都教委の先生方!よく読んでください!
子どもの「学力向上」は都民の切実な願いです。近年、国際的な(PISA)学カテストでフィンランドの好成績は有名ですが、「良い成績の国々は…それぞれの学校に、より大きな自治権を与えている」(OECD分析課長)といわれています。都教委は一昨年末、教職員と父母が21万の署名をそろえて「30人学級」を要請しましたが、全国の都道府県で唯一「40人学級」にこだわり続けています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4f/ef99c7db2d03c405c35f26c571ff1d98.jpg)
卒業式や入学式での「日の丸」「君が代」の強制と処分はやめて!
◇◆◇ 都教委が進める「教育再生」は戦前型教育の「再生」ですか? ◇◆◇
2576名の署名で、都教委に六度目の要請
-多くの方々のご協力ありがとうございました-
私たち「日の丸・君が代について都教委に要請する元職員の会」は、五月二十五日に都教委に要請行動を行いました(要請文は別項)。しかし、残念ながら都立学校の教師、父母、心ある都民の思いに反し、都教委は頑なな対応を続けています。私たちは都教委が一日も早く地裁判決(二〇〇六年九月二一日)を受け入れ、「日の丸・君が代」の強制をやめるよう要求し続けます。
私たちは、東京都教育庁の退職者有志です。
二〇〇四年から、都教委は都立学校の卒業式や入学式などで「日の丸」「君が代」を強制し、その職務命令違反を理由に、多くの教職員を処分し、再雇用を拒否してきました。これらは、東京地裁でも、かさねて違憲・違法であると判示してきましたが、私たちが教育庁在職時代に尊重してきた憲法の理念を否認し、教育の本質をゆがめるものです。
私たちは、都教委が先導し、いま全国で強行されつつある「教育再生」が、あのいまわしい戦前型教育の再生ではと危ぶみます。
教育基本法改正と新学習指導要領で愛国心などの教育目標を法定し、十年ごとの免許更新制と校長・副校長・教頭・主幹教諭・教諭の職制を導入、さらに全国学力テストと学校選択性による競争・評価で、その教育目標の徹底を強いる仕組みが危ういのです。昨年からの「学校支援地域本部」事業で、父母、住民も動員されはじめました。
「日の丸」「君が代」の強制は、この危うい施策の踏み絵であり、学校での落ちこぼし、職場での使い捨て、社会保障の切り捨てなどが深刻ななかで、異議申し立てを封ずるシンボルでもあります。教育先進国での少人数学級や学校自治、住民自治などの潮流とは逆行しています。
私たちは、かつての都教委には良識があったことを想起し、二〇〇四年から毎年要請し続けてきましたが、とくに今年は以上のような動向を危ぶみ、改めて次のことを要請いたします。
一 卒業式・入学式等での「日の丸」「君が代」の強制は一切やめてください。
二 これらの強制にともなう教職員の処分などは行わないでください。
三 「日の丸」「君が代」の強制に関して行われた教職員への処分を取り消し、再雇用を拒否された教職員を学校に復帰させ、採用不合格を取り消してください。
四 入学式・卒業式等での「目の丸」「君が代」の強制に関する二〇〇三年一〇月二三日付け通達と、児童・生徒への「君が代」指導を強制する二〇〇六年三月一三日付け通達は撤回して下さい。
五 二〇〇六年九月二一日の東京地裁判決を受け入れ、控訴を取り下げてください。
六 「日の丸」「君が代」の強制でどのような教育効果があうたのか、評価を開示してください。
二〇〇九年五月二五日
世話人
穐田孝一(文化会館)新井恒喜(社教部)石井敏子(日比谷谷図)石井光善(東京体育館)石林紀四郎(日比谷図書館)伊藤章子(中央図)鵜澤良江(日比谷図)小笠原匡(総務部)金田房江(総合技術教育センター)草鹿光世(中央図)串田稔光(教育研究所)黒田一之(日比谷図)佐賀明子(多摩教育研究所)佐藤亀雄(多摩社教館)酒匂一雄(社教部)遠山威(社教部)長沢政治(日比谷図)中村有朋(福利厚生部)八里正(中央図)山本耿(社教部)〔※()内は最終職場の略称〕
