パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その5>(25)

2014年12月30日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  弱い者いじめのデマゴギー政治家・橋下徹を倒そう!
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 本日(12月28日)は、▲ 自衛隊での宿泊訓練に関するパンフの続きです。
 『高校生をリクルートする自衛隊・自衛隊の手法を取り入れる教育行政』から。
 (編集委員会発行、800円+税、(株)同時代社、電話03-3261-3149、FAX03-3261-3237)
 「2、『防災訓練』の名のもとに、教育現場に入り込む自衛隊」
 <宿泊を伴う防災訓練は韓国の「徴兵制」がモデル>

 (石原都政時代の2012年に都教委の中に「教育再生・東京円卓会議」が設置される。
 第三回会議(2012年4月11日)で宿泊訓練を伴う防災訓練が提案される。
 その席上石原は、「教育は刷り込みだ」と述べ、次のようにも述べている。)
 「韓国じゃないけれども、二年間はやっぱり兵役、警察、最低限、海外協力隊みたいな所に組織的な奉仕運動の体験をさせたらいいと思うんですね。」
 (これを受けて、当時の猪瀬副知事は次のように述べている。)
 「・・・防災隣組の一つの一環で。高校生に、とにかく体育館に泊まらせると。クーラーの効かない体育館に泊まらせるということを、今年やります。」
 
 <徴兵制につながる「一週間程度の宿泊防災訓練」>
 (改悪教育基本法による「教育振興基本計画」の「体験学習・読書活動」の項に)
 「全国の小学校・中学校・高等学校において、自然体験活動や集団宿泊訓練、職場体験活動、奉仕体験活動、文化芸術体験活動といった様々な体験活動を行う機会の提供について関係府省が連携して推進する。」
 (これを踏まえた『東京都教育ビジョン』(2013年4月)には)
 「・・・発災時に近隣住民の安全を支える実践力のある人材を計画的に育成するため、全都立高校において関係機関や地域と連携した一泊二日の宿泊訓練や、防災に関する体験活動を行い、『自助』『共助』の精神と実践力を兼ね備えた人材を育成する取り組みを推進する」、とあります。
 また、「都立高校改革推進計画」では「一週間程度の宿泊訓練などにとりくむ」となっており、パンフ筆者は「これは準徴兵制につながるのでは」と述べています。
 <拡大する自衛隊との連携校>
 (2012年から全都立高校で一泊二日の宿泊防災訓練がはじまる。)
 「179校で、自校の体育館で『発生時を想定した避難生活の疑似体験(・・)』を実施しました。体育館で備蓄米を食べての生活を行いました。・・この年すでに4校が自衛隊と連携し、自衛隊員を招いて講演を行っています。・・12校が『防災教育推進校』として指定・・・」
 「2013年度推進校は15校に拡大しました。この中に・・・朝霞駐屯地で訓練を行った都立田無工業高校も入っています。」
 「2014年度は、特別支援学校にも防災訓練を義務付けています。そして全都立高校に『防災活動支援隊』の結成を義務づけています。・・自衛隊での防災訓練では、提出した名簿はそのまま自衛隊のリクルートの対象になっています。」
 <学校がファシズムの拠点になりかねない『防災活動支援隊』の存在>
 「都教委の出している防災教育の『要項』の中で特徴的なのは、生徒の中で『防災活動支援隊』(・・)の存在です。・・2014年度は全ての都立高校で結成が義務付けられています。・・生徒会やクラス代表などで結成することが例示されており、そして、自校の災害時の生徒リーダーになることが要請されています。・・・生徒会に代わって生徒のリーダーとして作られるのがこの『支援隊』なのです。民主的で自主的な組織に代わり、規律と統制の生徒組織が意図されています。・・  ・・学校がファシズムの訓練の場になりかねません。また、この『支援隊』は、地域との防災活動のリーダーになることが期待されています。・・・金子指導部長は(都議会文教委員会(2013・11・27)で)、『(災害派遣の)活動は、防衛の際にも求められるものであり、自衛隊の所掌事務である防衛に含まれるというものでございます』と述べています。」
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 次回は、「3、自衛隊駐屯地で行われた高校生の『防災訓練』」です。

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 許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネット(準)では、来春の卒業式・入学式に向けて、▲「都教委は『君が代』不起立・不伴奏教員を処分するな 思想改造を強要する『服務事故再発防止研修』をするな」の団体署名の取り組みを始めました。
 「君が代」起立・斉唱の職務命令は、子どもたちに対し、国家の価値観を刷り込むことであり、ひいては社会の自由度を奪うことです。
 「君が代」不起立は、仕事に対する教員としての責務(良心)からの行為です。

 不起立での、戒告処分ももちろん許すことはできませんが、最高裁判決に反して、東京都教委は不起立を続けるTさんには減給1ヶ月処分を出していますし、今後さらに重い処分を科してくる危険があります。
 今年の入学式処分では、Iさんに減給6ヶ月処分も出しています。
 何としても、「戒告を超える重い処分」をまずは止めたいです。

 また、処分とセットで行われている思想転向を強要する「服務事故再発防止研修」は半年間、20回近くにのぼります。
 拷問と言っていいほど。これも止めさせねばと考えます。
 どうぞ、お力をお貸しください。

 つきましては、皆さんの関係する労組、市民団体に団体署名取り組みの提起、お願いをしてください。上部団体や支部・分会等での署名も歓迎です。
 団体署名取り組みのお願い、団体署名用紙はこちらから開いてください。
      ↓
 http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/
 「最近の記事」にあります。


 ■今のところ、ネット署名の用意はできておりません。
 お手数ですが、用紙にご記入のうえ、「署名用紙」に記した住所にお送りください。
 また、お送りくださるよう、お願いしてください。
 どうぞ、よろしくお願いします。

 送付先:〒185-0033 東京都国分寺市内藤2-38-1田中コーポ105
     多摩島嶼地区教職員組合気付
  許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネット(準)宛
 締め切り:第一次2月18日  第二次3月末日


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 なお、署名用紙を送るのが大変な団体は、当日提出する「許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊全国ネット(準)」の署名用紙に、連名で団体名を載せることもできますので、直接私の方まで、メールでご連絡下さってもかまいません。
 その際、メールで<団体名>と<連絡者>を教えて下さい。

 「全国ネット」(準)では、この団体署名をもとに、卒業式前の2月23日(月)に▲ 都教委要請行動を行います
 (こちらにもたくさん参加していただきたいと思います)
 この取り組みは、<「日の丸・君が代」問題等全国ネット>の形成にむけての新たな一歩です。
 全国の皆さん、よろしくお願いします。

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 「2・8総決起集会」
 <集会名>
 「日の丸・君が代」強制反対!教育の国家支配を許すな!2.8総決起集会
 <集会の位置付け>
   A「日の丸・君が代」強制に反対する。
   B自衛隊と学校教育との連携を糾弾する。
   C国家主義的な思想教育としての「道徳の教科化」に反対する。
 <講師>   斎藤貴男さん
 <日時>2015年2月8日(日) 午後1時30分より
 <場所> 南阿佐ケ谷の杉並産業商工会館講堂
 <主催>都教委包囲首都圏ネットワーク


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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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