<ご注目を!>あの都教委が、
◆ 日本がアジア諸国への「戦争への謝罪」と明示した映像教材を都内の全小中高校に配布!
皆さま 高嶋伸欣です
2020年の東京五輪に向けた国内聖火リレーのコースの概略が公表され、早速マスコミでは翼賛報道にまっしぐらの状況が、全国で展開されつつあります。
聖火リレーがナチスによって政治的に利用された歴史など、今の記者たちはどれだけ認識しているでしょうか。
そして一方では、1964年の東京五輪の時のアジアの聖火リレーについても。
忘れられかけているこの意味を呼び起こそうではありませんか。方法は極めて簡単です。学校教育とマスコミです。
そして、その第一の学校教育では、すでに一部で実行されているはずなのです。
なぜなら、上記の「戦争の謝罪と共に」という意味(解説)は、都教委が作成した2020年五輪向け映像教材(DVD)で明確に語られ、字幕で示されているものなのです。
この映像教材(DVD5枚、各20分)は、都立・公立だけでなく国立大学付属や私立の小中高校のすべてに配布されています(市販・レンタルはされていません)。
一方で、ブック型の押し付けがましい『オリンピック・パラリンピック学習読本』(A4版、70~125P)小・中・高編が作成され、小(4年生以上)中高校の全児童・生徒に配布され、それらによる五輪教育年間35時間の実施が都教委によって、義務付けられています。
これは、学校のカリキュラム編成権を侵害するものですし、『読本』の内容が押し付けがましいことなどから、多くの学校ではかなり手抜きの対応をしている気配です。
そして、それら『読本』では五輪では「選手団の旗・歌」であるはずの「日の丸・君が代」を「国旗・国歌」とする虚偽の刷り込み説明を繰り返していることが発覚しています。
そこで私たちは、『読本』は虚偽の教育を強いる違憲・違法のものだとして都教委の責任を追及する裁判を東京地裁で進めています。
その裁判の法廷(5月31日)で、私たち原告の側から「非売品で現物の入手が困難を極めている。問題の教材類を被告・都教委から提出させて欲しい」と裁判長に要請したところ、都教委側は渋っていましたが、7月4日に突如、それらが送付されてきました。
そこには『読本』だけでなく、上記の「映像教材」も含まれていました。当初、あまり期待せずにこのDVDを視聴してビックリ!
内容は、満点とまでは言いませんがとりあえず及第点を超えていると、評価できるものでした。
「これなら高校までではなく大学の共通教育や教員養成課程の講義でも活用は可能」とも言えそうだと思いながら、順次視聴しました。
そして、5枚目のDVD「1964年東京オリンピック~2020年に向けて~」で上記の「戦争の謝罪」というナレーションに出会ったのです。思わず耳を疑い、何度も画面を戻して、間違いないと確認しました。
これならば、東京都内の小・中・高校では安心して日本の侵略の事実を扱うことができるはずです。
そして、この5枚目のタイトル部分のナレーションは「1964年東京オリンピックはどのような遺産を残したのでしょうか」というものなのです。
このDVDをでは、上記の「戦争の謝罪」という意味こそ「遺産」の一つと位置づけているのだと視てとれます。
都内の小中高校の教員の皆さん、是非このDVDを活用して下さい! その実践例をできれば紹介して下さい。
そして一般都民、他府県の皆さん。都教委にこのDVDの貸し出し・情報開示請求などをして、視聴する会などを設営し、地域の教員の皆さんにも参加を呼び掛けて下さい。
その他、様々な活用法のの工夫をお願いいたします。
そして、マスコミに対しては学校でこのような内容の「五輪教育」がされている時に、翼賛・便乗ムード推進の報道から脱却できるのか。明日の報道の様子などを確かめながら問いかけたいと思います。
以上、このようなことを急遽多くの皆さんに呼びかけることにしたのは、国内聖火リレーの話題に合わせてということもありますが、上記の『五輪読本』を巡る都教委との裁判の口頭弁論が近日の
7月19日(木)午前10時30分に東京地裁526法廷
で開かれることが決まっているためです。
*ちなみにマスコミはこれまでのところ法廷へ取材に来たことがありません
そこでは、この「映像教材」と『学習読本』との内容の落差、「月とすっぽん」とも言えるほどの遵法精神の食い違いについて、私たち原告の側から追及を予定しています。
都教委側がどのような反応を示すか、多くの皆さんに法廷で確かめて頂き、その様子を、件のDVD視聴の折の話題に加えて頂くのも一興ではないでしょうか。
以上、長くなりましたが強権的都教委に斬り込むのにも活用できそうな素材の一つではないでしょうか、という意味も込めて紹介をさせていただきました。
何かお役に立てば幸いです。
*<絵解き>を一つしておきます。上記「映像教材」の制作はNHKエデュケーショナルとNHKエンタープライズです。
以上 文責は高嶋です 転送・拡散は自由です
◆ 日本がアジア諸国への「戦争への謝罪」と明示した映像教材を都内の全小中高校に配布!