事務局担当
伊藤章子 鵜澤良江 加藤秀夫 金田房江 酒匂一雄 佐藤亀雄 遠山威
☆ 「日の丸・君が代」問題でわたしも一言
○日本の教育が、軍国化へすすむ危険を傍観視できません。石原都政に腹が立ちます。(O)
○二〇〇六年九月二一日の東京地裁判決が一日も早く東京高裁でも受け入れられ、当然のこととして自由に自己の意思表現のできる教育の場が来ることを願う。(K)
○弱者を切り措てる石原都政の本質は、「日の丸・君が代」の強制にも象徴される。唯々諾々で"右へならえ"する都庁・教育庁幹部の役人根性も情けない限りです。(K)
○今の世相は、昭和二年頃のようだとの記事を見ました。それから、おかしくなり戦争に向って行ったわけで、国民は今の世情をしっかり見守っていかなければと思います。(O)
○校長、副校長、教頭、主幹、主任の上下階層化制度は、現場の破壊につながるものだ。(N)
○都教委の日の丸・君が代強制には、本当に怒りをもちます。最後まで頑張って下さい。(N)
○官製版や画一的(一方的な押し付け)な日の丸・君が代を止めて、子供たちのためになる独創的な入学式・卒業式になるように勝利を勝ぢ取るまで頑張って下さい。(K)
○継続すること、あきらめないことが、今問われていますね。(S)
○「職員会繊の挙手・採決禁止は言論統制だ」「教育が民主的でなければ生徒も国家も民主的になれない」と主張されていた都立三鷹高校長が定年退職され、そのとき教え子からもらったという卒業証書が感動的だった。「右は教育委員会の弾圧にも負けず本校所定の課程を修了したことを証する。58期卒業生一同」(5月9日朝日)(K)
子どもの「学力向上」は都民の切実な願いです。近年、国際的な(PISA)学カテストでフィンランドの好成績は有名ですが、「良い成績の国々は…それぞれの学校に、より大きな自治権を与えている」(OECD分析課長)といわれています。都教委は一昨年末、教職員と父母が21万の署名をそろえて「30人学級」を要請しましたが、全国の都道府県で唯一「40人学級」にこだわり続けています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4f/ef99c7db2d03c405c35f26c571ff1d98.jpg)
卒業式や入学式での「日の丸」「君が代」の強制と処分はやめて!
◇◆◇ 都教委が進める「教育再生」は戦前型教育の「再生」ですか? ◇◆◇
2576名の署名で、都教委に六度目の要請
-多くの方々のご協力ありがとうございました-
私たち「日の丸・君が代について都教委に要請する元職員の会」は、五月二十五日に都教委に要請行動を行いました(要請文は別項)。しかし、残念ながら都立学校の教師、父母、心ある都民の思いに反し、都教委は頑なな対応を続けています。私たちは都教委が一日も早く地裁判決(二〇〇六年九月二一日)を受け入れ、「日の丸・君が代」の強制をやめるよう要求し続けます。
要 請 文
私たちは、東京都教育庁の退職者有志です。
二〇〇四年から、都教委は都立学校の卒業式や入学式などで「日の丸」「君が代」を強制し、その職務命令違反を理由に、多くの教職員を処分し、再雇用を拒否してきました。これらは、東京地裁でも、かさねて違憲・違法であると判示してきましたが、私たちが教育庁在職時代に尊重してきた憲法の理念を否認し、教育の本質をゆがめるものです。
私たちは、都教委が先導し、いま全国で強行されつつある「教育再生」が、あのいまわしい戦前型教育の再生ではと危ぶみます。
