してくれた。
  他にも、数多くの署名を集め送ってくれた方もいた。

 ⑤街なかで歌うシスターたち(SISTER&ACT・Oさん)
  新宿駅西口で、横断幕
   「憲法にラブソングを!~カトリック、シスターたちが呼びかける署名運動~」
  を掲げ、「平和を願う歌」を歌いながらやっている。
  コールも自分たちが考え、優しいことばでやっている。
  そして、スピーチをしながら、署名活動に取り組んでいる。
  制服でやっていると目立つようだ。
  修道会同士の連携が取れてきた。

 その後、まとめとして、九条の会事務局長の小森陽一さん(東大教授)が<対話と工夫でひろがる3000万署名>と題して話しました。
 大きな集会だった。臨時国会に発議させない!
 そのために主権者の声を届ける3000万署名の活動がみえる集会だった。
 (そうして、上に紹介した①~⑤の取り組みの持つ特徴や意義を浮き彫りにし、次のように述べました)
 何で3000万なのか?自分も最初そんなことができるかと思った。
 しかし、選挙での野党の票を集めると決して不可能な数ではない。
 そしてこれは、「それでも発議するのか!」と国会議員たちに突き付けることができる数だ。
 では、どういう運動をやるか?
 本気で一軒一軒訪問して、しかも何度も、署名をお願いする。
 駅頭宣伝では中々署名が集まらないが、しかしこれも重要だ。
 「駅でやってましたね」と言って署名してくれる方もいる。
 いろいろな活動がつながる。そういうところまで来た。
 新しい担い手も生まれている。
 3000万署名をやり遂げて、アベ改憲を許さず、アベを退場させよう!

 行動提起(市民アクション共同代表・小田川義和さん)では、以下のことが述べられました。
 ①グッズが充実してきた、呼びかけ人の写真入りのポスターもできてきた。
  活用してほしい。
 ②9月19日(水)<19日行動> 日比谷野音での集会(18:00~)とデモ
  (10月は状況を見て判断。2回目の署名(9月末集約)提出行動など)
 ③11月3日(土)国会包囲行動(14:00~)

 ④沖縄県知事選、玉城候補の当選を目指す取り組み(9月7日にアピールを出す)
 改めて、この運動が全国各地で、粘り強く、また多彩に取り組まれていることを実感させる集会でした。
 まさに闘いの秋(とき)です。

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