パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

台東区寿2丁目三井不動産レジデンシャル高層マンション事件 犯罪のソラマチ

2015年11月12日 | 平和憲法
 ■ まだあった! 三井不動産にもう一つの「杭打ち」トラブル発覚 (日刊ゲンダイ)

すでに36mの杭が17本打たれた建築現場

 横浜の傾斜マンション問題が明らかになって3週間、今月6日、販売主の親会社・三井不動産が初めて会見で「ご迷惑をおかけして大変申し訳ない」(佐藤正敏常務執行役)と陳謝した。しかし、原因については説明は一切なく、「きょうは決算会見だから」と、言葉を濁した。本誌はそんな三井不動産が販売準備を進めている新築マンションを巡るトラブルをキャッチした。「杭打ち」の不備などを巡って裁判沙汰になっているのだ。
 ■ 建築中止を求めて裁判中
 問題のマンションは東京23区の主要駅に近い好立地で建設が進められている。ディベロッパーは三井不動産レジデンシャルで、施工主は関東の中堅業者、今年7月分譲予定だったが、工期が延びて完成は来年以降になりそうだという。
 遅延の大きな原因となっているのが近隣住民とのトラブルだ。住民たちが建築工事の中止を求めて三井不動産側を提訴している。
 「この辺はもともと沼地だったので地盤が緩い、道路が突如陥没したり、地下水が噴出したこともあります。だから近隣のビルは高くても7階建てまで。ところが、三井不動産側は”堅い支持層までくいを打つ”と言って、14階建て、高さ40メートルもある高層マンションを建てようとしているのです。横浜の傾斜マンションのニュースを見てから、建築中の物件が完成したら、建設中の物件が完成したら、倒れてこないか心配でたまりません。」(近所の住民)
 ■ 隣のビルの花壇が傾き…
 三井不動産側は、「杭は固い地盤に達する36メートルまで掘り進める」と説明したそうだが、何メートルの杭を打てばいいかを調べるボーリング調査の結果については「内部事情だから開示できない」と言い、柱状図などの資料の配布もしなかったという。そのため、住民たちは「ボーリング調査」自体の存在に疑問を抱いているという。
 「スライド写真を使った説明が一応あったのですが、三井不動産側がボーリング調査したと説明した日は、以前の土地所有者がまだ住んでいました。どんな最新工法を使ったとしても、物理的に工事も調査もできっこないと思う。それについて詳しく聞こうとしたら、『二度と説明会は行わない』と一方的に宣言されて打ち切られてしまいました。」(別の住民)
 住民が不安を募らせるのも無理はない。実際、工事が始まってから下水管が破裂したり、隣のビルの花壇が傾いたり周囲の建造物に異変が出始めているという。
 なぜ、三井不動産側は住民の不安に答えないのか。
 親会社の三井不動産広報部に聞くと、「個別のプロジェクトにはお答えしません。ただし、ボーリング調査はしていないわけではありません。土地の前権利者から引き継いだデータを使用しました」と回答した。
 ボーリング調査をきちんと実施しているのなら、三井不動産は樹民にもっと丁寧な説明をすべきじゃないか。
『日刊ゲンダイ』(11月10日2015年)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169062
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2015/11/10)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/27593555.html
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