教育基本法改正と新学習指導要領で愛国心などの教育目標を法定し、十年ごとの免許更新制と校長・副校長・教頭・主幹教諭・教諭の職制を導入、さらに全国学力テストと学校選択性による競争・評価で、その教育目標の徹底を強いる仕組みが危ういのです。昨年からの「学校支援地域本部」事業で、父母、住民も動員されはじめました。
「日の丸」「君が代」の強制は、この危うい施策の踏み絵であり、学校での落ちこぼし、職場での使い捨て、社会保障の切り捨てなどが深刻ななかで、異議申し立てを封ずるシンボルでもあります。教育先進国での少人数学級や学校自治、住民自治などの潮流とは逆行しています。
私たちは、かつての都教委には良識があったことを想起し、二〇〇四年から毎年要請し続けてきましたが、とくに今年は以上のような動向を危ぶみ、改めて次のことを要請いたします。
記
一 卒業式・入学式等での「日の丸」「君が代」の強制は一切やめてください。
二 これらの強制にともなう教職員の処分などは行わないでください。
三 「日の丸」「君が代」の強制に関して行われた教職員への処分を取り消し、再雇用を拒否された教職員を学校に復帰させ、採用不合格を取り消してください。
四 入学式・卒業式等での「目の丸」「君が代」の強制に関する二〇〇三年一〇月二三日付け通達と、児童・生徒への「君が代」指導を強制する二〇〇六年三月一三日付け通達は撤回して下さい。
五 二〇〇六年九月二一日の東京地裁判決を受け入れ、控訴を取り下げてください。
六 「日の丸」「君が代」の強制でどのような教育効果があうたのか、評価を開示してください。
二〇〇九年五月二五日
「日の丸・君が代について都教委に要請する元職員の会」世話人代表 浅海 忠
世話人
穐田孝一(文化会館)新井恒喜(社教部)石井敏子(日比谷谷図)石井光善(東京体育館)石林紀四郎(日比谷図書館)伊藤章子(中央図)鵜澤良江(日比谷図)小笠原匡(総務部)金田房江(総合技術教育センター)草鹿光世(中央図)串田稔光(教育研究所)黒田一之(日比谷図)佐賀明子(多摩教育研究所)佐藤亀雄(多摩社教館)酒匂一雄(社教部)遠山威(社教部)長沢政治(日比谷図)中村有朋(福利厚生部)八里正(中央図)山本耿(社教部)〔※()内は最終職場の略称〕
事務局担当
伊藤章子 鵜澤良江 加藤秀夫 金田房江 酒匂一雄 佐藤亀雄 遠山威
☆ 「日の丸・君が代」問題でわたしも一言
○日本の教育が、軍国化へすすむ危険を傍観視できません。石原都政に腹が立ちます。(O)
○二〇〇六年九月二一日の東京地裁判決が一日も早く東京高裁でも受け入れられ、当然のこととして自由に自己の意思表現のできる教育の場が来ることを願う。(K)
○弱者を切り措てる石原都政の本質は、「日の丸・君が代」の強制にも象徴される。唯々諾々で"右へならえ"する都庁・教育庁幹部の役人根性も情けない限りです。(K)
○今の世相は、昭和二年頃のようだとの記事を見ました。それから、おかしくなり戦争に向って行ったわけで、国民は今の世情をしっかり見守っていかなければと思います。(O)
○校長、副校長、教頭、主幹、主任の上下階層化制度は、現場の破壊につながるものだ。(N)
○都教委の日の丸・君が代強制には、本当に怒りをもちます。最後まで頑張って下さい。(N)
○官製版や画一的(一方的な押し付け)な日の丸・君が代を止めて、子供たちのためになる独創的な入学式・卒業式になるように勝利を勝ぢ取るまで頑張って下さい。(K)
○継続すること、あきらめないことが、今問われていますね。(S)
○「職員会繊の挙手・採決禁止は言論統制だ」「教育が民主的でなければ生徒も国家も民主的になれない」と主張されていた都立三鷹高校長が定年退職され、そのとき教え子からもらったという卒業証書が感動的だった。「右は教育委員会の弾圧にも負けず本校所定の課程を修了したことを証する。58期卒業生一同」(5月9日朝日)(K)
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