皆さま 高嶋伸欣です
2020年の東京五輪に向けた国内聖火リレーのコースの概略が公表され、早速マスコミでは翼賛報道にまっしぐらの状況が、全国で展開されつつあります。
聖火リレーがナチスによって政治的に利用された歴史など、今の記者たちはどれだけ認識しているでしょうか。
そして一方では、1964年の東京五輪の時のアジアの聖火リレーについても。
「聖火は日本に到着する前、アジアの12の国ぐにを回りました。第二次世界大戦での戦禍にさらされたアジアの国ぐにに、戦争の謝罪と共に『日本は平和国家への道を歩む』というメッセージを伝えたのです」こういう意味が込められていたということが、今どれだけ語り継がれているでしょうか?
忘れられかけているこの意味を呼び起こそうではありませんか。方法は極めて簡単です。学校教育とマスコミです。
そして、その第一の学校教育では、すでに一部で実行されているはずなのです。
なぜなら、上記の「戦争の謝罪と共に」という意味(解説)は、都教委が作成した2020年五輪向け映像教材(DVD)で明確に語られ、字幕で示されているものなのです。
この映像教材(DVD5枚、各20分)は、都立・公立だけでなく国立大学付属や私立の小中高校のすべてに配布されています(市販・レンタルはされていません)。
一方で、ブック型の押し付けがましい『オリンピック・パラリンピック学習読本』(A4版、70~125P)小・中・高編が作成され、小(4年生以上)中高校の全児童・生徒に配布され、それらによる五輪教育年間35時間の実施が都教委によって、義務付けられています。
これは、学校のカリキュラム編成権を侵害するものですし、『読本』の内容が押し付けがましいことなどから、多くの学校ではかなり手抜きの対応をしている気配です。
そして、それら『読本』では五輪では「選手団の旗・歌」であるはずの「日の丸・君が代」を「国旗・国歌」とする虚偽の刷り込み説明を繰り返していることが発覚しています。
そこで私たちは、『読本』は虚偽の教育を強いる違憲・違法のものだとして都教委の責任を追及する裁判を東京地裁で進めています。
その裁判の法廷(5月31日)で、私たち原告の側から「非売品で現物の入手が困難を極めている。問題の教材類を被告・都教委から提出させて欲しい」と裁判長に要請したところ、都教委側は渋っていましたが、7月4日に突如、それらが送付されてきました。
そこには『読本』だけでなく、上記の「映像教材」も含まれていました。当初、あまり期待せずにこのDVDを視聴してビックリ!
内容は、満点とまでは言いませんがとりあえず及第点を超えていると、評価できるものでした。
「これなら高校までではなく大学の共通教育や教員養成課程の講義でも活用は可能」とも言えそうだと思いながら、順次視聴しました。
そして、5枚目のDVD「1964年東京オリンピック~2020年に向けて~」で上記の「戦争の謝罪」というナレーションに出会ったのです。思わず耳を疑い、何度も画面を戻して、間違いないと確認しました。
これならば、東京都内の小・中・高校では安心して日本の侵略の事実を扱うことができるはずです。
そして、この5枚目のタイトル部分のナレーションは「1964年東京オリンピックはどのような遺産を残したのでしょうか」というものなのです。
このDVDをでは、上記の「戦争の謝罪」という意味こそ「遺産」の一つと位置づけているのだと視てとれます。
都内の小中高校の教員の皆さん、是非このDVDを活用して下さい! その実践例をできれば紹介して下さい。
そして一般都民、他府県の皆さん。都教委にこのDVDの貸し出し・情報開示請求などをして、視聴する会などを設営し、地域の教員の皆さんにも参加を呼び掛けて下さい。
その他、様々な活用法のの工夫をお願いいたします。
そして、マスコミに対しては学校でこのような内容の「五輪教育」がされている時に、翼賛・便乗ムード推進の報道から脱却できるのか。明日の報道の様子などを確かめながら問いかけたいと思います。
以上、このようなことを急遽多くの皆さんに呼びかけることにしたのは、国内聖火リレーの話題に合わせてということもありますが、上記の『五輪読本』を巡る都教委との裁判の口頭弁論が近日の
7月19日(木)午前10時30分に東京地裁526法廷
で開かれることが決まっているためです。
*ちなみにマスコミはこれまでのところ法廷へ取材に来たことがありません
そこでは、この「映像教材」と『学習読本』との内容の落差、「月とすっぽん」とも言えるほどの遵法精神の食い違いについて、私たち原告の側から追及を予定しています。
都教委側がどのような反応を示すか、多くの皆さんに法廷で確かめて頂き、その様子を、件のDVD視聴の折の話題に加えて頂くのも一興ではないでしょうか。
以上、長くなりましたが強権的都教委に斬り込むのにも活用できそうな素材の一つではないでしょうか、という意味も込めて紹介をさせていただきました。
何かお役に立てば幸いです。
*<絵解き>を一つしておきます。上記「映像教材」の制作はNHKエデュケーショナルとNHKエンタープライズです。
以上 文責は高嶋です 転送・拡散は自由です
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